100均ライト改造報告No.14【3/6回路・部品表とか追加:4LEDハンディライト改】
100均ショップのキャンドゥで入手可能な4LEDハンディライト、あの『ずんぐりむっくり』なボディにどうしても単2電池を2本入れたいついでに高輝度改造してしまいました。元々は単4電池×3本BOXを脇腹から装填する仕様なのですが、あまりにもがらんどうなボディが勿体なくて。高輝度化は4個のLEDを全てLP-AWME56F1Aに置き換え、さらにCL0118Bを使った4個の昇圧回路でそれぞれを個別に駆動するというゼイタクな構成。
Fig.0 4LEDハンディライト改造品、真白たんに確保される
未確認アイテム収集家の真白たんに、ずんぐりむっくりな4LEDハンディライト改が葉巻型UFOと勘違いされてゲットされた模様。
外見はノーマル未改造品と何も変わりなく、本当に改造品かどうかは判りませんが、よく見るとLEDの黄色蛍光体面積が少し大きいことに気付くかどうか。
比較のためにノーマル未改造品。ボディに纏っている帯の色はバリエーションがあります。
今回の高輝度改造品、今まで作ってきた13機と比べても屈指の明るを誇っております。わりと広角気味な照射パターンで、中心部スポットでは3000Lux@1mあります。4灯のLEDで444ルーメンを吐き出しているわりには広角照射なため、数値的には思ったほどの照度値ではありませんが、周囲を照らす能力に長けているため感覚的には随分と明るく感じます。
Fig.4 4LEDハンディライト未改造ノーマル品の照射パターン
ノーマル未改造品の照射パターン、この4灯リフレクターは90cm@1mとかなり広角気味な照射径で、LEDの光束値が低いと分散して暗く見えてしまいます。
Fig.5 4LEDハンディライト改造品のLED発光ユニット(1)
LED発光ユニットを斜め上から見たところ。4個のLEDは全てφ4.8の帽子型LP-AWME56F1Aに置き換えました。それを駆動するための昇圧回路を載せる基板は元々のFR-4基板では小さすぎるため、新しくユニバーサル基板を切り出して使っています。リフレクターがノズルスカートっぽくてまるでロケットエンジンを作ってるみたい。
Fig.6 4LEDハンディライト改造品のLED発光ユニット(2)
LED発光ユニットを真上から見たところ。昇圧コイルの上に乗っているのは電池マイナス端子。インダクターは33μH(Rdc=0.180Ω)のパワーチップ型、SBDはPANJITの1S4、Cは47μFの積層チップコンを選定しており、今回も定番の組み合わせ。
Fig.7 4LEDハンディライト改造品のLED発光ユニット(3)
LED発光ユニットの電池マイナス端子を跳ね上げて真上から見たところ。4個のLEDを個別駆動するための4個の昇圧回路は対称配置で組んでいる様子が判ります。
Fig.8 4LEDハンディライト改造品のLED発光ユニット(4)
LED発光ユニットを真横から見たところ。ほんとにロケットエンジンのノズルスカートみたくみえて仕方ありません。昇圧回路のCL0118Bは何となく納まりがいいのでノズルスカートに沿わせる様な配置になってしまいました。
Fig.9 4LEDハンディライト改造品のLED発光ユニット(5)
LED発光ユニットの昇圧回路を拡大したところ。電源3VタイプなのでCL0118Bを使った昇圧回路になります。いつもの様に整流用SBDとCとを併用しつつ、VDD端子をSBDカソードに繋いだ改良回路です。
Fig.10 4LEDハンディライト改造品のボディ加工(1)
この4LEDハンディライトはボディ部分を簡単に竹割り分解できるので、単2電池を2本入れるために閊えて不用となる部分を切断除去する加工が可能なのでした。
Fig.11 4LEDハンディライト改造品のボディ加工(2)
元々の単4電池3本直列BOXを入れるスペースも思い切って根こそぎ除去しちゃいます。汎用ニッパーで大まかに齧った後、ゲートカットニッパーで慎重に削り取っていけば綺麗に仕上がります。
Fig.12 4LEDハンディライト改造品のスイッチ加工(1)
