モバイルバッテリーLEDライトの製造報告No.1【1/6:ひとまずこれで完成版ですか??】
以前、第73呟【モバイルバッテリーキット K-RBK1C1U-NS のこと】でお目見えした筒形アルミケースがLEDライトへ転生しました。
チノ「デジカメのバッテリーが切れてしまったのです、このモバイルバッテリーを使って充電しておきましょう。」
チノ「これ、よく見たらモバイルバッテリーじゃありませんよ、何かレンズが付いてるみたい・・・・・
ええっと、ライトっぽいですね。またココアさんの仕業ですか??」
ココア「ええ!何にもしてないよ~、チノちゃん!!ひどいなぁ、それ濡れ衣だよ~」
リゼ「なんだと!それLEDライトなのか!!ぶわっ眩し!!!ほんとだ、銃にも取り付けれそうな大きさだな、
よし夜戦だ!夜戦の準備をしろココア!!」
デコボコやツマミなど飛び出し部分のないシンプルでスッキリとした外観なスリムLEDライトの自作品が完成。落ち着いた深みのある黒アルマイトに銀帯を纏っていて何とも渋い仕上がりだこと。
元々のモバイルバッテリーと外観は瓜二つ、でも大口を開けているUSB端子の代わりにコリメーターレンズが嵌っているので何とかLEDライトと判るかな。なお改造品のUSB5V出力機能はコリメーターに場所を譲っているので存在しません。
チノ「こ、こんなところにしっぽがありますよ!! ま、まるくてかわいいです。」
LEDライトの方にはお尻に小さなシッポが生えてます! 飛び出しが低く埋もれていて指の腹で押しても簡単にはスイッチが入らず、爪先を酷使しなければON/OFF出来ません。鞄に入れていて勝手にスイッチが入るのを避けれるかも。
白色パワーLEDにはCREEチップXM-L2U21Aを用い、その専用コリメーターと組み合わせて仕込んでいます。半値角は15度で割と狭角なスポット光を提供の予定ですが・・・。
LED駆動回路はHIGH/LOWの2段階切り替え式にしたので、これはLOWモードの照射パターン。1m先の照射径が40cmならそれ程のスポットという訳でもなくて使い易いかな。
こちらはHIGHモード照射パターン。LOWモード時よりもスポットが強くなって可成り明るいし。しかも1m先のスポット光中心部で2400LUXも出てるっぽい!
照射径、照度値、光束値とLED駆動電流との関係をまとめておいたので参考に。
~ここから先は中身のお話~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上記カットは実際に組み込んだ状態の断面模式図。この筒、元々はUSBモバイルバッテリ―なので当然ながら18650形リチウムイオン電池が丸々一本ピッタリ入る大きさ。USB端子と5V出力用昇圧基板の入っていたスペースを利用し、コリメーター、LED、駆動回路、スイッチを組み込むことになる。でもほんとギリギリっぽい。
セルは昨年末に大量入手したPanasonic製CGR18650EAで3.7V2600mAhなシロモノ。これの詳細については第75呟【リチウムイオン電池パックを分解する⑥】に載せておいたので必要なら参照のこと。なお高容量3400mAhタイプのNCR18650Bも在庫してるけれど、手持ちが少ないので今回は使用を見送った。
筒の外径はφ21.8mm、内径はφ19.6mmで、組み込みに予定していたXM-L2専用コリメーターの白いハウジングを外せば無加工で入ることを確認できたのは嬉しい誤算だった。これで何かと厄介なレンズ加工作業が省略できて大助かりだもの。
コリメーターとLEDアルミ放熱板とのクリアランスを維持するために使ったパーツの出所がこれ。愛用している瞬間硬化スプレーの”とある部品”を外径計測してみたら求めている数値にピッタリ。これで一気に製作が早まったのは言うまでもあるまい。
LEDはコリメーターに合わせてCREEチップXM-L2U21A放熱板付きを採用するので、サイズがφ20mm以上ある放熱板の縁を数ミリ削るだけで筒の内径へ押し込むことが可能だったのも幸い。あとはコリメーターとの間隙をどう維持するかが問題だったけれども、このパーツを加工して使ったらアッサリ解決してしまいました!
