カテゴリー「鉄道に関するもの」の29件の記事

2020年1月21日 (火曜日)

片軸モーターを鉄道模型用に両軸化する改造No.2(2019年1月21日公開)

 ※重要情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちらImg_32403

 片軸の一般モーターを鉄道模型で利用しやすくするために両軸化改造する第二弾です。前回の両軸化は軸後端を延長するという苦肉の策を用いましたけれど、普通は軸をズラすのがメジャーなやり方なので一応試してみました。実際にやってみると、上手くいく場合とダメな場合とが良く判って結果的には経験値が稼げました。

Img_33082
 黄色いエンドキャップが目を引くタミヤ製ミニモーターで、左側はノーマル未改造、右側はエンドキャップ側に後端軸が飛び出した両軸化改造品になります。

Img_33092Img_33102
 元々シャフト自体が短いので後端側へズラしてみると、両軸化といっても3mmぐらいしかない短軸タイプになってしまいました。この軸両端へフライホイールやギヤを刺す時はあまりクリアランスを稼げません。
エンドキャップ側から比較してみると、後端軸の飛び出しは僅かなものとなっているのが良く判ります。そして端側の軸受を出す時にエンドキャップの樹脂を削るのですけど、他のモーターではよく見かけるスラストプレートが入っていませんでした。

Img_33132Img_33122
 先日にバラしたトミックスM-13モーターに付いていたフライホイールがそのまま刺さるのは、軸径がφ1.5mmだからです。M-13をバラして他の動力台車へ転用する際に要らなくなったフライホイールをタミヤ ミニモーターで再利用できるのは助かります。

Img_33203Img_33212_20200120234601  
 そしてこれが今回のキモ、回転子の軸をズラしている加工の様子。
回転子の軸が後端側(整流子側)へズレている様子がよく判るでしょうか。タミヤ ミニモーターは両軸化改造の軸押し出し法が可能なギリギリのタイプでした。写真の整流子の部分を拡大して見れば判るのですが、圧力が掛かった結果コイルにめり込む様な感じになっていますし、すこしひしゃげている様にも見えます。

 両軸化改造で軸押し出し法が使えるかどうかは整流子の強度で決まります。他のモーターでも色々と試してみましたけれど、整流子が潰れずに埋もれるぐらいなら大丈夫なのですが、潰れて変形してしまうものもあってそうなると完全にオシャカです。

 今回のタミヤ ミニモーターでは整流子が潰れるところまではいかずとも僅かに押し込まれるような形になり、再び組み直して動作確認すると回転子が軸方向にスライドして振動する不具合を確認しています。なので新しくスペーサーを噛まして軸方向スライドを抑える様に対策を講じねばなりません。予想通り、軸押し出し法はモーターそのものを破壊する可能性が高く、難易度の高い改造方法と言えます。

 

※改造は各人の判断で行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなきよう。

 

【こちらもご参考に】

 片軸モーターを鉄道模型用に両軸化する改造No.2(2019年1月21日公開)
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 第116呟【TOMIX M-13モーターを分解する】(2019年12月14日:公開) Img_32403

 第115呟【キヤノンモーターEN22を分解する】(2019年6月9日:公開)
Img_27422

 片軸モーターを鉄道模型用に両軸化する改造No.1(2018年8月7日公開)Img_19502

 第110呟【KATOとTOMIXとGREENMAXとCANONとワールド工芸のコアレスモーター分解】(2019/05/26追記)Img_18952Img_18972

 第107呟【Nゲージの動力に使えるモーターの分解】(2018/6/17:コイル結線方法)Img_17662

 振動モーターを転用した動力台車の製作No.1(2018/6/11:製作経過)2>Img_18652

 Nゲージ用小型動力台車の製作No9(2018/4/6:抽出記載)Img_17442

 Bトレインショーティー改造報告No.5【2018/4/5完成:EF210の動力化】Img_17612

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.8(2017/1/4発表)Img_10061

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.7(2017/1/3抽出記載)Img_09802

 Bトレインショーティー改造報告No.4【2016/12/1製作中:ED75の電飾と動力化】Img_09772

 Bトレインショーティー改造報告No.3【2016/11/9完成:DD51からDB形入換機を作る】Img_09232

 Bトレインショーティー改造報告No.2【2016/11/8完成:DD51からDD16っぽいものを作る】Img_09072

 Nゲージ用貨車の製作No.1(2016/10/20完成)Img_08861

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.6(2016/10/20完成)Img_08911

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.3(2016/10/20改良)Img_08891

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.5(2016/10/18完成)Img_08681

フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.2(2016/10/11完成)Img_08471

Nゲージ用小型動力台車の製作No.4Img_07341

鉄道模型用315MHz帯4chリモコンの15ch拡張化改造

 

第74呟【コアレスモーターM716PA-10は動力台車に使えるか】

 

フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.1

 

Bトレインショーティー改造報告No.1【DE10からDD13を作る試み】

 

