記録ス、二〇一八〇二〇六(2/9:UVレジン比較追記あり)。
最終更新は2018年2月9日です。記事の最後へ追記してます。
先日2/5に引き続き訪れた秋葉原。今日2/6は発売日なので聴きたいCDを買いに行くのと、先日から興味を持った紫外線硬化樹脂UVレジンを硬化させる効率の良い紫外線LEDを求めに。
a) ソフマップ1号館3F、『花澤香菜』のニューシングルと、『メルヘン・メドヘン』のED曲を買う。
後者は「rionos」の作編曲で大好物だから絶対買う。
b) 千石電商3F、ちょっとお高い紫外線LEDを二種類ゲット。
一つ目は京セミ製の高信頼性気密封止型で波長363~370nmなもの、一個¥550。
二つ目はノーブランドな1WハイパワーLEDで波長370~375nmなもの、一個¥470。
このなかで、日亜品は先日に照射テストで焼損しており評価できなくなりました。
外観見た目ソックリな1Wハイパワー紫外線LED。チップ表面のワイヤーボンディング方向が
90度異なるので簡単に区別できます。
左は先日に秋月電子通商で買ったオプトサプライ製で¥400、波長400~410nm。
右は千石電商で買ったノーブランド品で¥470、波長370~375nm。
c) aitendo3F、良く出回っている6mm角のタクトスイッチじゃなくて、それを一回り小型化した
4.5mm角のタイプを20個購入、¥216(税込)。これはそのまま使うんではなく、ボタンヘッド
のみ取り出して別な超薄型タクトスイッチと組み合わせて使う予定。
d) キャンドゥ上野御徒町店、UVレジンを探してみたけれど見つからず。
e) ご近所のキャンドゥ店、ここには置いてあったので買っておく。チューブ5g入り
f) ご近所のセリア店、ここにも見つけたから買っておく。プラ容器4g入り。
g) ご近所のミーツ店、セリア品と似てるけど微妙に違うので買っておく。プラ容器4g入り。
h) 上野ABABダイソー7F、先日買ったものです。チューブ5g入り。
i) 今回は併せて4種類ゲットできたので、それぞれ性能比較してみようと思います。
j) ちなみに、これはちょびっとだけテストしてみたもの。指先に少量載せてから紫外線LEDを
照射したら数十秒で固まってビックリ。瞬間接着剤に硬化剤を使った時みたく、硬化時に
発熱があるのを指先に感じたけど、同じシアノアクリレート系の重合反応だからそういうこと
でしょう。ベタつかないのを確認してペリっと引き剥がしてみたら、何ともクッキリキレイに
指紋が採れているじゃないの。これを鋳型にして人肌ゲルで擬似指を作ったら、指紋認証
で反応するのだろうか。
~2018年2月9日:追記(各種UVレジン硬化速度比較速報)~~~~~~
正確に数値化した訳ではありませんので速報ということで。ダイソー、キャンドゥ、セリア、ミーツで各々手に入れたUVレジンの硬化速度について記載しときます。
硬化時間の確認方法は、人差し指の先にちょこっと載せたUVレジンを親指との間でネチネチさせつつそのすぐ横1cmの距離から照射し、固まって粘り気が無くなるまでの時間で判断しました。
硬化時間に関して考察すると、照射する紫外線の波長は短いに越したことはないけれど、最も波長の短い京セラ製は放射強度が低く、照射距離を極端に短くしなければ全体的に当たらずムラになってしまった。よって単純比較できず、表への記載を見合わせた。
対して波長は長目だけれど放射強度の高いハイパワー1W品だと、照射距離が離れていても全体に行き渡ってムラなく固まってくれるので都合が良い。
¥500程度の調達コストを掛けるならば、波長よりも放射強度を優先したほうが良いと考える。その点においては千石電商で入手できるノーブランド品は波長も短いし、放射強度もソコソコ強いのでオススメと言える。
※購入は各人の判断にて行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなきよう。
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コメント
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硬化速度の一覧表感謝します。