駆動回路はAMC7135を3個使って350mAと700mAhの定電流ドライブ切り替え式とし、セルからLEDまでのパワーラインを直結にしてVDD端子をON/OFFする方式が無難かな。これなら接点容量の小さなスイッチでも焼けることなく長持ちするし。
AMC7135のドライブ数を切り替えるためのスイッチ。こんな小さいのに何と8ポジション1回路6接点なプッシュ式ロータリースイッチなんです! 折角6接点もあるけれど切り替えに使うのはLOW、HIGHの2接点あればいい。でもなぜ6接点で8ポジションもあるかというと、その内の2ポジションは何処ともつながらないオープン状態、つまり以下みたいな動作をする。
オープン状態→ワンプッシュ→①ON(LOWに利用)
→ワンプッシュ→②ON(OFFに利用)
→ワンプッシュ→③ON(HIGHに利用)
→ワンプッシュ→オープン状態(OFFに利用)
→ワンプッシュ→④ON(LOWに利用)
→ワンプッシュ→⑤ON(OFFに利用)
→ワンプッシュ→⑥ON(HIGHに利用)
→ワンプッシュ→オープン状態(OFFに利用)
→ワンプッシュ→①ON~以下繰り返し
このAMC7135の使い方、9LEDフラットライトやポータブル5LEDライト、カラフル2WAYハイパワーライトで接点容量の小さな超小型スライドスイッチを使っていて既に実証済み、勿論ちゃんと支障なく今でも使えてる。
そしてこのパーツ、案外重要。筒内にパワーライン用の太いケーブルを通す余裕はないから、薄くても電流密度の取れるニッケル帯材をセルに沿わせる形で導入。銅箔テープがあればそれを使ったんだけど持ってなかったので。
チノ「ティッピー・・・どこに行ったかと思ったら、こんなところに。それとこれはお仲間さんですか??」
※手前のシロモノの正体は→ウニ殻へのめっき処理試作
※ラビットハウス・ティッピーからのお知らせ
※分解と改造は各人の意思でな。それによって生じる責任を負うことも忘れちゃいかんぞ。
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改造報告No.22-3_100均ランチャーライトV9の輝度アップ改造(AMC7135、LP-AWME54F1A)
改造報告No.22-4_100均ランチャーライトV9の輝度アップ改造(AMC7135、OSW47L5111Y)
改造報告No.23____100均LEDミニタッチライトの輝度アップ改造(NJW4616、オプトサプライ製ブルーLED搭載)
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【LEDライトの製造・改造、比較で気になる情報】
LEDライト改造で知りたい情報__ →CL0117、CL0118B、CX2601に[SBD+C]追加して最適化検証
LEDライト改造で知りたい照度比較__→100均ライト改造品および未改造品の照度測定比較
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コメント
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いよいよ装填開始ですね!
掲載の構造を見ているとライト用途には無駄が無いとても良いケースです。
18650電池用に作られた筒なので当然でしょうか。
> ほんの数ミリ削るだけで筒の内径へ押し込めそう。
内径φ19.6mmなら1mm弱削るだけで十分入ります。ぴったりのコリメータが羨ましいです。
> AMC7135を一つ使って350mA定電流ドライブとし、
クロヤマネ子さんにしては随分控えめですねぇ。
てっきり二個使いで明るいライトだと思っていましたが。しかし、二個だと筒へ放熱させても相当熱くなります。一個にも切替出来ると最高です。
私が検討中の単三x1本ライトの筒(φ20mmx長さ95mm)へ14500電池とAMC7135x2個入れて最大300ルーメン(85℃時)。16mm放熱板付きXM-L2には銅製ヒートシンク追加、調光回路は100%、50%、25%の18650ライトから取り出した基板の周囲を削って電流制限抵抗の代わりにAMC7135入れる。コリメータはOPTの15°で我慢です。実物合わせまでは済んでいますが、基板の加工はまだです。
投稿: mytoshi | 2016年1月 4日 (月曜日) 午前 10時32分
>随分控えめですね・・・・・
[mytoshi]さんには手の内が見透かされている様で時折ビクッとなります。まだ記載はしていませんけれど、密かに計画の裏側ではパラ接続の700mAドライブとシングル接続の350mAドライブとをプッシュ式ロータリースイッチで切り替えることの出来る仕様を着々と進めている所なんです。千石電商で手に入れた珍しいスイッチをやっと生かせる時が来たと思っているところです。
→https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-4J3K
なお、XM-L2専用コリメーターは半値角15度のものでエルパラ通販で買えます。当方は電車賃使って姉妹店アキバピカリ館で手に入れますけど。
→http://www.led-paradise.com/product/1362
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月 4日 (月曜日) 午後 12時12分
>ロータリースイッチで切り替える
> 千石電商で手に入れた珍しいスイッチ
やはり「裏」がありましたか!これでこそクロヤマネ子さん仕様です。
このスイッチは面白そうです。6接点の動作詳細を探そうとしたのですが下記仕様しか見つかりませんでした。
http://www.vimex.com/switches/pages/SWX-PSX-PS16C01-0-index.htm
> エルパラ通販で買えます
情報を感謝します。エルパラはLED高価で購入予定の物が当面無いのでついでがある時に考えます。
こちらも追加版検討中。
Amazonで購入した単三x1本ライトの一つとダイソーLEDズームライトのレンズを使って「ムーン配光式ライト」を遊びで作ってみようと検討開始しました。ズームさせて使用することは少ないので、使い易い照射範囲に固定で。
先ほどコメントした元ライトELPA DOP-EP201はヘッド、筒、テールスイッチの3分割で改造し易いのですが、Amazon品はヘッドと筒が一体でレンズと基板はヘッド側から入れるしかなくて自由度が無い。
ダイソーライトの20mm半球状レンズを17mmに削りLEDから5mm程度離れた位置で固定すれば手頃な照射範囲のライトになりそうです。
LEDその他の仕様は未定ですが、無理せず320mA駆動で14500電池+AMC7135にしようかな?
私が購入した時のAMC7135は320mA品だったのです。
投稿: mytoshi | 2016年1月 4日 (月曜日) 午後 01時44分
> 製造報告No.1【1/4:もう完成?!】
もう完成ですか?早過ぎます!