アルナイン真鍮平板キットへのめっき処理試作

 

Nゲージ用小型動力台車の製作No.1

 

Nゲージ用小型動力台車の製作No.2(12/9追加サーボ情報有り)

 

鉄道模型用PWM式パワーパックの製作No.1

 

鉄道模型用PWM式パワーパックの製作No.2

2019年12月14日 (土曜日)

第116呟【TOMIX M-13モーターを分解する】(2021年9月1日:追記あり)

第116呟【TOMIX M-13モーターを分解する】(2021年9月1日:追記あり)
※追記分は後ろの方に続けています。

Img_32403
 TOMIXがM-9モーターの改良版として新型のM-13モーターを発表、型番7121の
EF81ローズピンク色と、型番7122のEF81トワイライト色に搭載されたものをバラして
分解しておきましたのでご参考に。

 

Img_32293 Img_32303
 苦労してフライホイールを取り外せたのは良かったのですけど、なんと軸径がM-9モーターよりも
太くなっているじゃないですか。M-9モーターはφ1mmですけど、M-13はφ1.5mmです。
今までM-9モーター用にと集めてきた内径φ1mmのギア類やフライホイールがそのままでは嵌らない
ので大変な事です。同じく径を変える時に使うパイプとかの構成を考え直さねばならなくなって
M-13モーターを他に転用する場合には一筋縄ではいきません。

 

Img_32372 Img_32382

Img_32362 Img_32342

Img_32352 Img_32322
 M-13モーターの外寸はM-9モーターと同じなのですが、外見で明らかに異なる点は二つあって、
エンドキャップの色が青色に変わっていることと、軸径がφ1.5mmと太くなっていることです。
色違いなら間違わないでしょうけど、軸径が変わっていることはとても重要です。

 

Img_32473 Img_32493
 折角なので回転子やブラシの構造が判りやすい様に、従来品のM-9モーターも一緒にバラして
比較用に並べておきました。軸径がφ1mmからφ1.5mmと太く変わった事は先に述べましたが、
もう一箇所異なっている所があり、軸径が太くなった分だけ整流子の径もφ2.4mmからφ2.9mm
にひと回り太くなっていました。エンドキャップ内のカーボンブラシについては、同じ様に見えます。


 また、コイルと整流子との接続部分を拡大観察すると3極ある整流子の各々の極には線が2本ハンダ
付けされていることからコイル配線はデルタ結線と判りますので、コイルの結線方法はM-9モーターと
同じで変化はなかった事をお伝えしておきます。

 

Img_32552 Img_32542
 エンドキャップの色が違うのでM-9モーターとM-13モーターを間違えることは無いでしょう。
カーボンブラシの大きさや配置は同じで変わっていない様に見えますが、先にも示した整流子の径が
ひと回り大きくなったことで、カーボンブラシと整流子の接触する位置関係が少しズレると思うの
ですけれどどうなんでしょうか。

 進角/位相というパラメーターがモーターにはあるのですが、それが少し変わる様に思います。
そのことが回転数を落とし、トルクを上げている状態に変わっているのだとしたら、超低速マニア
には好都合かも知れません。高速が出なくなるのでギュンギュン回したい走り屋向きではないかも。


→参考:https://www.mabuchi-motor.co.jp/product/knowledge/performance/phase.html

 

Img_32512 Img_32502
 コイルの様子を比較すると線径に違いは無いように見えますが、巻き数は減っている様に見えます。
ただコイル抵抗を測っていない(当方では測れない)ので何とも言えませんが。M-9モーターを
使った従来動力の搭載車との比較を行っているサイトの情報では同じ電圧を掛けても低速が効くとの
ことで、回転数が落ちてトルクが増えているらしいと推測するのですが、巻き数が変わってその様に
なっているのかどうかはコイルを巻き解いて調べてみなければ判りません
 まだあまり品物が手に入りにくい状況ですのでそこまでバラすのは躊躇しますが、2020年1月
下旬に分売パーツで0616と0617が出るのでそれを買って手持ちを増やしてからでしょうか。

2021年9月1日追記~~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~~
 TOMIX分売パーツのM-13モーターで0616と0617が再販されて、新らしく
0618が発売になりました。そこで早速に仕入れてきたところです。TOMIX車両の
電気機関車でED79とかに入っています。従来M-9モーターのTYPE5に相当する
フライホイールのM-13モーター版ですね。

Img_51453

 

 

 

 




 相変わらずフライホイールがデカ過ぎです。でもM-9モーターTYPE5の方が慣性力
高い様に感じるのは気のせい? M-13は軸径と整流子径が太くなってカーボンブラシ
との摩擦力が高くなったから、惰性で回りづらくなっていると思うんだけど、さて。

※分解は各人の判断で行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなく。

 

【こちらもご参考に】

 片軸モーターを鉄道模型用に両軸化する改造No.2(2019年1月21日公開)
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2019年6月 9日 (日曜日)