単2電池2本を入れる空間が確保できたところで電池プラス端子を筒底に設置、元々のオルタネートスイッチは大きくて使えないので代わりに小型な同等品へ入れ換えます。
Fig.13 4LEDハンディライト改造品の電池プラス端子加工
一般的には筒底側に電池マイナス端子を設けるのですけど、都合で電池プラス端子になってます。これは元々ついていたプラス側端子を再利用しています。
Fig.14 4LEDハンディライト改造品のスイッチ加工(2)
今回は初めて電源のON/OFFにFETスイッチを搭載することになりました。オルタネートスイッチは小型なものを使ったので電池電流に対して接点容量が足りず、そのままでは確実に焼損して接触不良を起こすことは目に見えているからであります。
Fig.15 4LEDハンディライト改造品のスイッチ加工(3)
FETスイッチに使ったデバイスは、PチャンネルMOSFETのDIODES製DMG3415UでSMDチップなため超小型です。ゲート駆動電圧はマイナス2.5VでRon=0.053Ωと低く、20V4Aな性能を誇ります。ちなみに電池電圧が落ちてきてゲート駆動電圧がマイナス1.8Vまで落ちたとしてもRon=0.071Ωを確保でき、FETスイッチによる電圧降下は極力抑えることができるということです。
元々の電池BOXフタは使わないので接着しても良かったのですけど、内部を点検する目的?で後から開けることができる様にしておきました。写真ではボディ内部に単2電池が確かに2本入っていることが判ります。
この回路図もなんだか複雑化してきて新たに部品を描き足すのには一苦労です。今まではスイッチを省略してきたんですけど、新規にFETスイッチを採用したのでちゃんと入れておきました。
Table.18 4LEDハンディライト改造品の使用パーツリスト なんとなくパーツリストを記載してみます。ちゃんとコスト計算したことないのでしてみると、今回は¥870ということになりました、結構掛かっているもんですねぇ。
【その他の数値的とか言い訳的なデータ】
(イ)電池電圧は最初3Vあっても電池電流が1.5A流れるため電圧降下で直ぐに2.5Vへ落ちる。
(ロ)コンバーターの昇圧効率を65%とすると、4個分のLEDで約1A、各々のLEDには250mA程度流れてるっぽい。
(ハ)LP-AWME56F1Aの1灯に250mAも流すのは言うまでもなく可成り無茶な使い方、熱劣化が怖い。
(ニ)でも仕方ない、ロケットエンジンっぽい外観に舞い上がっていて昇圧回路組んじゃってから気が付いたし!
(ホ)電池電圧2.5Vで使えるなら、アルカリマンガン電池の代わりに単2型NiMH電池×2本直列でいけそう・・・。
(ヘ)ちなみに電池電圧3Vあると電池電流は2.2A流れてて、効率65%では各々のLEDに350mAも流れてた!!
Fig.19 ついに正体を現した4LEDハンディライト改造品にキャトられる真白たん
※改造は各人の意思判断にて行うこと。それによって生じる責任を負うこともお忘れなきよう。
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改造報告No.25___100均サイクルフラッシュライトの輝度アップ改造(OKL-T/3-W5N-C、CREEチップXP-G)
改造報告No.26___100均LEDヘッドライトの輝度アップ改造(CR123A、CREEチップXP-G)
第111呟__________100均タイマーライトのちょい改造(タイマー再始動用スイッチの追加)
【LEDライトの製造・改造、比較で気になる情報】
LEDライト改造で知りたい情報__ →CL0117、CL0118B、CX2601に[SBD+C]追加して最適化検証
LEDライト改造で知りたい照度比較__→100均ライト改造品および未改造品の照度測定比較
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コメント
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いやはや、予想すらできなかった恐ろしいライトが出来てしまいましたねえ。
「LP-AWME56F1A」耐久試験用ライト完成ですか!