166ルーメン、316ルーメン切替は外で使うには手頃な明るさです。18650電池だから駆動時間は長いし、サイズがφ22mmx90mmならとてもコンパクトで文句無しです。
私が持っている一般的な18650ライトはφ23mmx115mm位です。お気に入りライトNeutron 2A V2(単三x1本の時ヘッドφ25、筒φ20mmx95mm)よりもコンパクトなのは凄い。
このケースを再度検索すると既に売り切れていました。
投稿: mytoshi | 2016年1月 4日 (月曜日) 午後 09時23分
(!_!)とにかく早く完成形を見たかったので他の計画を差し置いて優先的にやっつけました。
真っ暗な室内における照射テストでは、LOWモード時で改報No.16-3『BLT LED LIGHT改三式』とほぼ同等、あちらはLTC3490を使った昇圧340mA定電流駆動方式のXP-Gチップだからそんなものでしょうけど、スイッチがパワーラインをON/OFFするタイプなため接点焼けによるチラツキに悩まされ、使いたい時に接点回復のためグリグリしなければならず甚だ嫌になっていた所にこのライトが完成、持ち歩き用として即交代と相成りました。
真価を問うには真っ暗な夜道で点灯試験を行ってみるに限ります。対象物に当たった光の反射散乱する室内点灯試験だと過大評価になりがちなので、真っ暗な真夜中の真っ黒いアスファルトを照らしてみてどうかというところでしょうか。
> このケースを再度検索すると既に売り切れていました・・・・・
そうなんです、当方も通販ページ見てびっくり、再入荷してくれると嬉しいんですけど。直売店の店頭在庫もそんなに置いてなかったと思いますが、今度確認してきます。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月 5日 (火曜日) 午前 12時54分
素晴らしい内部構造公開をありがとうございます。
安定点灯とコンパクトを実現した「お手本ライト」完成ですね。
その内にこの記事中へいつもの可愛いお嬢さんたちが現れてブログとしても完成版に?
照射径40cmなら中近距離照射でとても使い易いと思います。S5Lライトはスポット15cmしかないので非常に使いにくいです。この記事で使われているコリメータに換えたいです。
又、2600mAh電池で、Lowモードで7時間も使えれば十分実用的です。3400mAh電池ならLowで10時間、Highでも5時間です。
> AMC7135を3個使って、、、、、セルからLEDまでのパワーラインを直結にしてVDD端子をON/OFFする方式
安定性を求める場合、制御線とパワーライン分離は必須ですね、非常に参考になります。私が検討中のライトも制御線を追加しようと思います。
又、ロータリースイッチの動作詳細図をありがとうございます。私も欲しくなりました。
この1回路6接点スイッチなら、SBD経由でAMC7135三個のVDDを制御すれば1、2、3個方式も可能ですね。
但し、1Aも流すと20mm放熱板だけでは無理で、ヒートシンク追加と筒への放熱必須ですけど。しっかり放熱しているS5Lライトでさえ10分でヘッド温度65℃になりますから。
別の駆動回路が入るスペースがある筐体なら微弱点灯モードも追加出来そうです。但し、ロータリーで6パターンだと切替の手間が大変です。そのような場合はやはりPIC制御が便利ですね。
投稿: mytoshi | 2016年1月 5日 (火曜日) 午後 02時31分
(!_!)モバイルバッテリーで検索していたら、今回の自作LEDライトにソックリな元ネタ?を見つけました。まったく知らずに作っていたんですけど、関連ありそうですか?
→ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00DYINF5W/favlife-22/ref=nosim
これを見ると、aitendoのモバイルバッテリーキットのほうが後から真似して作ったっぽいですね、だから元々LEDライトとしてのパーツが入る様な構造をしていたのかもしれません、なにせコリメーターとかスター形LEDとか大きさが相性良すぎでしたし。
この製品、LEDライト部分に加えて通常のモバイルバッテリーとしてのUSB端子や昇圧回路の分だけaitendoのものより長めになってます。なので自作品の方がより短いし使っているLEDや照度値では負けてないはず・・・・・。
(!_!)再びケンサク!ケンサク!してみると、そのものズバリな製品見つかりました。aitendoの仕入れ先は恐らくこの系統でしょう。amazonのモバイルバッテリー、スティックタイプで検索して見つけました。しかも送料無料で¥868、2600mAh新品リチウムイオン電池まで手に入りますし。
『ソーヤン Soyan超小型スティックタイプ モバイルバッテリー 2600mAh スマートフォン用 黒』
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月 5日 (火曜日) 午後 09時57分
