カラフル2WAYハイパワーライトの改造報告No.1【1/10:さらに完成版へ仕様追加】
100均店では扱ってないちょっと高めのLEDライト【カラフル2WAYハイパワーライト】を高輝度改造する計画が発動。秋葉原のお店を彷徨って¥500弱で手に入れた品で、7灯式のリフレクターが美しく、防災用懐中電灯の様な外観が懐かしいLEDライト。なお、完成版以降の新仕様(1/10追記分)については最後に追記しておいたので参照のこと。
あおい「ねぇちょっと見て見て、ひなた!! この懐中電灯なら山でも使えそうだよ」
ひなた「なにそれ大丈夫?改造品?? あおいも変なモノ選ぶと命取りだよ~」
ここな「明るそうですね! これなら巣穴に隠れたモモンガさん見つかるかもです!」
from:『ヤマノススメ』
参考:100均ライト改造報告No.26【ダイソー製LEDヘッドライト改】
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どうにかやっと手に入れた【カラフル2WAYハイパワーライト】。数年前、実家へ帰省した時に置いてあったのを見て以来ずっと探してたもので、秋葉原の店先にこれを見つけた時は正気を失いかけた・・・というのはちょっと言い過ぎかな。
如何も単1電池を使っていそうな古の懐かしい防災用懐中電灯といった趣があって、なんとも郷愁をそそるのであった。
2WAYの名が示すのは腹に抱えている5灯式STANDライトを含めてのこと。フリップ構造になっていて、跳ね上げると電池BOXのフタが見える。元々はメインスイッチでON/OFFを切り替える仕様だけれど、ちょっと手を加えてフリップの開閉でスイッチングできるギミックを仕込んだ。
ひなた「いくらSTANDライトが使えそうだからって、テントの中でビーズとか編み物とか一人遊び禁止だからね!!」
あおい「ひどいなぁもう、ひなたは! わたしだってそこまではもうしないよ・・・・・多分」
ひなた「せっかくアウトドアしてるのにインドア趣味って何それ!」
from:『ヤマノススメ』
で、これは高輝度改造後の照射テストパターン。リフレクターの集光性が強すぎるのかスポットになりやすい。照射径も1m先で30cmにしかならないため300ルーメンの光束値でも3500LUXの照度値を得ていて可成り明るい印象。これですよ、これこれ、こんな明るさを期待していたのですよ!!
TORCHライトとSTANDライトとにおける各種データをまとめておいたので参考になれば。ちなみに照射径のデータにおいて、TORCHライトはリフレクターによって集光しているから数値が出るけれど、STANDライトはφ4.8帽子型LEDを剥き出しで使っているから散光してしまって数値化不可能なので。
~ここから先は内側の世界~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
元々の7灯リフレクター式LEDユニットの様子。昇圧回路は搭載してなくて単純な電流制限抵抗式。
ガラエポ基板にはお馴染みのφ4.8mm帽子型LEDが乗ってる。5.1Ωの電流制限抵抗が二本あって、TORCHライト用7灯LEDとSTANDライト用5灯LEDにそれぞれ繋がってた。
これだけでも十分に部品的価値のある7灯式リフレクター。またもやロケットエンジンのノズルが7機並んでるように見えてテンション高まる!
正面から見たTORCHライトの7灯リフレクター式LED部分。最密充填配置の六角形がキラキラ輝いて眩しい。でも元々の仕様ではLEDの蛍光体がリフレクターへ映り込んでいる範囲が少ない。
ひとまずTORCHライト側のLEDを入れ替えて高輝度改造したもの。LP-AWME56F1Aに付け替えてみると黄色い蛍光体のリフレクターへの映り込みが真に綺麗なことが判る。これは可成り期待できそうな感じがする。
無論、STANDライト側のLEDもLP-AWME56F1Aに入れ替えておいた。しかしながらこの機体だけで1個¥50もするLEDを7+5=12灯使うことになろうとは・・・・・。合計¥600のLED代が掛かってる。
元々の電源は単3型を3本抱え込める電池BOXを装備してた。でも隙間だらけで可成り勿体ないぞ、もっとたくさん電池を突っ込めるはずだ!
乳白色筐体の電池BOXを取り外したところ。これは接着でもネジ止めでもなくて、ただツメで引っ掛けてあるだけなので簡単に取り外せるから改造する側としては誠に有り難い構造。これなら18650形リチウムイオン電池を丸々2本余裕で入れることが出来そう。
高輝度化におけるLED駆動回路はAMC7135による定電流駆動方式とし、LED基板裏側の空きランドパターンを利用して3個取り付けた。これはTORCHライト用7灯LEDに2個使って350mA×2並列=700mA駆動、STANDライト用5灯LEDには1個だけ使って350mA駆動とするため。
電源としての18650形リチウムイオン電池は、専用電池BOXを使って後日に容量の高いものへのグレードアップが容易な様にしておいた。Panasonic製CGR18650EAが大量に余っているから一先ず2600mAh×2並列=5200mAhで使ってみようと思う。なお長時間点灯を狙いたいのなら高容量なNCR18650Bに入れ替えることもすぐ出来るし。そのときは3400mA×2並列=6800mAhな大容量が期待出来そう。
それで先ほどの乳白色筐体電池BOXを取り除いた場所へ、この18650形電池BOXの2本分は写真の様にギリギリ入るのであった。まさにジャストフィット!!