第115呟【キヤノンモーターEN22を分解する】(2019年6月9日:公開)

第115呟【キヤノンモーターEN22を分解する】(2019年6月9日:公開)

 ※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちらImg_32403

 鉄道模型のNゲージで使うにはちょっと大き過ぎますけど、主にHOゲージ以上で多用するエンドウ販売のキヤノン製両軸モーターEN22シリーズを分解しておきましたのでご参考下さい。シリーズといっても[#5603 一般用/両軸]、[#5604 高速用/両軸]、[#5607 一般用・両軸/軸短]の三種類のみですけど。いづれも同じ大きさで両軸タイプなのは共通ですが、回転数の異なるものや軸の長さが違うものを敢えて取り寄せたのは、中身の整流子の様子に違いがあるかどうかを確かめたかったからです。ま、その分、購入費用だけでスゴイことになってますけど。

Img_27322 一般用/両軸

Img_27362 高速用/両軸

Img_27492 一般用・両軸/軸短

 上から一般用#5603、高速用#5604、一般用軸短#5607の外観。こうして比べてみると高速用と軸短品のシャフト長が同じなので、むしろ一般用の方が特殊品であることが判ります。なおこの長軸の断面は半月になっていてネジ止めする際に滑らない様に削ってあります。

 

Img_27332 一般用/両軸

Img_27372 高速用/両軸

Img_27502 一般用・両軸/軸短

 上から一般用#5603、高速用#5604、一般用軸短#5607の横から見た図。貼ってあるシールの内容が微妙に異なってます。長軸の一般用は”EN22”の印字がありませんけど、高速用と軸短品にはしっかり”EN22”との刻印があります。”CN22”というのは”キヤノン”から来ていて、そして”EN”は”エンドウ”から来ているのでしょうか。

 

Img_27342 一般用/両軸

Img_27382 高速用/両軸

Img_27512 一般用・両軸/軸短

 それぞれ正面から見た図。モーター取付け穴の規格は全て同じになっており、ホルダーは共通で使えるということです。

 

 Img_27352 一般用/両軸

Img_27392 高速用/両軸

Img_27522 一般用・両軸/軸短

 それぞれエンドキャップ側から見た図。シャフトの長さが同じだと見分けが付かなくなりそうで、その時は実際に通電して回転数を比較するしかなさそうです。

 

Img_27402 一般用/両軸

Img_27412 高速用/両軸

Img_27542 一般用・両軸/軸短

 マグネットハウジングの爪を起こしてエンドキャップを取り外し、中身のローターを取り出してみたところ。いずれも回転を滑らかにするためのスキュー(斜めの捻じれ)が入っており、整流子は5極であることが判ります。ちょっとした違いがあるとすれば、高速タイプのみノイズキラー用のリングバリスターが入っていない様に見えますけど気のせいでしょうか。

 

Img_27422 一般用/両軸

Img_27432 高速用/両軸

Img_27552 一般用・両軸/軸短

 バラした状態でまとめて撮影比較。エンドキャップ内にはカーボンブラシを装備している様子が伺えます。

 

Img_27462 一般用/両軸

Img_27472 高速用/両軸

Img_27562 一般用・両軸/軸短

 整流子のコンミテーター側から見た図。先ほどもちょっと触れましたが、高速タイプのみノイズキラー用のリングバリスターが付いていない様に見えます。

 

Img_27482 一般用/両軸

Img_27452 高速用/両軸

Img_27572 一般用・両軸/軸短

 整流子のコイルの様子。高速用は使っている線径が一般用より太いものを用いていることが判ります。コイル抵抗を測ってみれば明らかでしょうけど、高速用は同じ電圧を掛けても太い銅線を使っている関係で電流をより流せるため回転数が上がる理屈です。

 

※分解は各人の判断で行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなく。

 

【こちらもご参考に】

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2018年8月 7日 (火曜日)

片軸モーターを鉄道模型用に両軸化する改造No.1(2018年8月7日公開)

 ※最新情報 片軸モーターを鉄道模型用に両軸化する改造No.2(2019年1月21日公開)
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 片軸な一般モーターを鉄道模型で使いやすい様に両軸化する改造の第一弾です。両軸化改造では軸の叩き出しが常套手段ですけれど、相当上手くやらなければコイルや整流子を破壊してしまって元も子も無くなります。今回はそれとは別な方法で両軸化出来ないか検討してみたので報告です。

 

Img_19523

 

Crosscut2_2 軸叩き出しではない両軸化改造方法は、単にモーター後端側の軸を延長するものです。二種類のパイプを駆使して、軸を延長しつつ軸受けの位置を後端にズラすだけのことです。エコーモデル製の細密パイプを利用すると、延長するシャフトの軸径や軸受け外径にピッタリ合ったものが手に入るので大助かりです。

 

 

 

Img_19483

 

Img_19513 両軸化に際しエンドベゼルの軸受けを外す必要があり、これを別なパイプで支え直す分だけ本体の寸法が長くなりますけど、大概は3mm程度の延長で済みます。