> ソックリな元ネタ?を見つけました。
RAVPower社はこのような製品やソーラーセル製品で良く出てきます。
この製品は以前見たことがありますが「二兎追うものは・・・」と考えたのでスルーしました。
改めて検索すると、、、と書いたところで下記のコメントを読みました。
> そのものズバリな製品見つかりました
私も同じ製品を見つけていました。
似たような品で998円の「AFENDO 3000mAh SMART POWER BANK」も見つけました。φ22mmx93mm
http://www.amazon.co.jp/dp/B00M7TUGLK?psc=1
又は、999円で「ALLPOWERS 3400mAh モバイルバッテリー 超小型 」。買うなら3400mAh(本当か?)とおまけのUSB-LEDライトが手に入るこちらでしょうか。
余っているポイントで発注してみました。4色選べるので「シルバ-」を。「ブルー」の方が良かったかな?→急遽キャンセルして「ブルー」を注文しました。
ライト付きなら1500円で(111 x 24 x 24MM)
「TeckNet 【BLUETEK™スマート充電搭載】PowerPulse ミニ S1 3200mAhモバイルバッテリー SOS信号可能ライト付き」
ライト部は150ルーメンと書いてあります。
しかし、このようなオマケ「ライト付き」は使い勝手悪いので不要です。
投稿: mytoshi | 2016年1月 5日 (火曜日) 午後 10時53分
流石は[mytoshi]さん、情報量では到底敵いません。もしもaitendoで当該モバイルバッテリーキットが残ってなかったらamazonで購入すればいいですね、残り本数少ないですけど。もともとこんなに安い値段ということは、リチウムイオン電池込でこの値段だと、aitendoのキットで電池なし¥400は結構高い買い物の様な気がします。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月 6日 (水曜日) 午前 06時04分
> 【1/6:ひとまずこれで完成版ですか??】
可愛い娘ちゃんが出て来て「ほっこり」しています。
これですよ、これ!これこそ「ヤマネ製作所」的ブログです。
さて、
「ALLPOWERS 3400mAh モバイルバッテリー 超小型 」届きました。
なんと!注文してから12時間で到着。プライムではなく通常の注文でこの速さは凄い。
製品としての結論は、人柱でした。
改造不能で、「モバイルバッテリー」としてしか使えません。
当面はモバイルバッテリーの他に「SODIAL(R)黒いプラスチックのホワイトライトボタン、USB LEDランプ」(120円の時に購入)を差し込んでライトにして遊びます。
内蔵しているLi-ion充電池はLG製3400mAhと書いてあるので開腹して確認しようとしたのですがキャップがどうにも動きません。充電池を取り出せれば儲けものと考えていたのですが・・・
落胆に更に追い打ちをかけることに、「ブルー」を注文したので「USB-LEDライト」も画面表示通りの「ブルー」を期待したのですが残念なことに「黒」でした。ガッカリ。
このUSBライトは点灯時の電流は180mA、6灯なので30mA/個。しかし不透明白色プラ板(1.6mm厚)がかぶさっているのでとても暗い。プラ板を無理やり引き剥がすと明るくなりましたがベーク基板がブラブラしてしまう。
放熱用アルミ板との隙間が2mmもあり無意味です。アルミと思ったらただのアルミ風塗装のプラ板でした。LEDは2.8x3.3mmチップで良心的なことに各々に51Ωくっついています。
改造して遊ぶ気にもならないのでUSBライトはゴミ同然です。
単品なら110円~130円。「LEDライト 1.2W 6球SMD ミニサイズ360°フレキシブルタイプ」
投稿: mytoshi | 2016年1月 6日 (水曜日) 午前 11時45分
[mytoshi]さん、今回は残念なことでした。貴重な人柱情報に感謝致します。
付属のUSBライトというのは筒本体にLEDを搭載しているのではなくて、傍らに寄りそう毛の無くなった歯ブラシみたいなのがライトなんですね、てっきり洒落たUSBケーブルかと思ってました。
こちらは一週間ぶりに秋葉原へ足を踏み入たものの、いろいろ目を付けていた品が既に売り切れていて流石に動揺を隠せません。詳細は『まぁ、よしなに』カテゴリー内で報告です。なお、この記事で使ったaitendoモバイルバッテリーキットは店頭在庫も消えており、手に入れるためには再入荷を待つか、amazonで同等品を購入する他なさそうです。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月 6日 (水曜日) 午後 08時01分
懲りずに再び「人柱」です。
『ソーヤン Soyan超小型スティックタイプ モバイルバッテリー 2600mAh スマートフォン用』を注文してみました。黒いライトは沢山あるので爽やかさ狙いの「青」を注文しました。果たして「開腹」出来るでしょうか。明日には届くかな?