元々のTORCHライトとSTANDライトの点灯を切り替えているのがこのスイッチ。単純なオルタネートスイッチかと思いきや、なんと4ポジション1回路2接点のプッシュ式ロータリースイッチ。100均ライトのランチャー9などでよく見るあのスイッチと同じ大きさで実現出来ているとは驚き。
この特殊仕様のロータリースイッチ構造を確かめるためにバラしてみると、なるほどこんな仕掛けだった。プッシュする度に真鍮色の接触子が絶妙な回転をしながら接点を切り替えている様子が伺える。
LED駆動回路にAMC7135を使ったことで電池からLEDまでのパワーラインを直結にしているから、このスイッチはVDD端子への電源入力を切り替えるだけで済む。結果、微弱な電流しか流れないので滅多に接触不良は起こさないだろう。
~新仕様追加の詳細(1/10追記分)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
STANDライトをON/OFFするにはTORCHライトと兼用のメインスイッチを使うけれど、切り替えが面倒なのでSTANDライトのフリップを起こすとスイッチが入って点灯し、フリップを閉じたら消灯するギミックを仕込むことに。具体的にはリードスイッチとマグネットとを利用した非接触スイッチを組み込むのだが、これにはちょっとしたテクニックを駆使した。
リードスイッチの動作を理解している人は判るかもだけど、一般的な安物はマグネットが近づいた時にONする仕組みだから、その反対で近づいたときOFFする様にしたければ別途反転論理回路を追加するか、切り替え型1C接点式リードスイッチ(ノーマルコンタクトとノーマルオープンを持つタイプ)を使えばいい。でも後者はべらぼうに高いし、安物の前者に反転論理回路を加えるのも面倒だから、ちょっと工夫してみたという訳。
上記写真では、リードスイッチの接点動作を制御するマグネットが二つある点に注目。一つ目はリードスイッチがON状態を維持できるギリギリの位置を探し出して接着固定しておき、二つ目はその反対側から近づいたとき一つ目のマグネット着磁によるON状態を消磁作用によって解除するためのもの。上手く磁力が打ち消し合う位置を見つけ出せれば、論理反転回路を用いなくてもマグネットが近づいたときにリードスイッチをOFFすることが出来るようになる!!
この工夫によって、STANDライトのスイッチングはメインスイッチに依存することなく単独でコントロール可能となる。つまりSTANDライトを使いたい時フリップを起こせば勝手に点灯し、フリップを閉じれば勝手に消えてくれるから、かなりユーザーフレンドリーな仕様と言えるだろう。
さらに追加な仕様として、STANDライトのON/OFFがメインスイッチから独立したことで空いた接点をTORCHライトの定電流値切り替えコントロールへ転用することにした。具体的にはロータリースイッチの2接点をそれぞれ350mA駆動と700mA駆動とに振り分けるのだが、AMC7135ドライブを単機駆動にしたり並列駆動にするためのVDD端子への通電切り替えにダイオードマトリクスを併用。これによって4ポジション2接点プッシュ式ロータリースイッチの動作は以下の様になって使い勝手が向上した。
OFF→ワンプッシュ→①ON(350mA駆動)
→ワンプッシュ→②OFF(オープン)
→ワンプッシュ→③ON(700mA駆動)
→ワンプッシュ→④OFF(オープン)
→ワンプッシュ→①ON~以下繰り返し
~おまけ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ひなた「こら~!おきろおきろ~!!いつまで寝てんのさっ!朝だよ朝!」
あおい「わ、判ったからもうライト消してよ~、眩しいよぉ・・・・・」
ここな「早くしないと、モモンガさんが巣穴に戻って見つけられなります!あおいさん起きてください!!」
from:『ヤマノススメ』
※かえでさんの忠告『ちゃんとした装備で臨むこと。山を侮るとヒドイ目に会うわよ。」
※分解と改造は各人の意思で。それによって生じる責任を負うこともお忘れなく。
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改造報告No.24___100均5LEDスタンドライトと電球型LEDライトとを合体融合(タッチセンサー搭載)
改造報告No.25___100均サイクルフラッシュライトの輝度アップ改造(OKL-T/3-W5N-C、CREEチップXP-G)
改造報告No.26___100均LEDヘッドライトの輝度アップ改造(CR123A、CREEチップXP-G)
第111呟__________100均タイマーライトのちょい改造(タイマー再始動用スイッチの追加)
【LEDライトの製造・改造、比較で気になる情報】
LEDライト改造で知りたい情報__ →CL0117、CL0118B、CX2601に[SBD+C]追加して最適化検証
LEDライト改造で知りたい照度比較__→100均ライト改造品および未改造品の照度測定比較
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形だけみると大きく見えるのに手のひらに載るミニサイズ懐中電灯。良いですねえ。
詳細な内部構造は初めて見ました。クロヤマネコさんの投資に感謝します。
> 7灯用リフレクター
価格から想像していたよりも綺麗です!
