第89呟【リチウムイオン電池パックを分解する⑭】
旧製品より寸法が大きくなったフリスク120のケースに入れる角型リチウムイオン電池探しをやっています。今回の対象はソフトバンク[TSBBS1]、docomo[ATS29015]、au[TSI01UAA]の3種類で何れも3.7V1000mAh、3450形(3.4cm×5.0cm)、製造元が東芝製のものです。
ソフトバンク[TSBBS1] docomo[ATS29015] au[TSI01UAA]
何れも東芝製のリチウムイオン電池で性能は同じですけれど、発売元のソフトバンク、docomo、au向けにそれぞれパッケージの印刷を変えています。
それぞれの電池パックをバラして単セルを取り出してみたところ。マイナス端子やレーザーシール方法、防爆弁の構造もさることながら使っている過充放電防止モジュールまで同じです。これなら発売元が違っていても、使っている単セルが同じなため素直に並列接続しても問題無さそうで助かります。
ちなみに単セルの寸法を計測してみたら、幅33.7mm、長さ49mmなのは良かったんですけれど厚みが予想外で4.5mmありました。これだと2枚重ねて9mmとなりフリスク120へは本当にギリギリで、並列接続した単セルがバラけないように巻くテープの厚みをも考慮しなければならないほどの厳しさです。フリスクLEDライトNo.3で使った単セルは厚みが4.2mmだったのでそういう規格なのだろうと考えていたから今回はうっかり油断してしまいました。
※分解と改造は各人の判断にて行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなく。
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