尚、先日購入した「ALLPOWERS 3400mAh モバイルバッテリー 超小型」の充電、放電実測結果が出たのでAmazonレビューを改訂しました。モバイルバッテリーとしては4個の青色LEDで状況確認が出来てなかなか良いです。
これにLEDライトを差して使うのは変換ロスが二倍になり無駄そのものでしたね。3.7Vを一度5Vに昇圧して、それをLEDライト側で3V付近まで落とすのですから・・・
投稿: mytoshi | 2016年1月 7日 (木曜日) 午後 12時04分
[人柱情報]への果敢な挑戦、恐れ入ります[mytoshi]さん。
『ソーヤン Soyan超小型スティックタイプ モバイルバッテリー 2600mAh スマートフォン用』
予想ではUSB端子とは反対側の筒底側がねじ込み式キャップになっているはずです、aitendoで売っていたものと同じ構造だとすると。セルは電池BOXに嵌め込んであるだけでハンダ付けはしてないでしょうから、メーカー型番の確認は容易かと考えます。いずれにしろ[mytoshi]さんの情報に期待です。amazonの在庫が、青タイプで6個だったものが5個に減っているのを確認しました、ということは発注は1本ですね。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月 7日 (木曜日) 午後 07時07分
『ソーヤン Soyan超小型スティックタイプ モバイルバッテリー』到着しました。
クロヤマネ子さんの予想通りキャップを外せました。
構造は第73呟【モバイルバッテリーキット K-RBK1C1U-NS】とは若干違っています。
筒の外径21.85mm、内径19.05mm、長さ91.8mm。ヘッド側もねじ込み式になっていますが、まだ外せません(外径21.5mm、内径18.7mm、長さ12mm位)。ヘッド側を外せればLEDライトの加工が楽になりそうです。
内部の部品も異なります。部品点数が多くてもっと古い設計のような気がします。
ICは「TP4213」です。 http://www.sz-hxdz.com/uploadfile/pdf/201505191046345817.pdf
基板サイズ17mmx22mm。リンク先の参考回路とほぼ同じ部品が使われています。
18650充電池(φ18.2mmx65mm)は基板と一体化されていてマイナス側からスポット溶接された幅2mmの板電極で基板に繋がっています。プラス側電極からも同様で基板にはチップ型フューズが付いています。ライト化するには電池からの電極をそのまま利用できます。
クロヤマネ子さんのように相応しい部品は持っていませんが、18650ライトに加工するととてもコンパクトなのでもう一本予備を購入予定です。(今月は初っ端から散財気味なので反省しきりです。)
話は変わりますが、
モバイルバッテリーとしては「cheero Power Plus 3」が性能及び信頼性で良いそうです。実力を測定して解析したページを失念しましたが、回路設計が優れていて、パナセル使用&「2直列を2並列」により効率良い等でダントツ一位で薦められていました。。
普段使いには小型の「cheero power plus 3 mini」でしょうか。
又、モバイルバッテリーがどのようなものか理解するのに下記サイトが勉強になりました。
「初めてのモバイルバッテリー選び方7つのポイント」
http://sony-xperia-zl2-sol25.blogspot.jp/2015/08/mobile-battery-erabikata-kaikata.html
投稿: mytoshi | 2016年1月 8日 (金曜日) 午後 05時22分
[mytoshi]さん、貴重な『人柱情報』を頂きまして甚だ恐縮です。
全く同じシロモノではなくて、特に筒の両端ともキャップねじ込み式になっているという構造には驚きました。それとセルの扱いが電池BOX式ではなくてスポット溶接とのことで、少しでも製造コスト下げるための工夫ということでしょうか。寸法も若干違っていて、soyanの内径は僅かに小さい?18650電池入れたらそれ以外で制御線を通す余裕無さそうです。
でも今現在、この形の最適アルミケースを手に入れるにはこの製品しかありませんので、あと黒2本+青5本になったamazon在庫量の動向を注視していきたいと思います。
モバイルバッテリーの容量表記については、当方も店頭で品定めしているときに首を傾げる事しきりでした。そもそも内蔵している3.7Vリチウムイオン電池の総容量なのか、それとも5Vで出力した時の放電容量なのか。パッケージ記載表示は前者なのですけど、使う側からしてみれば実際にスマホ等へ充電可能な後者表記のほうが正確な性能表示だと思いますが。
ただ、前者の表記だと使っている単セルの形式が読み取れるので、バラして使おうと思っている輩には有利?(4本入っていそうな大きさで10400mAhなら2600mAh単セル×4並列とか)
しかしながらややこしいものです、3.7Vから5Vに昇圧する時の電圧比単純計算74%から、2600mAh×74%≒2000mAhを期待することは出来ず、さらに昇圧変換効率を考慮すれば実効容量は表記容量の半分ちょっとになり兼ねません。そんな理屈を電気に弱い一般ユーザーが理解しているとは思えず、メーカー側のしたたかな〔騙し・誤解誘導テク〕を垣間見た感が否めません。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月 8日 (金曜日) 午後 07時40分
『ソーヤン Soyan超小型スティックタイプ モバイルバッテリー』の製品レビューを投稿しました。
申し訳ありませんが、クロヤマネ子さんの了解無しに、本記事のリンクを参考情報として紹介しました。
測定結果は、出力電圧5.1Vと高めですが負荷によって電圧変動が有り、充電量と放電量の比率が55%弱と低いです。やはり設計古そうです。
対して、ALLPOWER品は出力電圧4.9Vと低めですが電圧安定しています。充電放電の比率は64%とまずまずで、取説で変換効率が良いと説明しているだけのことはあります。
投稿: mytoshi | 2016年1月 9日 (土曜日) 午後 03時52分
二個目の「ソーヤン」が届きましたがキャップが固く閉まっていて開けられません!!!