「改造報告No.10」の7灯ライトと「改造報告No.14」の4灯ライトを思い出しました。
送料1000円払っても購入したくなって来ました。5台なら一台当り約500円。
しかし、何色が来るか分からないという大きな不安要素が。又、そんなに購入して何に使うのか、という心の声も。でも、2千円ちょっとでしばらくは遊べそうだから良いのかも。
> なんと多接点のプッシュ式ロータリースイッチ
これと同じような機能のスイッチが付いたライトを秋葉原の路上で10年以上昔に購入しました。
下記リンクと全く同じ形状で黒色でした。ランタンは眩しくてしょうがなく、スイッチも直ぐに接触不良で、まだそのまま保存してあります。今なら分解して修理する技能が身につきました。
懐中電灯 3WAYハンディーライト
http://store.shopping.yahoo.co.jp/elight/27290-40.html?ccode=ofv&pos=3&model=
投稿: mytoshi | 2015年8月14日 (金曜日) 午後 02時26分
本日の秋葉原は夏コミ帰りの客でごった返しておりました。これが明日、明後日も続く模様です。なお【カラフル2WAYハイパワーライト】が置いてあった店舗は三月兎さんで、2号店と3号店で併せて計4台残ってます。
秋月電子が店舗改装で何も買えないから、代わりにジャンク屋さん通りを色々と巡ってきました。安値のLEDライトとジャンクバッテリーを探してうろつき回っていたところ、角型リチウムイオン電池を6個搭載しているバッテリーパックが¥200でデータなし保障無しジャンク扱いなのを見つけて試しに入手。早速分解して見たところ以下の様でした。パッケージにはNGとマジックで書き記してありますので、もしかしたらセルは全滅している可能性あります。
富士通製リチウムイオンバッテリーパックFPCBP26 10.8V2600mAh
セル:Panasonic製CGP345010型リチウムイオン電池 3.7V1300mAh
個数:6個
接続:3直×2並
ひとまずバラシは終了、あとは電圧をチェックして試しに充放電掛けて潰れてないかどうか確かめるだけです。生きてれば【カラフル2WAYハイパワーライト】の電源として突っ込みたいところです。
投稿: クロヤマネ子 | 2015年8月14日 (金曜日) 午後 10時11分
クロヤマネコさんには少し酷な情報を再び見つけました。
この記事のライトとそっくりな製品が百均店で売っていたそうです。
gomaさんのブログです。今も有るかどうかは不明。
オレンジで買った100円の7LEDライト&ランタンがナカナカの件
http://goma514.blog.so-net.ne.jp/2014-10-13
投稿: mytoshi | 2015年8月23日 (日曜日) 午後 08時57分
リンク先を確認、当方が手に入れた製品の色バリエーションにはこの色が存在しないので別な企画商品だと思います。プラ外装の様子から同じ成形金型を使っているようですけれど、電流制限抵抗は電池BOXの裏に付いていたという記述が引っ掛かります。というのも、こちらの製品ではLED基板に付いていますので。
なお、本記事のカラフル2WAYハイパワーライトは分解したままで放置が続いており、改造計画はしばらく進展しそうにありません。
投稿: クロヤマネ子 | 2015年8月24日 (月曜日) 午後 07時44分
確かにLED交換後の「映り込みが真に綺麗」です。
これからの調理方法に興味津々です。
手っ取り早いのは、Li-ionでAMC7135x1個と2個切替?
投稿: mytoshi | 2015年9月15日 (火曜日) 午後 01時14分
(!_!)LEDを交換した後、ちょっとだけ定電圧電源を繋いで点灯試験してみたところ、7灯のLP-AWME56F1Aへ700mA(1灯あたり100mA)流しても発熱はさほど気にならず、広角照射で照度値は近作のポータブル5LEDライトのHIGHモード(5灯XP-Gへ700mA駆動)とも互角に張り合えるレベルでした。
まだ空きスペースを有効に利用できる電池の種類とその組み合せに迷っており、それが決まらないと定電流チップや昇降圧コンバーターの選定に進めなくて悩みどころです。今回のような多灯式ライトの場合、LP-AWME56F1A特有の3チップ横並び構造による照射偏移が相殺できるので積極的に利用しています。
投稿: クロヤマネ子 | 2015年9月16日 (水曜日) 午前 02時37分
いよいよマイコン制御方式へ突入ですね!
