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2020年9月19日 (土曜日)

第118呟【減圧濾過、吸引瓶を割る】(2020年9月19日:公開)

第118呟【減圧濾過、吸引瓶を割る】(2020年9月19日:公開)

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 先々日の話。長らく放置されていためっき液が
沈殿を作ってしまい、そのままでは使えないので
濾過分離してから濃度を再調整して何とか出来た
までは良かった。後片付けで減圧濾過で使った
吸引瓶1L用の内側を洗っていた時のことでした。
先の折れ曲がった回転可能な特殊構造のブラシで
ごしごしやっていたら先端がガラスの薄いところを
突き破ってあっけなく割れてしまいました。

「ありゃ何で?、こんなにガラス薄いん?」

 吸引瓶は減圧する関係でガラスの肉厚が厚くて
頑丈に出来ていると思っていたから、まさか簡単に
こんなにあっけなく割れるとは。

 この耐圧ガラス瓶は実は外からの力には耐えられ
るように作ってあるけれど、内側からの力にはもの
すごく弱かったということ。そりゃそうだ。

 部屋の片隅に置いてあるガラス関係の廃棄物缶
にそのまま捨てると何か言われそうだったので、
粉々に砕いてからコッソリと捨てておいたけれど
ブフナーロートを支える口の部分と減圧ホースを
繋ぐ部分はガラスの厚みがハンパなく、簡単に
割れそうになかった。そこで誰かが先に割って
捨てていた3Lビーカーの破片の下に隠す様に
しておいたけれど、ガラスが透明だから丸見え。
何時か誰か気付くだろうか。これを読んでいる
人が会社にいないことを祈りつつ合掌。

 

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