 

Img_19492

 

 

 

 

 

 

 

 

Img_19502 上手く両軸化できるかどうかは、延長するシャフトを如何にブレないよう取り付けられるかです。ジョイントの精度が甘ければ回転がミソスリになってしまい、せっかく両軸化できても気持ちの良いものではありません。

 

 この方法は、もちろん今回使ったマルツミニモーターK20以外でも応用可能です。シャフト軸径と軸受け外径の大きさにもよりますが、上手く径の合致するパイプを見つければいいだけのこと。そして、元の軸受けを使わずにミニチュアベアリングに置き換えるという方法も可能であり、実際に試したところ良い仕上がりになりました。それについては次回報告とします。

 

 

 

※改造は各人の判断で行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなきよう。

 

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Nゲージ用小型動力台車の製作No.4Img_07341

鉄道模型用315MHz帯4chリモコンの15ch拡張化改造

 

第74呟【コアレスモーターM716PA-10は動力台車に使えるか】

 

フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.1

 

Bトレインショーティー改造報告No.1【DE10からDD13を作る試み】

 

アルナイン真鍮平板キットへのめっき処理試作

 

Nゲージ用小型動力台車の製作No.1

 

Nゲージ用小型動力台車の製作No.2(12/9追加サーボ情報有り)

 

鉄道模型用PWM式パワーパックの製作No.1

 

鉄道模型用PWM式パワーパックの製作No.2

2018年7月13日 (金曜日)

第110呟【KATOとTOMIXとGREENMAXとCANONとワールド工芸のコアレスモーター分解】(2019/05/26追記)

 

第110呟【KATOとTOMIXとGREENMAXとCANONとワールド工芸のコアレスモーター分解】(最終更新は2019年5月26日です)

最終更新は2019年5月26日です。追記分は後に続けています。

  ※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちらImg_32403

 格安で手軽に入手できるようになったコアレスモーターの中身を晒すべく、以前に第74呟【コアレスモーターM716PA-10は動力台車に使えるか】で分解してみたことがあります。
 今回は鉄道模型のNゲージで、KATO製D51 498動力ユニットに使っているコアレスモーターと、TOMIX製C11 325に搭載の分売りパーツ0602番で入手できるM-12コアレスモーター、さらにGREENMAX製の新型動力ユニットに使っているコアレスモーター、そしてHOゲージなどで使う高級品なCANON製LN12、5/19新発売なワールド工芸製#1020CLとをバラして比較しておきましたので報告です。

 

Img_18872 Img_18962  左はシールがカッコイイ感じなKATO製コアレスモーターで、NゲージのD51-498動力ユニットに搭載されているものです。外径φ7mm×長さ20mmでモーター軸径はφ0.8mmでした。
 右はちょっと短く見えるTOMIX製コアレスモーターで、NゲージC11 325動力ユニットに搭載されている分売りパーツ0602番のものです。外径φ7mm×長さ17mmでモーター軸径はφ0.8mmでした。KATO製より3mmほど短い全長がTOMIX製の特徴と言えます。

 

 

 

Img_18952 Img_18972

 

 左はKATO製、右はTOMIX製を分解した中身です。コイルと整流子の様子から5極であること、ブラシはフォーク形で3本タイプであることが判り、両者ともに同じ構造でした。
 異なる点として、KATO製の全長が20mmなのに対してTOMIX製は17mmな全長でちょっぴし短いことを挙げておきます。

 以前バラしたaitendoのドローン・ヘリ用コアレスモーターM716PA-10は、ブラシのフォークが2本タイプだったので、KATOやTOMIXなどの鉄道模型用途ではブラシの回転摩耗寿命に気を遣って頑丈なものを選定していると考えます。

~~2019年4月20日追記分:GREENMAX製コアレスモーター分解~~~~~~~~~

 GREENMAXの秋葉原直売店で手に入る新型動力の分売パーツでコアレスモーターのみ手に入るので、各社比較用に分解しておきました。

Img_26532
 GREENMAXの新型動力ユニットに使っているコアレスモーターは、KATO製やTOMIX製のNゲージ向けでは片軸タイプなのに対し、GREENMAX製は両軸タイプを使っています。径φ10×長さ20mmでKATO製やTOMIX製よりも一回り大きなサイズとなってます。なお、軸径はKATO製やTOMIX製よりも太いφ1mmです。

Img_26542
 真鍮製フライホイールを外さないとエンドキャップが外せないので、ここまでバラすのは大変でした。一番見たかった整流子の数とブラシの本数が漸く判明しました。

Img_26562
 整流子はKATO製やTOMIX製がいづれも5極だったのに対し、GREENMAX製は3極になっており唯一異なる点でした。

Img_26642
 ブラシの方はKATO製やTOMIX製と同じくフォーク形3本構造となっており回転寿命は期待できそうです。エンドキャップを良く見ると、軸後端側を受けるスリーブが無い事を確認できます。