> PIC10F222を上手く使いこなしてPWMコントロール方式が組み込めると面白そうなので
様々な機能を盛り込めそうで楽しみです。
PWM点灯の場合、周波数によってはチラつきや部品の鳴りが出るらしいので高めが良いらしいです。
最近の市販ポケットライトはPWM以外の方式が増えています。
自作機器へ米粒マイコン活用するならキーライト点灯方式の幅がかなり広まります。
私には未知の世界なので将来の導入に向けてじっくり拝見させていただきます。
> ワンプッシュオペレーション
マイコン導入の醍醐味ですね。
どのような動作にするかは用途により大きく異なると思います。
「High始まり」は野外利用が主で、直ぐに明るく照らしたい時に。
「Low始まり」は室内やテント内で利用する場合。他の人の迷惑にならず、暗闇に慣れた目を刺激しない暗さが必要です。
市販ライトには使用者が「High始まり」、「Low始まり」を選択できるという良く考えられたものがあります。
私の好みとしては、
このような形のライトなら、
クリックで記憶された明るさでON、もう一度クリックでOFFなら誰に貸しても確実に使ってもらえると思います。
調光は長押しで段階的に変化し離した時の明るさを記憶。
消灯時、又は点灯時にダブルクリックで最大明るさで点灯。
ポケットライトの場合は
シングルクリック点灯式はポケットの中で誤点灯の可能性甚大なので、誤点灯防止の為、長押しで点灯、長押しで消灯、クリックで照度切替が良いです。ダブルクリックで最大照度点灯があればなお良い。
私が愛用しているポケットライト二機種はそれぞれ長所短所があり完全に満足出来るものはありません。
「2A V2」は、クリックで前回明るさで点灯、クリックで消灯、長押しで調光切替。消灯時及び点灯時にダブルクリックで最大明るさ点灯。消灯時長押しで蛍モード(moonlight)点灯です。
「PR11」は長押しで前回明るさで点灯、クリックで調光切替、長押しで消灯。蛍モードやダブルクリック機能はありません。
ところで、
もう片方の平面ライトはどうするのでしょうか?
とても気になっています。
投稿: mytoshi | 2015年9月19日 (土曜日) 午後 12時36分
(!_!)本日の秋葉原は、東京ゲームショウ帰りの大袋抱えた客でごった返しておりました。この頃は街を闊歩して歩いているのは日本人ではなく外国人の方?と思うことしきりです。彼らは表情からこの街をひたすら満喫しているのが読み取れるけれども、日本人はひたすら卑屈になってるのが会話から判るのです、一体なんなんでしょうか。
PICを使ったLEDライトのコントロールに話を戻しますと、ワンプッシュオペの各方面へ詳しい[mytoshi]さんの情報がとても参考になります。というのも製品LEDライトを一本も持ってない当方には使い勝手が全く掴めないからであります。あまり複雑なプッシュタイミングを要求すると、プログラムで分岐判定と待ちタイマー設定だらけに。こうなったらPWM止めてAMC7135ドライブ数選択方式にしたほうが楽になれそうなので、ぺたんこLEDライトの方で先にやるかも知れません。
そもそも米粒PICを使ってやりたかったことは、小型タクトスイッチを使ったソフトウエア電源スイッチの導入です。大概のオルタネート式スイッチでは小型化に伴い接点容量が不足、組んだ当初は問題なくてもすぐチラツキが発生、接点回復のためにバシバシ叩いたりするようになって誠に使い勝手が悪く、甚だウンザリしているからであります。だから、単純にソフトウエアでオルタネート式のトグルスイッチを構成するだけでも十分だったりする訳です。PWM駆動やHIGH&LOW設定切り替えはまだちょっと早すぎるかも知れません。
投稿: クロヤマネ子 | 2015年9月19日 (土曜日) 午後 11時03分
> PWM駆動やHIGH&LOW設定切り替えはまだちょっと早すぎるかも知れません。
私の何も考えていないコメントが、クロヤマネコさんのやる気を無くさせてしまったのではないかと心配しています。
まずはAMC7135x1、x2、x3個切替式などでぜひとも実現をお願いします。(x3個=1050mAはムチャ?)
