第120呟【電池式噴霧器のギヤポンプ】(2021年8月31日:公開)
第120呟【電池式噴霧器のギヤポンプ】(2021年8月31日:公開)
ここ1か月ほどのこと、ホームセンターに通って電池式の噴霧器を物色中。大好物なギヤポンプが使われてるのを知ったからで、そうなるともうダメ。狂ったように買い集めるという始末で、もう訳が判らないよ。
とりあえずこれまでの戦果を晒しとく。
ところでギヤポンプとは何ぞ?状態のヒト向けに説教しとくと、流体の移動手段にギヤを利用したもの、と言うことかにゃ。他にの手段としてはシリンダーやベローズ、ダイヤフラム式とか色々ある中で、当方が愛して止まないタイプは「ギヤ」そのものを使った方式なのであります。
下の写真には白いギヤがちらちら写っていますけど、それの事じゃないんです。白いギヤはギヤポンプを駆動する為のもので、ただトルクを上げるため減速段が組んであるだけ。んじゃあポンプはどこぞ?というと、ベージュ色のハウジングの中に二つが噛み合って入っていて、実は写真では見えてませんの。
KOSHIN製(工進製)噴霧器なんだけどガーデンマスターのGT-Sシリーズの中に入っているのがこれ。
上のGT-Sシリーズにはタンク容積別で2L、3L、5L用とがラインナップされ、タンク容量が違うだけでギヤポンプは同じものを使ってたりする。名称はそれぞれGT-2S、GT-3S、GT-5S。
上のGT-HSシリーズにもタンク容量で3LのGT-3HSと、5LのGT-5HSとがあるけども、搭載されているギヤポンプは共通のパーツを使ってる。流石にハイパワーと謳っているだけあって駆動系に伝達効率の高いヘリカルギヤを惜しげもなく使っていたりして、思わずニヤニヤしちゃった。ギヤポンプ本体は入出口のあるベージュ色のパーツの中で見えてない。圧力を増すためにモーターを強力な7.2Vタイプにしてあるから駆動ギヤにもお金掛けているらしい。
上のは藤原産業製セフティー3シリーズに使われているギヤポンプで、一番小さいタンク1L用のSSD-1に入っていたヤツ。他に容量の大きなものもあって、そちらの方も同じ部品が使われているかどうかはまだ未確認。
今回入手したギヤポンプはいずれもメインのギヤポンプ部分を駆動するのにモーター軸ダイレクトでは無くて減速段を噛ましているからか、駆動音は結構うるさかったりする。でもメカ好きなら歯車の噛む音は嫌いじゃないよね! なんか吊り掛けモーターみたいな構成で舞い上がってしまうじゃない。
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