Img_26612
 片軸タイプのKATO製やTOMIX製には無いものとして、GREENMAX製の両軸タイプには真鍮製のストッパーが刺さっています。これのお陰で軸がエンドキャップ側にスライドしてすっぽ抜けるのを防いでいます。
~~2019年5月8日追記分:CANON製LN12コアレスモーター分解~~~~~~~~~
 HOゲージなどで使う高級なコアレスモーターでCANON製のLN12を入手して分解しておきました。一個¥2,500くらいするので潰す訳にはいきませんから、ひとまずエンドキャップを外して整流子の数と使っているブラシの種類を確かめるのみに留めておきます。
Img_26783

 一応二つ買っておいて、そのうちの片方を豪快にバラします。といってもエンドキャップを外すくらいしかやりませんけど。外ケースの爪の部分を上手く起こさないと簡単には外れそうにありません。大きさは外形φ12mm、長さ34mm、軸径はφ1.5mmな代物です。

Img_26772
 エンドキャップを外してみると高級品の特徴なのかカーボンブラシを搭載しており、整流子は5極になっています。なるほど回転が滑らかな訳です。でもカーボンブラシのせいで軸を指で回そうとすると重たい印象を受けます。これがKATO製やTOMIX製、GREENMAX製などのフォーク型ブラシ系とは異なる点でしょうか。コアレスモーター特有のコギングのない回転で、フォーク型ブラシ系はツルツルと軸が回せますけど、カーボンブラシではコアが軽いものだから摩擦のほうが余計に重たく感じるのでしょう。

Img_26792
 コイルと整流子の様子を正面から見てみたところ。ちゃんと5極であることが判ります。コンミテーターの部分は絶縁軸と導体部分が一体化しているような構造で驚きます。

Img_26803
 エンドキャップを良く見てみると、カーボンブラシの向こう側にあるべき後端側軸受けが見当たりません。これはGREENMAX製の構造と同じでした。

Img_26812
 エンドキャップにぽっかり開いた軸受け用の穴は、外から簡単にゴミやホコリなどの異物が入ってしまいそうで、整流子の後端が外から見えている構造はあまり気持ちよくないです。
~~2019年5月26日追記分:ワールド工芸製#1020CLコアレスモーター分解~~~~~~~~~
 2019年5月19日、ワールド工芸製の両軸コアレスモーター#1020CLが新発売になりました。通販で取り寄せたものを早速に分解です。
Img_26912_1

 まずは入っていた箱から。定価は¥1500となっています。軸径φ1mm、ケース外径φ10mm×長さ20mmとの寸法が判ります。

Img_26952_1

 こちらはパッケージ裏側の様子。取付け穴のネジに関する情報を記載しています。M1.4精密ネジが必要になる様です。

Img_26922_1

 外見はGREENMAX製と全く同じ様に見えます。外ケースに印字してあるレーザーマーキングも同じ内容に見えます(未確認)。

Img_26942_1

 GREENMAX製にはありますけれど、正面側の真鍮ストッパーがワールド工芸製ではありません。

 

 

Img_26932_1

 後端側のエンドキャップの様子もちょっと違います。GREENMAX製では軸受けがありませんでしたが、ワールド工芸製ではしっかりと嵌め込まれています。

 

Img_27102

 さて、ここからはエンドキャップを外して中身を見ていきます。エンドキャップをカシメている部分を細いヤスリで削って除去すれば簡単で綺麗に外せるでしょう。

 

Img_27112

 エンドキャップを外してみたところです。カシメの構造はGREENMAX製とワールド工芸製で違いはありませんでした。

 

Img_27122

 正面側に真鍮製ストッパーが無いので、コイル部分を引き出せるのがGREENMAX製とは違うワールド工芸製の特徴です。整流子が3極なところが良く見えます。

 

Img_27192

 GREENMAX製では正面の真鍮製ストッパーを取らないとここまで分解出来ませんけど、ワールド工芸製ではやれます。美しく巻かれたコイルの様子が堪能?できます。

 

Img_27132

 エンドキャップを見ていきましょう。GREENMAX製では無かったですけどワールド工芸製では軸受けがしっかりと嵌め込まれています。ブラシの構造はフォーク形3本でこれはGREENMAX製とワールド工芸製で違いはありません。

 

Img_27162
 エンドキャップを外側から。中央に真鍮色の軸受があって、なんだかホッとします。GREENMAX製だとここがバカ穴になっていて色々とゴミやホコリが入りそうでイヤだったんですけど、これなら安心です。

※分解は各人の判断にて行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなきよう。

 

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2018年6月 9日 (土曜日)

振動モーターを転用した動力台車の製作No.1(2018/6/11:製作経過)

 ※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちらImg_32403

 錘を取り外した超小型な振動モーターをKATO製の集電台車へ組み込んでNゲージ用の動力台車にしてみようと思って。既に先人達が踏んできた道だけれども、その苦闘の跡を辿る旅。