単二NiMH電池での利用がベストのようです。緊急時は単三を単二サイズにする変換アダプター利用での運用も可能ですね。
> リフレクターがノズルスカートっぽくてまるでロケットエンジンを作ってるみたい。
クロヤマネコさんの設計が良いので無駄が無く整然としていてとても綺麗です。「良い製品は綺麗」という原則通りです。
更に、FETスイッチを使うという改善策は素晴らしい!です。流石です。
私も作ってみたくなりました。例によって、通常モードとターボモード切替式で。通常時はCL0118B一個でLED二個点灯を二組、ターボ時はCL0118B回路をCL0117のように回路二個並列にしてみたい。
投稿: mytoshi | 2015年3月 3日 (火曜日) 午後 09時24分
(!_!)前コメントにて[mytoshi]さんから『インバーターの数が多すぎてLEDが焼損する』とのご忠告を頂いてたのに、あろうことかそのまま作ってしまいました。
気付いたのは昇圧回路基板が完成した直後で、我ながら綺麗に出来たと感慨に耽って・・・・・ってこれダメじゃないの! やってはいけないことって気にし過ぎると思わずやってしまうものです。
しかしながら電池組み込んで点灯してみるとLEDが焼損する気配はなく、どうして大丈夫なのか調べてみると、アルカリ電池の大電流放電による内部抵抗電圧降下が0.5Vもあり、電源電圧2.5Vからのスタートとなっていました。お陰で突入電流もなく連続点灯時1.5A前後に納まってくれていたという訳で。
[mytoshi]さんコメントの通り、インバーターの数を切り替えできるスイッチを設けるのがいいですね。なお照射パターンは[mytoshi]さん好みの、スポットもある広角配光で周囲も明るく照らしてくれるタイプでしたのでオススメかと思います。
使用電池に関して、市販の単2型NiMH電池を検索してみると、エネループは単4型を4本並列に接続した組電池構造になっているとのことで、これならバラの単4電池を使って自分で組めば安く済みそうです。
投稿: くろやまね子 | 2015年3月 3日 (火曜日) 午後 10時37分
リストにしてコスト計算すると確かに合わないですね。
以前LTC3490使用時にクロヤマネコさんが行っていた通りです。
今回の場合、高価な部品は使っていないのに!です。
こちらの近況報告したいことは沢山溜まっていますが、追い追い小出しで行きます。
一つだけ、先日少し大きな街のローソン100ストアでグリーンオーナメントの「LEDハンディライト」を初めて見かけたので、二個展示品をそっくり買い占めました。懐中電灯としては手に馴染んで良いです。
内部リブの4本を少し削ると単三x2本入ることが確認出来たので加工中です。電池端子はクロヤマネコさんの以前の加工を思い出し、単四x3ホルダーから切り出して貼り付けることにしました。
キャンドゥ「自転車ライト」の3LEDリフがヘッドのカバー毎利用すれば綺麗に納まります。
昇圧回路はこの記事と同じ手法で行く予定です。
投稿: mytoshi | 2015年3月 6日 (金曜日) 午後 02時59分
(!_!)単2電池は容量があるため結構長持ちです、いつもの単6~単3等の電池では直ぐに暗くなってしまうので。最初はお好みじゃなかった本機ずんぐりむっくりボディは、まるでバトンを握っている様な感覚で単2電池を2本抱えたズッシリ感は意外と手に馴染むのでした。
(!_!)4灯のLEDを真正面から見てモロに目潰し喰らった時のこと、1灯のLEDがちょっと暗いことに気付いてさらに凝視していたら(その後しばらくは世の中が黄色い世界だった…)、3chip並んでいるLEDダイのうち2つが死んでいました。これは初期不良だったのか後々に焼損したのかもう判断つきませんけど、何しろこのままでは気持ち悪いので新品へ交換。しかしLED昇圧駆動回路基板はあんな形で作り込んでしまったため、今更になってLEDを1灯取り換えるだけでも十分にパニックでした。
(!_!)LP-AWME56F1Aはロットによっては蛍光体に幾本かクラックが走っており、それは仕様にてご容赦願うとの通達があるものの、あまり気持ちのいいものではありませんから、良さげなのを狙って本日また10個仕入れました。また、単4型NiMH電池を4本買って組み電池とし似非単2電池を作る計画で容量とコストの調査をしておりましたが、一本¥800の純粋な単2型NiMHが誇る4000mAhに勝るものがなく、面白味に欠けるため中止とし代わりに本物を2本買って¥800×2=¥1600の投資になりました。