無傷で開けるのは困難かも。筒の外径が21.68mmと細い。
改造用筒を安定して入手するのは難しそうです。
投稿: mytoshi | 2016年1月 9日 (土曜日) 午後 08時19分
度々情報すみません、[mytoshi]さん。
「ソーヤン」がそんなにバラツキあるとは想定していませんでした。密かに青の在庫が減っていたのは[mytoshi]さんの追加発注分だったのですね。後から気付いたのですが紫仕様のものが7点在庫あって、残り黒2、青4、紫7で13点となりました。
しかしながら、分解できない様にネジ込み部分を接着したのでしょうか、そうなると転用や改造が一段と難しくなってしまい・・・・・、ちょっと気分が落ち込みます、いや積極的に人柱情報を提供して下さった[mytoshi]さんのほうがキツイですね。
リンクの件はしばらくこのまま様子を見ます、おかしな投稿やスパムが入るようなら削除訂正を依頼するかも知れませんが、その時は宜しくお取り計らい下さい。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月 9日 (土曜日) 午後 09時38分
同じ製品で分解可と不可に出会ってしまったので、細身のライトを作りたくて「意地になって」分解可能な筐体探しをしています。
先ほど似た形状の安物(798円と799円)を各一本注文しました。届いたら分解可能かどうかご報告します。
(1) MOVEON モバイルバッテリー 2000mAh
(2) モバイルバッテリー POWER BANK 2600mAh
もし「ハズレ」でがっかりしたなら「製品を強制加熱」してネジの結合を弱めて?から、力一杯回してみます。
投稿: mytoshi | 2016年1月10日 (日曜日) 午後 03時54分
[mytoshi]さん、泥沼化してきましたね。
(1)の製品は目を付けていました。ただ容量が2000mAhと低めなのに価格が・・・。(2)は検索できてなくて初めて見ましたけど、これもソックリですね。しかも同じシリーズでセルを2本直列にした5200mAhを謳うロングタイプもあって中々に妖しいです。
願わくばaitendoが再入荷・再販してくれればいいんですけど。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月10日 (日曜日) 午後 06時34分
> 泥沼化してきましたね。
興味本位とはいえお金を掛け過ぎました。そろそろ泥沼から抜け出そうと思います。
分解出来たのは一個だけで、あまりにもライト用筐体入手効率が悪過ぎです。
本日(1)の製品が届きましたが分解できません。φ21.65mmと細目で、soyan二個目と印字以外の外観は一緒でサイズや動作の癖も同じです。製造元が同じ製品を数社で使いまわしているとしか思えません。
(2)の製品は販売者が直接発送するため二、三日後に付く予定ですが、もう期待しません。
後は何本も余ってしまった分解困難製品をどのように分解するかです。
下手をしてLi-ion充電池を破裂させないように気を付けなければ!
投稿: mytoshi | 2016年1月11日 (月曜日) 午後 03時39分
> 分解困難製品をどのように分解するか・・・・・
筒底のキャップがネジ式なのはかろうじて分解できた一本の存在により判明しているので、接着剤を塗ってからネジを締めたと考えるとこれを緩めるのは一筋縄ではいかないでしょう。
中身を取り出すには底を開口するか、USB端子側のオーバーハング部分を削るしかなさそうです。前者なら改造後に別な手段で底を塞ぐ加工が必要になるので難易度が高く、後者なら最後にコリメーターレンズを入れてから端を接着し化粧板かシールで隠す加工が要るでしょう。
いづれにしても少しばかり完成度が下がってしまいますけど救済は可能かと思います。当方のところにも結局は高い店頭値段で6個も買ってしまったカラフル2WAYハイパラーライトを物置で眠らすことなく使い切りたいと思って四苦八苦しているところです。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月11日 (月曜日) 午後 11時17分
> 接着剤を塗ってからネジを締めたと考えるとこれを緩めるのは一筋縄ではいかないでしょう。
「soyan製」ヘッド側を何とか分解出来ました! 他の製品を分解する目処も立ちました。
前コメント(1)の製品を強制切断して得られた状況から、ヘッド側をヘアードライヤーで1分温めて、滑り止め付き軍手でぐいっと回したところネジが緩みました。これでLEDライト作成が楽になります。
筒は内ネジと外ネジで二本延長可能な構造でした。5200mAh製品は筒延長品だと思います。電気回路を共有して使うために、もしかして充電池は電極で並列接続されているのかも。
さて、前述(1)製品の測定結果詳細報告を。
充電放電性能を測定してみると、充電量1686、及び1671mAh(5V)で、放電量は980mAh(5V)。内蔵Li-ionは1800mAh(3.7V)位と予想されます。以前のALLPOWER3400品の半分ほどの性能で使い道無し?
→ 使い道を探しました。以前「居酒屋ガレージ日記」のJH3DBOさんから無償で戴いた「手回し発電ラジオ」電源に使います。
スーパーキャパシタと交換して、各回路をLi-ionに合わせます。USB給電機能部はモバイルバッテリーの基板をそっくり利用し、充電用microUSBの穴を開けます。1800mAhのLi-ionでもラジオを鳴らすのには十分な性能です。内蔵1灯式LEDライト(完全改造してLP-AWME56F1化)も長時間使えます。
http://blog.zaq.ne.jp/igarage/article/4070/
http://blog.zaq.ne.jp/igarage/article/4069/
前述(1)の分解状況の報告です。
あまりにも貧弱な性能なのでパイプカッターPC22で「キャップ側筒切断」の荒業解体を行いました。もちろんゆっくり慎重に回し、内部部品は無傷で切断できました。外側にグリース状のベタベタするものが付いていましたが、内側にも付いていました。ネジ部にはしっかり塗られていました。これの粘着力で外れなくなっていたと思われます。切断口からヘッド側ネジ部を観察すると円周全面にべっとり付いています。ドライヤーで温める程度では回せませんでした。
先のsoyan製はたまたま付着量が少なくて開くことが出来たようです。
この知見により、他の製品もまずヘッド側を60℃以上に温めてグリース状物を軟化させてから回せば外すことが出来そうです。部品を取り外してからキャップ側を処理すればLi-ionにダメージを与えずに済みます。加熱治具は温調が出来るホットプレートなどが良さそう
投稿: mytoshi | 2016年1月13日 (水曜日) 午後 12時22分
一本分を犠牲にして得た知見を十二分に活用されている様で恐れ入りました、[mytoshi]さん!