 

Img_185222Img_18632 秋月電子で仕入れたラバー(赤)に包まれている振動モーターから錘を取り外し、φ0.7mmなモーター軸へエコーモデル製の細密パイプ(外径φ1mm、内径φ0.7mm)を履かせ、KATO製ASSYパーツのモジュール0.3なウォームギヤを突っ込みます。

 

~2018年6月11日:製作経過~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

2 いつものことですが、各パーツの正確な寸法を計測しておいてからドロー系ソフト上であれこれ動かし、実際に組み込み加工がやれるかどうかを確かめてから本計画をスタートしました。

 

Img_18642Img_18652 線路上の左側にある台車はKATO製TR201カプラー長ビス止め(品番:11-030)で、これをベースに改造してモーターを2個も組み込んじゃってます。
 ちょっとヘンテコに見えるのは、モーター径がφ4mmあってウォームギヤも同じφ4mmなので、7.5mmしかない車輪間へ2台を綺麗に並べて設置できないから少し斜めにして入れているという所でしょうか。

 

 

Img_18662Img_18672 モーターの軸線と車輪の軸線とは直角で交わってませんが、丁度うまい具合にウォームとホイールとの噛み合わせが最適角度になっていたのは棚ボタでした。
 右の写真は台車下から見たところで、モーターのウォームギヤと車輪のホイールギヤとの位置関係が良く判ると思います。

 

C 今回みたくモーターの取付け方を斜めにすれば、実車と同様な平行カルダン駆動も実現できそうですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※分解と改造は各人の判断で行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなきよう。

 

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2018年4月22日 (日曜日)

第107呟【Nゲージの動力に使えるモーターの分解】(2018/6/17:コイル結線方法)

 ※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちらImg_32403

 鉄道模型のNゲージ用動力モーターを分解して並べてます。巷で比較的に入手の容易な両軸モーターが色々と集まってきたので、外観は似ているけれど中身はどう違うのかを比較してみます。特に、回転寿命を決めているブラシ形状が知りたかったので。

 

 ※最終更新は2018年6月17日です。追記分は後ろの方に続けています。

 

 

 

Img_17642 一先ず、手元にある両軸タイプの6種類を並べてみました。寸法形状の違いとしては、高さ8mm×幅10mmの小さなタイプと、高さ10mm×幅12mmの一回り大きなタイプとがあります。どのモーターも軸径はφ1.0mmのものをピックアップしており、汎用性が高いので重宝してます。

 

 

Img_17672Img_17662 比較対象は、左から以下を並べています。モーターの正面と端子側との比較写真ですが、端子側に差異がある他は似た様な構造になっていて見分けはつきにくいです。

 

   1.バンダイ製Bトレイン専用動力ユニット[1]のモーター
   2.若松通商で昔に仕入れたジャンクモーター
   3.バンダイ製Bトレイン専用動力ユニット[3]のモーター
   4.IMON製ミニモーター 1215D
   5.TOMIX製M-9モーター 
   6.アルモデル製アルモーター RN-1015W

 

Img_17772Img_17722 ブラケットの爪を起こして分解したものを並べてみました。バンダイ製Bトレイン専用動力ユニット[1]のモーターのみ全長が短いので回転子も半分くらいになっている他は大差無いように見えますけれど、整流子とブラシの構造が決定的に違っています。
 ブラシに関しては、TOMIX製M-9モーターのみカーボンブラシでそれ以外は全てフォーク形ブラシとなっており、その中でもバンダイ製Bトレイン専用[1]のみフォークが2本である他は3本構造になっています。
 整流子との接触位置に関しては各社で様々となっており、文章で説明するのはちょっと困難です。特徴的なのはTOMIX製M-9モーターで、何れのモーターも斜め上下方向から挟み込むのに対し垂直上下方向からとなっていること(←写真上ではそう見えますが、実際に整流子を挟んだ状態では他のフォークブラシ形と同じような斜め方向からの抱え込みになる様です)。

 

 整流子に関しては何れも3極モーターなので端子も3極ありますが、よく見るとその配置が微妙に異なっているのが判ります。これも文章で説明するには難がありますので別な図解が必要でしょう。

 

 Nゲージでバンバン走らせても長持ちするモーターというのは、ブラシ回転寿命の長いものが必要でしょうから薄い金属片であるフォーク形だと短命でしょう。今回はバラしていないKATO製の開放形モーターはカーボンブラシを実装していて滅多に壊れることがなく超寿命ですが、同じくカーボンブラシ構造のTOMIX製M-9モーターは意外と短命で評判が悪い話を良く耳にします。その問題については整流子とブラシとの接触位置に原因を見出す考察がネット上で流れてますのでそちらが参考になるでしょう。

 

 

~2018年4月22日の追記分(新たに2種類を追加)~~~~~~~~~~~~~~

 

 新たに2種類を分解したので追記しておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Img_17822 新たに追加比較するモーターは以下のものです。

 