「ふ~む、なるほど!」という感じです。
波長とエネルギーの違いはやはり硬化速度に大きく効くわけですね。波長が若干長くてもエネルギーが大きければそれなりに効果が早い…。400と370は近いからある程度出ているということですか。
私が手を出したくなった時にはとても役立つ情報です。
べたつきが残ったり、なかなか固まらない商品は私としては除外です。
ミーツ品の「蛍光を放つ」のが遊びで用いるには面白そうです。
紫外線LEDを取り扱う際には、直接光がじかに目に入らないように気を付けないと目の細胞が瞬時に破壊されそうで怖いです。
私の方は、
丸七製LEDクリップライトMCK-01の回路を追いかけようとした時に配線パターンがとても分かりにくかったので、コンパクトで手軽に使える「導通チェッカー」を検討中です。
圧電スピーカーを使える発振回路が見つかったからLR44x1個使って超コンパクト版を作れそうです。改造報告No.17、マコト製2WAY LEDキーホルダーの白い部分のみへ組み込めそうです。測定端子の小型化をどうするかは未確定です。
「弛張発振回路の実験」http://bbradio.sakura.ne.jp/relax/relax.html の第4図参照。
R1とトランジスタのベース間を切って測定端子にしますから電源スイッチ無しです。お風呂水位計や雨降り報知機などと同じ方式ですね。
電源電圧1.5Vそのままかかりますが、感度調整に使うR1経由なので10~数十μA流れる程度なら測定先の回路を壊すことはないでしょう。
投稿: mytoshi | 2018年2月 9日 (金曜日) 午前 09時12分
世の中では紫外線波長375nmのφ5mm砲弾形な日亜製を多用している様です。
同じ入手コスト掛けるなら断然1WハイパワーLEDを買った方がお値打ちだと考える理由は、電圧掛けずに100mA以下の電流で駆動しても放射強度が十分確保できるからです。
先日の硬化時間テストで紫外線を浴びたからか、今朝になって眼精疲労がキツイです。あの程度の紫外線でも害は大きいと身をもって知りましたから、以後テストを続ける際には何とか対策せねばなりません。
丸七製LEDクリップライトMCK-01はまだ見たことありません。検索しても写真が数枚出てくるだけで全く想像がつきません。
グリーンオーナメント新製品情報2月号にサイクルフラッシュライトPOWER UPという製品が出ています。以前に出ていた5LEDタイプを1LEDでコリメーター化したものの様に見えますが、2月下旬発売なので詳細不明です。
投稿: クロヤマネ子 | 2018年2月10日 (土曜日) 午前 06時07分
他のWEBで良いと云うseriaの「きらきらシークレットペン」(紫外線LED)で試しましたが 全く固まりませんでした。
只、爬虫類用の紫外線ランプを試すと数秒で効果有。
ダイソーのUVレジン、ランプは蛍光管型ですが pogona clubの powerUVB 30w
これはあっという間に固まりました。
投稿: momo1116 | 2020年3月27日 (金曜日) 午前 10時51分
[momo1116]さん、コメントありがとうございます! それと情報もありがとうございます。
最近はめっきりUVレジンコーナーを見ていないので情報に疎くて申し訳ありませんが、UVレジンを固めるのに最適な紫外線の条件に合っていないのかもしれません。主に波長と放射強度が決め手のようで、100均で買える程度のコストで波長の短い強力な紫外線を照射できるLEDは手に入りません。波長が長め(例えば400nm前後)の紫に近い波長のLEDは相対的に照射強度の高いものが安く手に入るので、そういうのでも良いかなと思っています。
波長の短い(365nm)ものは強力な様に思いますが、相対的に照射強度が落ちてしまうので痛しかゆしです。爬虫類用の紫外線ランプは波長が短いうえに照射強度も高いので良く固まるのかもしれません。LEDよりも蛍光管を使ったタイプの方がコストも、効率も良い様に思います。
...久しぶりなので解説厨のクセが出てしまいました!
更新がめっきり滞っている【ヤマネ製作所な日々】ですが、今後とも宜しくごひいき下さい。
投稿: クロヤマネ子 | 2020年3月27日 (金曜日) 午後 12時39分