実はこのライトをネット通販で購入するかどうか悩んでいる最中です。
きっかけは、楽天で「バラ売り307円(税込み)」の店舗が有ったからです。
http://item.rakuten.co.jp/auc-sp-gift/j-27093/
送料と代引き手数料で更に1000円弱かかりますが、5個注文すれば約500円/個です。
もしも、
電池室に単三x4電池ホルダー( http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02678/ )が入るサイズなら秋月の「乾電池式充電器」( http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06964/ )に入っている降圧コンバーターを使って、ボリューム追加して電圧可変式に出来るかも知れません。
それが無理なら18650Li-ion二本直列でCL6808定電流式に出来そうです。
二本並列なら「ムラタ表面実装DCDC- OKL_T3_W5N」の電圧可変式でしょうか。
7LEDのライトと5LEDの平面ライト用で回路とスイッチを別にすれば好きな明るさで点灯出来ます。
もちろん、購入時そのままの造りでも比較運用です。
ところで、
ダイソーの「5LEDスタンド(赤色)」を本日ようやく入手できました。
これでThinkPad調の配色(黒ボディに赤ツマミ)にしたスタンドが完成します。
残った赤色と白色のスタンドは、赤ボディに白ツマミ(赤十字調配色)、白ボディに黒ツマミ(パンダ配色)にする予定です。
このところ、ダイソー「5LEDスタンド」やグリーンオーナメント「LEDランタン」など嵩張る製品を数個ずつ購入している為、保管体積が急増中です。ダイソー「キャンドルライト」など部品を取り外した後の使いそうも無い残骸は処分を検討する必要が有りそうです。
投稿: mytoshi | 2015年9月23日 (水曜日) 午後 09時54分
> やる気を無くさせてしまったのではないか・・・・・
大丈夫ですよ、滞っているのは個人的イベントが立て込んでいるからであります。
> AMC7135x1、x2、x3個切替式などでぜひとも実現を・・・・・
あれからAMC7135も着々と在庫量を増やしており、複数個使ってもびくともしません。
> 電池室に単三x4電池ホルダー(P-02678)が入る・・・・・
単3型が何本入るかは検証してませんでしたので、是非とも試してみます。
> それが無理なら18650Li-ion二本直列でCL6808定電流式に出来そう・・・・・
その手がありましたね、CL6808で気楽に定電流できたのでした。
> 二本並列なら「ムラタ表面実装DCDC- OKL_T3_W5N」の電圧可変式・・・・・
それも在庫あるのにすっかり忘れていました。この頃、思いつき先行で計画を進めているのでちゃんと考えていない証拠ですね。いつも思い起こさせてくれる[mytoshi]さんのコメントに感謝します。
PS:個人的イベント、帰省、東京・名古屋間往復、鈍行で片道6時間掛けて。今、このコメントはまさに東海道本線、小田原駅まで戻ってきた電車の中からでした。
投稿: クロヤマネ子 | 2015年9月23日 (水曜日) 午後 10時59分
(!_!)追記です。
電池室に単3×4本電池ホルダー(P-02678)が入るかどうか、実物を持っていないのでPDFデータシートに記載してある寸法で合わせてみたところ、高さ28mm×幅32mm×長さ58mmの大きさの中で僅かに高さが1mmほど大きすぎてフリップライトの部分が綺麗に閉じません。電池室のフタとフリップライトのLED基板および反射板を取り除けば余裕で入りますけれど。なお、電池BOX搭載を止めてタブ付き電池のハンダ付け配線で組み込むならば、単3型で5本押し込めます。
投稿: クロヤマネ子 | 2015年9月24日 (木曜日) 午前 11時07分
> 僅かに高さが1mmほど大きすぎてフリップライトの部分が綺麗に閉じません。
寸法確認をしてくださりありがとうございます。
単三x2並べただけで高さ28mmになりますから難しいということですね。
購入計画はひとまず保留します。
フリップライトを取るとこのライトの拘りが薄れてしまいますし、電池を最密充填すれば5本可能でも、アルカリ電池やNiMHをそのまま使うことを考えていたので実現は無理そうです。
やはり18650x2が王道でしょうか。
当面、
多灯式懐中電灯は、改造報告No.10の「3LEDライト(ビッグレンズ)」へ改造報告No.14の4LEDリフをいれた18650ライト、及びダイソー「懐中電灯mini(単三x1本)」を単三x2本に改造し4LEDリフを入れたもので賄います。
「3LEDライト」は底のリブをむしり取ればAmazonで購入した「5pcs 1×18650 電池 バッテリー クリップ ホルダー」(幅21mm、長さ74.5mm)を面取り加工したものが楽に入ります。例のauモールで購入したC8もどきライトオマケのUltraFire18650(実長67mm)が ピッタリで在庫活用です。
「懐中電灯mini」のヘッドと4LEDリフはギリギリのサイズですから、双方を加工して収める工夫が必要ですが、単三x2になることでCL0118Bを入れて通常点灯に加え、もう一つのCL0118BのVDDをタクトスイッチで入り切りしてターボ点灯可能にも出来ます。
まだ試していませんが、シャープの高演色LEDを使えばどちらのライトも600mA(200ルーメン)程度で常用も出来そう。
投稿: mytoshi | 2015年9月24日 (木曜日) 午後 12時30分
> フリップライトを取るとこのライトの拘りが薄れてしまい・・・・・
このライトの仕様である単3型3本電池BOXを取り出した空間にどのくらいの電池を突っ込めるか検討した一例を挙げるならば、フリップライト構造を維持する条件で単4型を16本搭載可能なことが判明しておりました。しかしながら、こんなに本数突っ込んでも18650型リチウムイオン電池2本分より電力量では負けているという事実に気付き、改めてリチウムイオン電池の持つエネルギー容積率の高さに感心することしきり。で、価格が高くてもそれだけの価値のあるリチウムイオン電池を搭載するに至ったのでした。それで空隙率も高くなったことでフリップライト構造はそのまま残せることになったのですが、恐らく5灯のLEDはLP-AWME56F1Aをまた使うことになるでしょう。
投稿: クロヤマネ子 | 2015年9月24日 (木曜日) 午後 11時06分
困りました!