    7.TOMYTEC製TM-ED01動力ユニットのモーター
    8.TOMIX製M-11モーター

 

Img_17832Img_17852 TOMYTEC製のTM-ED01動力ユニットに使っているモーターは、両軸が少し短めになっていますけどTOMIX製M-9モーターと同形と推測します。TOMIX製M-11モーターの方は、こちらも両軸が短めですがバンダイ製Bトレイン専用動力ユニット[3]のモーターにソックリです。

 

Img_17862 両モーターともブラシや整流子の形状は、それぞれの類似品と同等になっています。唯一異なるのはブラケットのロット印字面に、内側のマグネット位置決めのためのデントが形成されていることぐらい。TOMIXとTOMYTECはブランド名称が異なるだけで同じメーカーですし、M-9モーターの新しいロットではデントの付いたものを見掛けるので、今後はこのタイプが続くものと思います。

 

~2018年6月17日の追記分(コイル結線方法を調査)~~~~~~~~~~~~~

 

 コアに巻いてあるコイルの結線方法についての調査結果です。最もポピュラーなマブチモーターは子供の頃から分解していてデルタ結線になっているのは良く知っていましたけど、今回見つけた二種類はスター結線になっていてこれは初めて見ました。
 三相交流モーターではデルタ結線やスター結線は一般的で当たり前なのですけど、ブラシ付き直流モーターはデルタ結線のみと思い込んでいたので相当に驚いた訳です。

3polemortordelta_or_star 上図はブラシ付き直流モーターにおける3極の整流子とコイルとがどのように繋がっているかを示したものです。図左のデルタ結線では整流子1極あたりコイル線は2本繋がっていますけど、図右のスター結線では1極あたり1本しか繋がっておらず、中心の3本が交わっている部分は整流子とは繋がっていません。

 

 

Img_18723 上図はマブチモーターなど一般的なモーターの結線状態で、整流子の1極あたりにコイル線は2本繋がっているのが判ります。

 

Img_18733Img_18743 そしてこれがφ6mm径コアード振動モーターの珍しい?スター結線な回転子。コアの溝へ折り畳まれる様にしてスター結線の3本撚り接続部分が観察できます。これを起こしてちゃんと3本撚りになっているのを示したのが右図で良く判るでしょう。当然、整流子の1極あたりコイル線は1本しか繋がっていないことも間違いありません。

 

Img_18693 さらに上図はKATO製小型車両用動力ユニットのモーター回転子も同様にスター結線となっている証拠写真です。こちらの3本撚りスター結線部はコア溝に押し込まれて樹脂封止してあるので良く見えませんけど、整流子1極あたりにコイルが1本しか繋がっていないことでスター結線であることが判断できます。

 

 三相交流モーターでは3本あるコイルの繋ぎ方をデルタやスターに切り替えることが出来ます。始動時にはスター結線にしておき、加速したらデルタ結線に切り替えることで効率的に始動できる仕組みがあるのです。
 まさか直流のブラシ付き3極モーターでも同じ効果が得られるのかどうかは勉強不足で判りませんけど、結線方法によっては同じコイル巻き数でもコイル抵抗や電流値は変わってくるので、小さなモーターに大電流を流して焼損させないような意図があるのかも知れません。

 

 

 

※分解は各人の判断で行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなきよう。

 

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 ※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちらImg_32403

 BトレインショーティーのEF210用に作った動力ユニットです。KATO製の電気機関車でウォームギヤを搭載していない動力台車(新動力以前のウォームホイール搭載のもの)なら同じ様な設計で応用できると思います。超スロー走行を可能にするには低回転時でもトルクが必要なので、以前から使っているTOMIX製M-9モーターを今回も利用してます。

 

[FDT100を使った動力ユニット製作過程]

 

 

 

Img_17442 DF200用のFDT100を搭載して台車回転しつつカーブ走行も可能な動力伝達機構を割り出す作業は、ドロー系ソフト上で各パーツをあれこれ動かしながらシミュレーションで確かめました。FDT100を二つ並べてTOMIX製C103カーブレールを走行できるギリギリの台車間隔を割り出したら3mmと判りましたので、これならいける!と意気込んで一気に製作が進んで形になりました。

 

Img_17552Img_17562 上図は、TOMIX製C103カーブレール上でのFDT100動力台車の動きを示した写真で、カーブ走行時は台車梁の端(砂箱の造形部分)がちょうどぶつかる位置関係になり、本当にギリギリでした。

 

Img_17462

 

Img_17482 上図は、モーターの正面および端子側から斜めに見たもので、FDT100動力台車の端へプラ板を組み合わせて作った土台を貼り付け、その上にKATOカプラーNを直付けしている様子が判ります。

 

 

 

Img_17492

 

Img_17502 FDT100動力台車の元々のトラクションタイヤは外してしまい、DF200のASSYパーツを利用して中間台車から転用した通常車輪に入れ替えて4軸全てで集電できる様に改造しています。集電端子には柔軟なリッツ線を直接ハンダ付けし、先端へコネクターを噛ましてモーターへ接続する様にすると、台車枠と動力台車とを簡単に分割できます。