(!_!)改造報告No.12-3、3LEDクリップライト改三に組み込んだスライドスイッチ代わりの小型オルタネートスイッチ、そろそろ接点が過熱酸化し導通不良を起こしてチラつく様子を見せ始めました。そこでこの状況対して近々、本改造でも適用したPchMOSFETスイッチを追加実装する予定であります。
投稿: 苦労やまね子 | 2015年3月 6日 (金曜日) 午後 09時51分
(!_!)FETスイッチについての情報。
現在、秋月電子で手に入るチップ型FETで、100均LEDライトの電源スイッチ用に使えそうな最適デバイスを調査したところ、低駆動電圧で低ON抵抗の条件を満たすものは、現行使用のDIODES製DMG3415Uで間違いなさそうです。これ以外でも低駆動電圧品はありますが低ON抵抗でなかったり、より低いON抵抗のタイプでも駆動電圧が4V前後と高かったりして選定条件に合致しませんでした。
DIODES製DMG3415Uは10個パックで¥300、1個あたり¥30と決して安くはありません。チップ形状に拘らないならば他に該当品もありそうですが、組み込みスペースに限りある100均LEDライト改造には適さないでしょう、でも気になるのでちょっとまた調べておきます。
投稿: 苦労やまね子 | 2015年3月 9日 (月曜日) 午前 08時29分
ご無沙汰しております。いろいろ進展はしているのですが・・・
> LEDを真正面から見てモロに目潰し喰らった時のこと
網膜損傷には十分お気を付け願います。焼けたら元には戻りませんので。
> 良さげなのを狙って本日また10個仕入れました。
通販利用で選択出来ない身としては羨ましい限りです。こちらもそろそろ追加購入の時期です。
> 小型オルタネートスイッチ、そろそろ接点が過熱酸化し導通不良を起こしてチラつく様子を見せ始めました。
定格を超えての利用ですから仕方がないところです。単三1本ライトでもそうでしたが、0.5A以上流すと二ヶ月持ちませんね。長期利用したい改造品にはFETスイッチ化が必須であることを再認識しました。
> DIODES製DMG3415Uで間違いなさそうです。
情報ありがとうございます。手持ちを再確認したところDMG3415Uが有りました。ホッ!
しかしもったいないので、18650化回路で2A程度までのライトにはau訳ありライトから外したA1SHBを利用しようと思います。
こちらの「その後」をまとめて記載します。(長文です)
まず、この記事「改造報告No.14」の元ライトを使った改造は取り止めとしました。
何故なら、「改造報告No.10」の元ライトを18650&4LED化しているからです。これの方がずーっと持ち易いです。
「改造報告No.13」の筒だけを利用したCL6808利用ミニランチャーライトは検討して部品を揃えたところで停滞中。
「2LED USBライト」と「スーパーLEDズームライト」のレンズ融合品は、auモール訳ありライトのXR-Eに変更して350mA、150mA切替式に変更途中です。放熱板追加で悩み中。
上記用の延長フレキシブルは1LED USBライトの先端へ「USB方向転換器」のソケット側を使って実現出来ました。余ったプラグ側は「3LEDスタイリッシュライト」のリフをつけて1LEDミニUSBライトにしておく予定です。
ローソン100ストアで購入したグリーンオーナメント「8mm1LEDハンドルライト」を単三x2本化する常用ライトは検討途中で停滞中。
スライドスイッチの感触が個体によって大きく違い満足出来ない。プッシュ式のオルタネートスイッチ化する方が良さそうです。
又、これのリフにXM-L2がいまいち合わない。「自転車ライト」の3LEDリフを使うのは何かもったいない。むしろ、「改造報告No.2」のライトのリフとXM-L2を使うほうが綺麗な配光になる。でも、これももったいない。そのまま8mmLEDで行くか、LP-AWME56F1Aに換えるだけの方が用途に合うと感じています。
キャンドゥで購入した「1LEDロングライト(単三x3)」は惨めな性能だったので即分解。レンズを除去し、お椀形のリフにアルミテープを貼り、LEDをLP-AWME56F1Aに交換すると見易い配光になりました。抵抗は付いている33Ωのままで60mA程度。蓄光シールを貼り、非常ライト(長時間点灯用)として居間にぶら下げておくことにします。
セブンイレブンの「画鋲入れ」利用ライト。
「フリスクLEDライトの製作No.1」のような形の2LEDライト(蓋部分を自由に開閉出来るライト)にしたいと検討中です。立てたり横にしたり開いたり、更に明るさを自由に変更できたりなど。
使う素材は5LEDソーラーチャージャーライトの角型Li-ion電池、OPT45°レンズ、LP-AWME56F1A、HT7750A定電流回路です。