この記事を見ていると無性に作ってみたくなります。このフォルムには何故か引き付けられます。
私が作る時は、スイッチでの切替はTORCHライト側のみをダイオードマトリクス式でAMC7135二個を350mA、700mAに。STANDライト側は別途小型スイッチを追加し、電子負荷方式で小型多回転ボリュームへツマミをつけて電流可変にする。TORCHとSTAND同時点灯可能となるので、足元を照らしながら遠方照射して夜の散策が出来そう。
しかし、通販でしか買えない身にとって、以前検討した時の「色指定不可」「送料+代引き手数料」は躊躇する要因です。
> しかしながらこの機体だけで1個¥50するLEDを7+5=12灯も使うことになろうとは・・・・・。
LEDだけで¥600も躊躇する要因の一つです。放熱対策不要なのはとても魅力的なのですが。
> Panasonic製CGR18650EA、、、、、×2並列=5200mAhで使ってみようと思う。
元々並列で使われていた充電池は安心してこのような使い方が出来て良いですね。又、パナ製なら性能も安定しているでしょうし。
後は「モバイルバッテリーLEDライトの製造報告No.1」で余ったUSB出力基板を入れれば、充電回路とモバイルバッテリー機能追加可能で、充電池二倍になるのでモバイルバッテリーとしても十分使える製品になりそうです。
投稿: mytoshi | 2016年1月 8日 (金曜日) 午後 12時57分
検索すると198円/個の店( http://item.rakuten.co.jp/fujikawapharmacy/4526858033824/?l2-id=pdt_shoplist_title#10001100 )が有ったので代引きで5個発注してしまいました。
投稿: mytoshi | 2016年1月 8日 (金曜日) 午後 01時33分
[mytoshi]さんの改造案は非常に的確です。
実際に改造が済んでから使い勝手を見ているのですが、TORCHライトとSTANDライトの同時点灯は現状では出来ませんし、TORCHライトを一旦OFFにしてから再度点灯したい時にはSTANDライトのON/OFFを経由する無駄な操作が必要で(STANDライトの消灯と再点灯にも同じことが言える)、ちょっとした使い辛さが徐々に判ってきているところでした。
TORCHライトの700mA駆動による300ルーメンは明るすぎる感も否めないので、[mytoshi]さん案の様に350mA駆動との切り替え式がいいですね! ダイオードマトリックス方式でどのくらいの効率低下があるのかを見極めた上で『改二』への搭載を検討してみます。
あと、STANDライトの方はフリップ構造の根元にディテクタスイッチ又はリードスイッチを仕込めば、開けた時に点灯し閉じた時に消灯するギミックを実装出来そう。そうすればメインスイッチとは無関係にON/OFF可能なためTORCH&STAND両ライト同時点灯も可能な仕様に。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月 8日 (金曜日) 午後 08時00分
> ダイオードマトリックス方式でどのくらいの効率低下があるのかを見極めた上で
AMC7135のVDDへ行く電源を切り替えるだけですから、LEDの電源電圧に変更はなくて、効率低下は無いです。AMC7135のVDDは2.9VからOKです。
SW1→SBD1→VDD1
SW2→SBD1、SBD2→VDD1、VDD2
各AMC7135にはSBD経由で供給されるので逆流はなく、SW1の時にVDD2は起動しません。
もし、別記事のロータリースイッチに交換してSW3が有ればVDD1~VDD3へ配線して1050mA駆動です。但し、LED一個当たり150mAになりますが。
もしくは、SW3は抵抗負荷にして「暗いモード」を追加するとか。
投稿: mytoshi | 2016年1月 8日 (金曜日) 午後 09時32分
説明の記号が不明瞭でしたので補足します。
SW1→SBD1a→VDD1
SW2→SBD1b、SBD2→VDD1、VDD2
VDD1にはSBDが二個付きます。
SW3で「抵抗負荷」を利用する案は一回路多接点のスイッチの場合VDD制御と同居は無理なので削除します。これを実現する場合は二回路三接点のスイッチが必要でした。
投稿: mytoshi | 2016年1月 8日 (金曜日) 午後 10時18分
(!_!)ダイオードマトリクス回路の動作検証まだですけれど、推測としてはSBDをパワーラインに挿入しているわけではないので電圧降下は起きず、350mAhの定電流値が下がるとかそういうことはないでしょう。気になっているのはAMC7135が350mA定電流出力を保障できる最低動作電圧において、VDD端子に噛ましたSBDの分だけ僅かに上がるのではないか、ということです。
