振動モーターを転用した動力台車の製作No.1(2018/6/11:製作経過)
※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちら
錘を取り外した超小型な振動モーターをKATO製の集電台車へ組み込んでNゲージ用の動力台車にしてみようと思って。既に先人達が踏んできた道だけれども、その苦闘の跡を辿る旅。
秋月電子で仕入れたラバー(赤)に包まれている振動モーターから錘を取り外し、φ0.7mmなモーター軸へエコーモデル製の細密パイプ(外径φ1mm、内径φ0.7mm)を履かせ、KATO製ASSYパーツのモジュール0.3なウォームギヤを突っ込みます。
~2018年6月11日:製作経過~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いつものことですが、各パーツの正確な寸法を計測しておいてからドロー系ソフト上であれこれ動かし、実際に組み込み加工がやれるかどうかを確かめてから本計画をスタートしました。
線路上の左側にある台車はKATO製TR201カプラー長ビス止め(品番:11-030)で、これをベースに改造してモーターを2個も組み込んじゃってます。
ちょっとヘンテコに見えるのは、モーター径がφ4mmあってウォームギヤも同じφ4mmなので、7.5mmしかない車輪間へ2台を綺麗に並べて設置できないから少し斜めにして入れているという所でしょうか。
モーターの軸線と車輪の軸線とは直角で交わってませんが、丁度うまい具合にウォームとホイールとの噛み合わせが最適角度になっていたのは棚ボタでした。
右の写真は台車下から見たところで、モーターのウォームギヤと車輪のホイールギヤとの位置関係が良く判ると思います。
今回みたくモーターの取付け方を斜めにすれば、実車と同様な平行カルダン駆動も実現できそうですね!
※分解と改造は各人の判断で行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなきよう。
【こちらもご参考に】
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Bトレインショーティー改造報告No.3【2016/11/9完成:DD51からDB形入換機を作る】
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コメント
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長くご無沙汰しております。久しぶりのコメントを入れます。
動力台車に使われているモーターの小さいことに驚きです!
スマホの中に組み込まれる部品なら4mmというサイズは当然なのでしょうが…
斜めに取り付ける方法にも驚きです。
私の方は
この二週間ほどヤル気が全く出ずダラダラ過ごしています。とは言っても百均巡りは行っています。
5月末にはグリオナの新製品「アングルライト(電球色LED)」を参考のために入手して来ました。なかなか可愛いフォルムです。嵌め合いだけなので分解は簡単でした。
予想していた通り、磁石と半球状鉄板の組み合わせでした。そのままでは120度程度の可動域でしょうか。磁石を追加すれば180度に改造出来そうです。
これに刺激されて、キャンドゥでたまご型プラケースビッグを買って来ました。直径71mm、高さ98mmと大きいですが、内部に単三x2本入れてLEDを光らせれば常夜灯で玄関の飾りに使えそうです。
クロヤマネ子さんが「改造報告No.20」に取り付けた小型の焦電センサーを追加すれば、常夜灯へ照明機能追加も出来ます。
セリアのスマホ関連売り場には「クリップ式自撮りライト(9SMD、LR41x3個、明るさ三段階切替)」が有あったので買ってみました。
電源が貧弱なのは残念ですが、購入状態での電流値は[弱=30mA、中=60mA、強=90mA]でした。PIC12F系と思われるマイコンとFET(A2SHB)+抵抗器(1.0Ω)で制御されていました。回路的には1000mAでも制御出来る構造です。
市販品のようにマイクロUSB端子を追加し、一個当たり5円と安く購入したAMS1117-3.3で電圧を下げて供給すれば面白そうです。
[弱]スタートなので基板を他のライトの組み込みに使おうと5個追加購入しました。
更に、COB調光ライトというツマミ回して調光する角型ライトも初めて見たので買いました。500オームの可変抵抗器が入っているだけで面白みは有りませんでした。
投稿: mytoshi | 2018年6月13日 (水曜日) 午後 11時55分
こちらもここのところは大人しくしておりました。お久しぶりです、コメントありがうと御座います。
振動モーターを転用した動力台車はアイデアを見える形にしただけで、今のところ上手く走るかどうかは怪しいです。
グリーンオーナメントの新製品5月号記載の「アングルライト」は久々に食指が動きました。目にしたら手に入れたいと考えています。
同じく6月号に記載のある「明るいランチャーライト メタリック」は、ランチャー系列の最終形態と考えても良い出来栄えだと思います。6月下旬発売ですけど、結構売れそうな気がします。
100均店にはしばらく顔を出しておらず、サイクルフラッシュライトを買いに行ってからどんな商品が出てるかサッパリです。コンスタントに情報収集されている[mytoshi]さんの情報に感謝します。
投稿: クロヤマネ子 | 2018年6月14日 (木曜日) 午前 03時07分
記事と関係ないコメントで済みません。
セリアで購入した9SMDクリップ式自撮りライトの分解記事をようやく見つけました。
PIC12F系らしきマイコンやFETを判別できる写真が有ります。
http://i401gou.blog.fc2.com/?no=287
百均品はLR41x3個で電源貧弱なので、自撮りで使うのならUSB充電式で328円と安い下記の方が良いかも。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07CG5H87B/ref=olp_product_details?_encoding=UTF8&me=
寸法は下記のAmazon品に近いです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B078S3LQ1F/ref=olp_product_details?_encoding=UTF8&me=
投稿: mytoshi | 2018年6月24日 (日曜日) 午後 02時27分
100均LEDライト情報ありがとうございます[mytoshi]さん。梅雨も明けないうちに猛暑日で如何お過ごしでしょうか。
9SMDでPIC系マイコン搭載とはゼイタクな仕様ですね、LR41×3個という電源では勿体ないと思いました。明るさをPWMで制御しているなら、パワーLEDを駆動した時にどれくらい実用になるか興味あります。
セリア系ショップへ立ち寄った時は是非とも手に取ってみようと思います。
投稿: クロヤマネ子 | 2018年6月25日 (月曜日) 午後 06時26分