上記ライトをソーラー充電も出来るようにソーラーセルホルダー部分を切り出し、百均品のセルx3枚を付け、バイパスダイオードと逆流防止ダイオードを入れます。三枚のセルは直列、並列切替可能とし、Li-ionには直列、NiMHには並列で使用。ピンプラグユニットを作って抜き差しで直列並列切り替えるようにし、直列時は2セルを経由したHigh表示用LED点灯とします。
ダイソー「ソーラーアクセントライト」二種類(E-100 No31, No32)の筒を利用した18650ライト(径22mmx90mm)と18650ズームライト(径22mmx100~120mm)は別の機会に。
Amazonでその後購入したライトの改造報告も別の機会に詳細を報告します。
測定器具関連については「知りたい情報」の記事へ別途コメント入れます。
投稿: mytoshi | 2015年3月10日 (火曜日) 午前 12時58分
[mytoshi]さんが既に実施済の、4LEDハンディライトヘッド移植式3LEDハンディライト改造品18650型ライト、当方ではSANYO製18650型NiMH電池4000mAhが余っているのでそれを使うことになりそうです。
(イ)SBD+C併用のVDD接続先変更CL0117回路を4機搭載、4灯LED個別昇圧駆動式とする。
(ロ)電池電圧1.2Vで各LEDには90mA前後流れ4灯分で360mA、電池電流は2.5倍として1A未満。
(ハ)DMG3415UによるFETスイッチを搭載したいが、ゲート駆動電圧が1Vまで落ちて使えるかどうか検証。
(ニ)ライトヘッドとボディとの間に出来る1mmの隙間は径に合ったゴム製オーリングを探す。
(ホ)FETスイッチ搭載無理ならば、インバーターをLTC3490とすることも念頭に入れて計画再考する。
> 8mm1LEDハンドルライト
ローソンストアですね、今度見てきます。
> キャンドゥの1LEDロングライト
まだ見たことないです、単3×3本とは長いですね。
> USBライト
こちらはアイデアが出てきません。
> 画鋲入れケース利用ライト
フリスク容器が大量にあってしばらくはそちらを。
投稿: クロヤマネ子 | 2015年3月10日 (火曜日) 午前 08時20分
百均ライトは新製品の幾つかがようやく手に入るようになりました。
そのままで満足出来る製品はなかなか無いですから、オンリーワンにする為の弄る楽しみがあります。
昨日紹介した百均ライトの改造情報は下記のブログ記事へコメント入れています。
(1)1LED ロング ライト
http://kingpcfx.seesaa.net/article/414698741.html
その後、抵抗式を止めてFET+Tr式定電流回路(手持ちの2SK170BLと2SC2120Y利用)を入れてみようと思っています。電圧低下はVCEsatの分なのでLEDのVfギリギリまで使える?
回路は、下記リンクの「4.トランジスターの電流直接制御の方法」
http://vicdiy.com/assy_knowhow/035/035.html
(2)LED ハンドルライト
http://kingpcfx.seesaa.net/article/411334278.html
最近は「高照度」よりも用途に合った照度と配光を気にして改造を楽しんでいます。もちろん電源利用効率も重要です。
※ Amazonで最近購入したライト。
改造内容の細かな部分は下記ブログのコメントに入れました。発熱データなどを取りもう少しまとめてからAmazonへレビューを入れたいと考えています。
http://kingpcfx.seesaa.net/article/415111176.html
私のところに届いた二個がいずれもLED取り付けがセンターズレしているので、その程度の品質管理です。
センターズレ修正と連続運転実験が済んでからホットボンドで電池ホルダーの位置固定しようと考えています。
このライトはズームライトとして素手で使うには太い。手袋をして扱うのなら良いのかも。雨の中で無ければダイソーのズームライト改造品で十分です。
又、ランタンモードは設置安定性は抜群ですが反射レフが無いので光の有効活用が出来ておらずあまり使いやすくないです。これはキャンドゥの4LEDスタンドランタンライト改造品で十分です。
という事で、このライト2本を622円掛けて購入しましたが、改造を楽しんだだけで未活用品箱行きの予定です。
投稿: mytoshi | 2015年3月10日 (火曜日) 午後 01時54分
>8mm1LEDハンドルライト