ま、その値が2.9Vだったとしても、どのみちリチウムイオン電池の放電停止電圧付近なので、早めにLEDが暗くなって充電タイミングを判断しやすくなるかも。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月 9日 (土曜日) 午前 04時26分
> 気になっているのはAMC7135が350mA定電流出力を保障できる最低動作電圧において、VDD端子に噛ましたSBDの分だけ僅かに上がるのではないか、ということです
そちらの方の心配でしたか。素人考えで余計なことを書いて済みませんでした。
ところで、AMC7135のデータシートを改めて眺めてみると、VDD=2.3Vでも問題なく、2Vでも動作しているようです。ということは内蔵FETは導通状態?なので、LEDに流れる電流は充電池の電圧に見合った値となるでしょうか。
FETの電圧降下(0.15V)+LEDのVf(2.85V)=3.0Vで、充電池の電圧がここまで下がると電流値はダラダラ下がる一方だと思います。
パナソニック製セルの特性は出力電圧ダラ下がりで、3Vを切っても2.7Vまで踏ん張って容量を稼ぐタイプのようです。LEDをダイレクトドライブするには不利な特性だと思います。二本直列にして降圧方式で利用する際には低い電圧でも粘る方が良いのかもしれません。
一方、私が以前購入したTrustFire TF18650 3000mAhは3.4Vくらいで踏ん張り、3.2V位から一気に落ちるタイプのようですからダイレクトドライブ向け充電池だと感じます。昇圧して使う場合でも単セルの出力電圧高い方が効率良いので有利だと思います。
投稿: mytoshi | 2016年1月 9日 (土曜日) 午後 04時20分
1/8のコメントに入れた「198円/個の店」からライトが届きました。
「五個」注文した目論見通り「五色」届いてホッとしています。400円弱/個なので非常に満足しています。
リフレクターへのLED映り込みは比較的綺麗でした。LEDの色温度は少し黄色味がかっています。青白くなくて良かったです。家の中で使うには十分な明るさでした。無改造でNiMHx3本入れるかLi-ion化するだけで当面使えそうです。ライトを上に向けて自立させても安定していて良いです。
サイズは予想していたよりも少し小さくて、把手には指三本しか入りません。STANDライト部分が薄いので追加スイッチや調光ボリュームをここへ埋め込むのは無理な気がします。やはりクロヤマネ子さんが考案している「ギミック式」が良さそうです。
投稿: mytoshi | 2016年1月 9日 (土曜日) 午後 06時33分
> AMC7135のデータシートを改めて眺めてみると・・・・・
情報有難うございます、[mytoshi]さん。当方の杞憂は大したこと無さそうで安心しました。以前より教わっているPanasonic製リチウムイオン電池の放電末期特性について、今回のライトの使用状況をもって実感的に知ることができるものと思います。
> 「198円/個の店」からライトが届き・・・・・
送料込みの取得費用から計算して美麗品¥400弱/個なら好成績ですね、当方は店頭で可成り転がされてクタクタになった製品を¥500弱/個で手に入れたので。ま、外箱は仕方ないにしても中身はまともだったから救われていますけど。
STANDライトのフリップ開閉をON/OFFスイッチにするギミック、非接触マグネット&リードスイッチ方式でやってみようと思います。ディテクタスイッチだと筐体に穴開けるなどのちょっとした加工が必要になって何かと面倒なことになりそうなので。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月 9日 (土曜日) 午後 10時16分
> 【1/10:さらに完成版へ仕様追加】
このところクロヤマネ子さんが矢継ぎ早に記事をアップされるので目が離せません。
「ギミック式」に変更したことで使い勝手が大幅に改善されたライトの完成ですね。おめでとうございます。
それにしても「リードスイッチ」をこのように使う方法はこれまで見たことが有りません。流石にクロヤマネ子さんだ!と感心しきりです。
このライトは必要もないのに点灯してみたくなる不思議な魅力があります。
私は、「STANDライト」部のLP-AWME56F1Aを節約することと電球色ランタン風にしたくて、30円で購入した「放熱板付き3WパワーLED」(*)を二個入れたいと思ったのですが、単純交換取り付けは無理でした。ライト部背面が丸みを帯びている為、取り付ける厚みが稼げません。表側へ貼るとLEDが出っ張ってしまってダメでした。加工すれば何とか付けられそうです。XP-Gなら付きますが安く済ませたいという目的に合いません。
(*)「SODIAL(R) 10個3WハイパワーウォームホワイトLED」今は一個42円に値上がり。
スイッチは百均の「マグネット付きLEDライト」から回路をもらって対応したいと考えていました。