筒両端のねじ込み式キャップ構造が最初から連結を視野に入れたものであるとの考察には驚きです。100均ライトの連結ネタがここで生かせるとは思いもしませんでした。ドライヤー加熱法はこの種のモバイルバッテリーを上手く分解するための高等テクになりそうです。
事の発端となったaitendoのアルミ筒形モバイルバッテリーキットですが、本日(1/13)の再入荷ラインナップに動きがありました。今回は黒が再入荷したほか、シルバーが新規に出た模様です。前者は黒アルマイト染色仕上げで、後者は半光沢サテン仕上げの白アルマイト処理品でしたので、早速お店に寄って入手してきたところです。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月13日 (水曜日) 午後 10時17分
> aitendoのアルミ筒形モバイルバッテリーキットですが、本日(1/13)の再入荷
再入荷して良かったですね。「記録ス」の記事も読ませていただきました。
私のように製品を分解するよりもキットのほうがベターです。製品はaitendo製よりも内径が少し小さいので不利です。最も、USB端子カバーを輪切りにしてLED支持具に使える利点はありますが。
> 一本分を犠牲にして
もったいないので犠牲にはしません。切断品もLEDライトに仕上げます。加熱してネジを外し後のメンテをやり易くします。切断部はアルミテープを巻いて補強します。粘着カラーアルミテープを安く入手出来ればよいのですが、安く仕上げるにはダイソーのアルミ箔テープでしょうか。
「アルミ製カラーテープ」 http://www.ishiimark.co.jp/haikan_tape.html
切断にパイプカッターを使ったのはダメージを最小限にするためです。切断ロスは0.5mm程度ですから許容できます。周辺の養生を怠ったため筒にはパイプカッターのローラー跡が付いてしまいましたけどアルミテープで誤魔化します。
投稿: mytoshi | 2016年1月14日 (木曜日) 午前 10時20分
朗報です!!!
本日到着した「モバイルバッテリー POWER BANK 2600mAh」(799円)は接着皆無でした。ヘッド側、キャップ側共に非常に簡単に開きました。外径は21.8mmです。
届いた製品がたまたま無接着だったのでなければ、8色揃うので改造素材としてなかなか期待できます。必要もないのにLEDライト用素材として各色買い揃えたくなりそうです。
出力電圧が安定していて製品としても良さそうなので、充電放電性能確認することにします。使われているICはこれまでの物と異なります。
画像検索するとchipown社のAP5900Bでした。基本性能が良さそうです。
基板は参考基板と同一でした。
http://www.chipown.com.cn/case.asp?id=24
http://www.chipown.com.cn/product.asp?id=216
投稿: mytoshi | 2016年1月14日 (木曜日) 午後 04時24分
[mytoshi]さん、情報有難うございます。予想外の良品に行き当たった様で良かったです。どんなLEDライトに仕上がるか楽しみ。こちらはしばらくaitendo品で製作を続けます。
頂いていたコメントは内容確認後にスパム指定を解除し記載しました。アドレスに中華系のドメインが入っているとスパム規制に引っ掛かりやすくなるみたいです。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月14日 (木曜日) 午後 08時13分
> どんなLEDライトに仕上がるか楽しみ。
分解出来た筒を利用してコンパクト18650ライト作成計画中。
電流制限は調光基板のFETと直結している抵抗で済ませます(AMC7135を入れるスペースが厳しい)。(1)のライト以外は各種測定終了後に手掛ける予定。パワーラインは充電池直結、テールスイッチは調光ICのVDD用で百均ランチャーライト品と同等の物を使う。
(1) XM-L2(U21A)19mm放熱板+純銅ヒートシンク(1A駆動)、リフレクタ(REF-41短縮品)、S5Lの調光基板(100%, 50%, 25%)
(2) XP-G(R4)19mm放熱板+純銅ヒートシンク(0.7A駆動)、凸レンズで照射径100cm@1mの均一光化(ダイソーLEDズームライトから削り出す)、auのC8もどき調光基板(100%, 20%)
(3) 30円/個の19mm放熱板付き3WニュートラルホワイトLED+純銅ヒートシンク(0.7A駆動)、OPTレンズ、auのC8もどき調光基板(100%, 20%)
入手五本目「モバイルバッテリー POWER BANK 2600mAh」(799円)の特性を確認しました。
平均充電量2220mAh(5V)、放電量1350mAh(5V)、比率60.8%。
soyanの55%よりは良いが、ALLPOWER3400(分解断念)の64%には負けている。
新しいICを使っている製品は変換効率が優秀で、少ない充電量で多くの電力を供給出来ている。ALLPOWER3400は1950mAh(5V)供給出来て、普段携帯する緊急用としては優秀である。
今後の予定。
分解出来る4本のモバイルバッテリーに入っている18650充電池単独での特性を確認する。
充電可能容量は「Soshine H2-V2」を使用。
大電流放電時の電圧降下特性は「アクト電子製 電池電圧チェッカー」を使用。
一番特性が良い充電池は、上記(1)のライトに入れるか、「PowerBank 2600」の基板と組み合わせて予備のモバイルバッテリー化する?