ご近所のローソン100ストアを2店回ってみましたが置いてないです・・・ガックシ。
>1LEDロングライト
ご近所のキャンドゥでは見ないのでもっと品揃えのいい都心の大型店舗を探してきます。
> amazonのライト
抱き合わせ商法とは。ネット通販でこういうのを見ると興醒めで悲しくなります。
投稿: 苦労やまね子 | 2015年3月11日 (水曜日) 午前 03時19分
グリーンオーナメント「LEDハンドルライト」は手に馴染む形状で、夜間ちょっと使いたい時は、スポット気味で少し青白い色を我慢すれば、未改造でも十分使えます。
同じく単三x1本の「2Wayランタン」よりもはるかに明るく感じます。
回路はCL0117と同様でインダクタとIC(YX8115、1.5V用)のみです。
購入時のままで電流値を測定してみると、使われているdcdcコンバーターの性能をまるで発揮出来ていないようです。
電池電圧 電池電流 照度( Lux@1m、LX1010B)
1.1V 40mA 45Lux 消耗した電池で測定
1.3V 45mA 100Lux 消耗した電池、NiMH共同じ値
1.6V 100mA 240Lux 新品電池
2.6V 190mA 未測定 消耗した電池2本直列
ICの説明書にはSBD+Cで電流が増えると書いてありますが、このライトでは説明書の電流値より大幅に少ないです。
インダクタは秋月の[AL0307-470K](直流抵抗2.6Ω)と同じではないかと思います。流れる電流もCL0117の説明書の値に近いです。インダクタを[AL0510-470K](直流抵抗0.55Ω)に交換するだけでも電流は増えるでしょう。でも、今回は明るさをさほど要求しない用途なのでそのままです。
手持ちの一台は、スイッチの動きが悪いものをプッシュスイッチに換えて使いやすくし、白色光にするためLEDをLP-AWME56F1Aにすると発光体が大きい分スポットが大きくなりました。焦点を最適位置から少しずらして更にスポットをやわらげると夜間の室内で使いやすいです。この状態で常用します。
もう一台は単三x2化して「自転車ライト」の3LEDリフ使いCL0118B駆動にする予定。手持ち在庫を何とか増やしたいので、再びその時のローソン100ストアまで足を延ばすつもりです。
※ Amazonで最近購入したライト。
「スーパーLEDズームライト」よりも重く、大きく、金属製で冷たいので、使いたいという気持ちが出ず、発熱などの特性を追加で取る気が無くなりました。先日までの情報でAmazonに投稿予定です。
投稿: mytoshi | 2015年3月14日 (土曜日) 午後 04時14分
(!_!)LEDハンドルライト、大きなリフがどの様な配光を示すのか興味あります。他に、単3型電池を2本積み込む加工もしてみたいです。
LEDライト用FETスイッチの件。電池電圧が3V系であればPchMOSFETのDMG3415Uで何とか駆動できますが、1.5V系だとそのままではゲート駆動電圧が足りず無理っぽいです。昇圧後の電圧を使ってゲート駆動する回路を模索中につき、新たにNchMOSFETのIRLML6344TRPBFTRを購入、とあるアイデアを検証中。
なお、ゲート駆動電圧が1.2Vと極めて低く、かつRdsも数十mΩと小さいSMDチップFETをマルツのサイトで見つけているのですが、1個¥135もするため入手するのを渋っています。
FETを上手く使いこなせる様になれば、Li-ion電池などの電圧に余裕のある降圧系ではCMOSタイマーICの555を使ったPWM調光式が実現でき、コイルを使ったインバーター式よりも高効率なものが作れそうです。
投稿: くろやまね子 | 2015年3月14日 (土曜日) 午後 10時15分
近くのローソンストア100で「LEDハンドルライト」を二個初めて見つけたので即買占めです。
スイッチは二個とも軽めでした。電池蓋は嵌合の出来が悪いままでスライドスイッチを入れる時の力で蓋がずれてすぐ開いてしまいます。又、電池と蓋の隙間が4mmも有るため、ちょっと振った程度の衝撃でも電池が外れます。電池一本で使用する場合は隙間へスポンジなどクッションを入れる必要が有ります。
これで予備が出来ましたから以前別の店舗で入手した個体は惜しみなく改造出来ます。
二つともスライドスイッチはプッシュスイッチに換えFET式にします。リフも変更します。
改造案一つ目は電源NiMHx2化。
「改造報告No.14」の4LEDリフ+LP-AWME56F1A、リフの外周を少し削れば入ります。先端のカバー内周を削って開口部を広げます。駆動はCL0118BのVDD変更版2回路、通常1回路、ターボ時VDD入切で1回路追加。