これは物置設置用に購入したのですが、ライトとマグネットの取り付け位置が限定されて甚だ使い勝手が悪かったので、一個10円で購入した「マイクロスイッチ 」(*)式に改造したことにより基板とマグネットが余っているからです。
(*)(SODIAL(R)10 Pcs AC 125V 1A SPDT 1NO 1NCレバーのマイクロスイッチ)今は16円に値上がり。レバー部に延長棒を接着して利用。
別件ですが、
近所のスーパーが店舗大幅改造して中に「百均コーナー」が出来ました。結構広くてLEDライト関連にはグリーンオーナメント製品が充実しています。この一年間に話題になったような製品は全て揃っていました。私はこれといって必要なライトは無かったので何も買いませんでしたが、これから出る新製品などすぐ展示されそうで楽しみです。
投稿: mytoshi | 2016年1月10日 (日曜日) 午後 01時31分
(!_!)沢山ため込んでしまった宿題を少しでも消化していこうと思って、目に入ったものから手を付けているところです。
STANDライトの方は本日さっそく倉庫作業で大活躍でした。5灯のLP-AWME56F1Aに合計350mA流している訳ですけれどこれが結構明るくて。投光角度を好きに調整できる自由度の高さに加え、TORCHライト面を下にして置いたときの絶妙な安定感とか、実際に使ってみて初めて気付く良さがたくさんありました。
TORCHライトの方は350mAと700mAの切り替え式になりましたが、劇的な違いをあまり感じませんでした。もう一つAMC7135を足して1000mA駆動にしてみれば良いかもしれません。LP-AWME56F1Aの1灯あたりでは140mA流すことになって定格オーバーですが、違いはハッキリすると思います。
100均は新商品が出てこなくなってから見に行っても面白くない日々が続いています。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年1月10日 (日曜日) 午後 06時27分
Amazonから送料込み80円と安く四個購入した「2A DC-DC Boost ステップアップ 転換モジュール」をこの記事のライトへ活用を検討中。
昇圧モジュールをコンパクトオシロスコープとマルチテスターの電源用として使うだけでは余っていてもったいない。SDB628という昇圧ICで入力 2V~24V、出力は30Vまで可能。フィードバック電圧は0.6Vと低めでシャットダウン端子まであるので有効活用を考えました。
モジュールのMicroUSBソケットを流用すれば外部モバイルバッテリーでも点灯出来るようになります。もちろん、ライトに内蔵の電源に逆流しないようFETで逆接続防止回路も入れます。
この記事のライトは五個もあるので、一台のLEDを全て直列にして定電流駆動化可能。フィードバック用基準電圧をLEDと直列にした抵抗から取り、可変抵抗にすれば無段階調光に出来るはず。直列化すれば少ない電流で済むし、ライトとランタンの切り替えを普通のスライドスイッチ、あるいはマウスなどに使われているマイクロスイッチでランタン側開くだけで切り替えるようにしても定電流なのでLED個数違っても電圧を気にしなくてもよく接点容量も大丈夫。
まずはLED基板のパターンをカットして直列配線化の準備です。昇圧モジュールはICとコイル部分だけ切り取れば10x17mmに縮小可能です。うまくいったらLEDをLP-AWME56F1Aに換装して明るいバージョンも作ります。LED補充の為、年内に秋葉原へ行って、数店舗回って他にも欲しい部品などを買いたい。
今は同等モジュール「HiLetgo 2A DC-DC ブーストステップアップ」が110円。
内容は下記と同じ(SDB628資料へのリンク有)。
https://digitalparts.net/2a%E8%B6%85%E5%B0%8F%E5%9E%8B%E6%98%87%E5%9C%A7%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%A2%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB/
投稿: mytoshi | 2016年11月22日 (火曜日) 午後 09時33分
(!_-)情報有難うございます[mytoshi]さん。
情報を頂くまでLED多灯ライトを駆動する方法において、並列接続しか考えたことないことに気付きました。確かに液晶パネルなどで用いているLEDバックライトの駆動方式をLEDライトに応用すれば、専用の良いコンバータチップが巷には溢れているので安くて効率の良いものがつくれますね!
頭の中にある”思いもしない”思い込みに気付かせて頂いて感謝致します。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年11月24日 (木曜日) 午前 08時38分