余った基板は「カラフル2WAYハイパワーライト」改造品(18650一本で済ませる予定)のテール部へ入れて「充電及びUSB電源供給」可能とする。
投稿: mytoshi | 2016年1月15日 (金曜日) 午後 02時00分
魅力的な[mytoshi]さんの計画ですが、当方所有のaitendo筒では短すぎて純銅ヒートシンクが使えそうになく、また気付かないうちにAMC7135の手持ち在庫がゼロになっていて、これ以上の製作はしばらく諦めざるを得ません。
AMC7135の内部回路を真似して個別部品で定電流駆動回路を何とかするか、エルパラ通販に頼る必要がありそうです。筒ばっかり抱えてしまって肝心のドライバー不足でどうにもならないとは・・・。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月15日 (金曜日) 午後 10時59分
緊急値上げ?『ソーヤン Soyan超小型スティックタイプ モバイルバッテリー』
[mytoshi]さんが製品レヴューを書き込んで以降に値段上げた様です。情報が入ると心理的に購買意欲を高める効果があるからなのでしょうか。でも以前の値段なら買っていたかも知れませんけど、ここまで上がっているならもう買わないです。
前にもこんなことがあったような気がします・・・、[mytoshi]さん影響力ありすぎです。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月17日 (日曜日) 午前 02時23分
> 緊急値上げ?『ソーヤン
本当だ!988円、一気に120円(14%)も値上げ。
分解できる可能性半々で、充電池容量2600mAh(3.7V)と少なく、入力出力変換効率55%と低いのでこれでは買う気になりません。
「筐体」として買うなら
お勧めは799円で買える「POWER BANK 2600mAh 大容量 モバイルバッテリー」ですね。8色揃い、接着剤無使用で、ヘッド側テール側共に簡単に分解出来ました。ICの効率も良好で、入力出力変換効率61%です。まだレビュー書いていませんが、投稿控える方が良い?
「モバイルバッテリー」として使うなら
999円「ALLPOWERS 3400mAh モバイルバッテリー 超小型」(おまけLEDライト付き)の方が良い。入力出力変換効率64%と高くて性能良好、出力容量はソーヤンよりも三割増えて優秀です。詳細レビュー投稿しましたが価格据え置きです。
最も「バッテリー用途」なら一番安心なのは、少し値段は上がりますが、国産設計でpana製18650使用の「cheero Power Plus 3 stick 3350mAh」1380円や「cheero Power Plus 3 mini 6700mAh」1980円でしょうか。
> 前にもこんなことがあったような気がします・・・
クロヤマネ子さんのURL併記が大きな影響を与えたと感じています。「完成品の写真」はインパクト大きいですから。
投稿: mytoshi | 2016年1月17日 (日曜日) 午後 12時48分
> URL併記が大きな影響を与えた・・・・・
恐らくそれは無いと思います、アクセス解析において当該ページの閲覧数が上がっている訳ではないので。[mytoshi]さんの様な詳細データを具体的数値で示している評価というのは下手に真似できない分、信憑性が高いですから。
もう十分に使えるLEDライトを作ったつもりですけど、先日ご近所のミーツで1年ぶりに3LEDパワーライトをみつけて思わず在庫確保してしまいました。単3形1本使用LEDライトは[BLT LED LIGHT]で完結したかと思ったのですが悪い癖が出ました。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月18日 (月曜日) 午前 12時43分
クロヤマネ子さんにおいては「鉄道模型関連」検討が順調に進んでいることと思います。
私は相変わらずAmazonで「安物ライト」をチェックしては気になるものを買っています。
最近とても気に入っているライトがあります。点灯時「ホワッ」と点くのがお気に入りです。
ここの記事のモバイルバッテリーライトを二回り太くしたサイズですが、実測で2600mAhの18650充電池(生セル)付き、USB充電機能有りで、電池残量10%で赤色点滅してくれるので充電タイミングを逃すことがありません。
明るさ平均は200、100、50ルーメンですが、電流制限抵抗を調整することで400、200、100ルーメンに簡単に改造できそうです。
ご参考までに商品名は「DreamSky 懐中電灯 led 防水 usb充電 5モード調光 小型 ハンディ ライト」です。
投稿: mytoshi | 2016年12月10日 (土曜日) 午後 04時08分
> 「鉄道模型関連」検討が順調に進んで・・・・・
(’-’)ゝそういう訳でもないですが、相変わらずLEDライト改造のほうはアイデア不足で停滞してます。先日、部屋の角っこにある段ボールを開けてみたら、6年前までお盛んだった鉄道模型改造の遺産が大量出土、パーツ類の在庫が一気に増えて慌てております。今後、LEDライト改造関連のパーツが段ボールの箱の底に詰め込まれ部屋の角に追いやられて何年かして発掘される、というようなことが起こるんでしょう、きっと。
> 最近とても気に入っているライト・・・・・
高輝度化改造および調光は勿論ですが、もう一段進んだ改造を狙うとしたら[mytoshi]さんお気に入りの機能がとても参考になります。「ホワっ」と明るくなるスロースターター、USB端子充電機能、電池残量表示等、やることはまだまだありそうですね。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年12月10日 (土曜日) 午後 08時07分