二つ目は14500充電池1本。
「改造報告No.13」(自転車ライト)3LEDリフ+LP-AWME56F1AでAMC7135(通常1+ターボ1)駆動とする。
或いは、auモール訳ありライトのスポット配光リフを高さカットして使い、放熱板付きXP-G+純銅ヒートシンクでAMC7135(通常1+ターボ2)及びau訳ありライトの調光基板(100%、20%)を使う。
投稿: mytoshi | 2015年4月21日 (火曜日) 午後 05時36分
(!_!)うらやましいです、ここら辺りでは[mytoshi]さんの評価を目にして誰か買い占めているのかと勘ぐってしまいます。大き目のリフレクターが付いたライトヘッド、ボディ部分には切削加工で単3型電池が2本入るとなれば、高輝度化改造しない手はありません。
4LEDハンディライトのリフレクタ―が入るのですね、それだとLP-AWME56F1Aの4灯式以外のチョイスはあり得なく、定格90mAで流しても4灯で放熱不要の360mA駆動ですから、40ルーメン×4灯の160ルーメンで結構明るいものになるはず。
ほんとこれは見つけたら即買占めですね。
投稿: くろやまね子 | 2015年4月22日 (水曜日) 午後 10時22分
3/11コメントに入れた、amazonで購入のWRAS-15、そのままではズーム機能が使い物にならないランタンライト。抱き合わせ購入対象品、2本で622円。
すっかり気候が良くなって来て、金属筒でも気にならなくなったのでランタン機能のみを利用する改造を始めました。
元々は26650充電池用に開発された筐体と思われる為、単四x3駆動では中がスカスカであまりにもかわいそうです。又、LEDのVfが高くて効率悪そうです。100%,50%の調光をしているPICらしきICが載っているFETスイッチ基板は別の改造で使えそう。
電源を強化する為、内寸を測ると31.7mmも有ります。残念ながら単一(約33mm)は入りません。単三x3を入れてみると余裕があります。そこでニサクの「単三x3を並列で単一に変換するアダプター」の外周を1mmほど削ったところ上手く納まりました。昇圧回路とLEDはニサクアダプターのプラス側へ固定します。これをそっくり未改造のランタンライトへ入れることも可能です。ホヤを縮めることは出来なくなりますが点灯可能時間が数倍になるので我慢です。
アダプターは1.5Vのまま使いCL0117+SBD+Cで昇圧予定です。「点灯すれば良い」つもりで作るのでLEDは百均ライトからもらいます。改造報告No.13「3LED自転車ライト」の帽子型LEDの光が白くて気に入ったので3個並列で使います。インダクタはアキシャル型22μH又は47μHを使い電流控えめとします。普段は、大量に余っている使い古しの単三1本で常夜灯代わりに使う「電池処分器」として利用?
もちろん単二x1でも昇圧基板固定法を考えれば利用可能ですが単二は持っていないので未検討。
凸レンズを取り出すため半透明の「ホヤ」を外そうとしたのですが、アルミリングとのネジ留めがきつくて外せず上部を切断しました。下側のネジは無事に外れました。凸レンズの代わりに、アルミテープを貼った厚紙で作った円錐形の反射レフを付けます。少しは明るくする効果があるでしょう。
投稿: mytoshi | 2015年5月13日 (水曜日) 午後 07時04分
そろそろ季節がアウトドア日和になってきましたから、LEDランタンも本領発揮ですね[mytoshi]さん。
CL0117+SBD+C昇圧式1.5V電源タイプは既に何台も送り出しておりますけれど、如何せん定電圧・定電流方式ではないため新品電池と消耗末期時の光量差が大きくて何とかしないといけません。それで今はCL0117やCL0118B使用ライトにおける定電圧コントロール化を検討して実験を繰り返しており、ある程度目途が立ってきたところです。
(!_!)これは初公開情報です。
1.5V×2本直列式3V電源系、【(33μH+CL0118B+1S4)×2並列+47μF】の回路にてVDD端子に可変抵抗を接続し昇圧後の電圧を印可する方式で、電源3V時にXP-G駆動電流235mA、2.5V時に220mA、2V時に200mAの準安定化制御が可能であることを確認しています。フィードバック用のトランジスターやFETをいろいろ試しましたけれど、何故かそれらを使わない方がむしろ良かったのです(オペアンプ使えればこんなに苦労しないけど)。これのデータ取りが済んだら改造報告No.1シリーズで使っているミニランタンへ組み込む予定です。
投稿: 苦労やまね子 | 2015年5月16日 (土曜日) 午後 06時39分