 

 

 

Img_17512

 

Img_17522 写真は、動力台車を分離した台車枠の様子です。モーターへの結線はICソケットの丸ピンを転用したコネクター式にして分割作業を容易にしています。モーター軸に刺さっているウォームギヤはモジュール0.4のものですけれど、最初アルモデルのギヤを使ったのですがウォーム溝の彫りが甘いためか台車側のウオームホイールを削ってしまうトラブルを起こし、急遽バンダイ製Bトレ専用動力ユニット3に使っている溝の深いウォームギヤを転用することとなりました。

 

 

 

Img_17542

 

Base2 台車枠は1.5mmのABSプラ板から削り出して作っています。最初はフリスクの空きケースから削り出したのですが、板厚が1mmしかないので構造が弱くてちょっと曲げただけで折れてしまったので板厚は結構重要です。FDT100動力台車の回転を支える箇所はφ11mmの円外周部なのですけど、これを台車がスムーズに摩擦なく回転できる様に削り出すのは至難の業で苦労したところです。

 

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 Nゲージ用小型動力台車の製作No.6(2016/10/20完成)Img_08911

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.3(2016/10/20改良)Img_08891

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.5(2016/10/18完成)Img_08681

フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.2(2016/10/11完成)Img_08471

Nゲージ用小型動力台車の製作No.4Img_07341

鉄道模型用315MHz帯4chリモコンの15ch拡張化改造

 

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Nゲージ用小型動力台車の製作No.1

 

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鉄道模型用PWM式パワーパックの製作No.1

 

鉄道模型用PWM式パワーパックの製作No.2

2018年4月 1日 (日曜日)

Bトレインショーティー改造報告No.5【2018/4/5完成:EF210の動力化】

 ※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちらImg_32403

 BトレのEF210-100番台を動力化するにあたり、見た目のリアルっぽさを追求しつつ走行も可能な足回りを製作してみました。KATO製DF200が履いているFDT100動力台車を利用すると見た目イメージの違和感が無く、モーターやギヤ等の動力組み込みもギリギリで構築出来たのでお披露目します。

 

Img_17572

 

Img_17582 中央JRFマークの傍らに『桃太郎』マークのあるEF210-100番台の中でも108号機まではシングルアームパンタグラフではなく、数少ない下枠交差型を乗っけているのでそれを狙ったという事にしておきます。
 DF200が履いているFDT100は同じFD系台車でFE210が履いているFD7Eよりも動輪径が小さく軸距は短いので、FD7Eだとショーティー化したボディに収まらないところがFDT100だと気持ちいいほどピッタリ。FD系台車特有の直線的な梁のイメージを受け継いでいるので、EF210に組み合しても違和感が無くリアルっぽさを醸し出せます。

 

 

 

Img_17592 見た目イメージを優先したディスプレイ用途では全く面白くないので、ちゃんと動力組み込んで走行出来る様にしてます。TOMIX製M-9モーターを搭載してフリスクPWMパワーパック②で駆動すると超スロー走行が可能です。

 

Img_17612 FDT100動力台車を組み込んだものの台車間隔は3mmしか確保出来ませんでしたので回転は僅かですけど、一応TOMIX製C103カーブレールを走行可能であることは確認しています。当方の走行テスト路線だんご3兄弟レイアウトでも問題なくグルグル回ってくれてます。回転角度が少なくても台車間隔の狭いことが曲線レールの追従性には有利に働いてくれて助かりました。

 

~これ以降は、台車検証と製作編です。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 BトレインショーティーのEF210-100番台を動力化するにあたり、足回りに履かせる台車の選定で頭を悩ませておりましたが、いろいろと検証してみた結果は以下の通りです。なお画像については、ボディーと台車とを同縮尺で別撮りしたものの切り貼り合成写真ですのであしからず。
 Bトレを動力化するには色々な手段がありますけど、基本的にKATO製の動力台車を選定し、バンダイ製Bトレ動力ユニットやトミーテックの鉄コレ動力は使わない方針です。

 

[検証1]ED210動力台車FD7E【3034ZD1】Ef210_fd7e_2 KATO製のASSYパーツ【3034ZD1】EF210動力台車FD7Eを履かせてみたところ。いかにも電気機関車っぽい巨大な動輪の存在感がスバラシイのですけど、残念なことに軸距が長すぎてボギー台車は二つ入らないのです。この状態ではスカートに干渉しているだけでなく回転さえも出来ないから直線レールしか走れずアウト。

 

[検証2]DF200動力台車FDT100【70071ZD1】Ef210_fdt100_2 KATO製ASSYパーツ【70071ZD1】DF200動力台車FDT100を履かせてみたところ。同じFD系の軸梁式台車なので見た目ソックリなんですが、FD7Eよりも動輪径が小さくて軸距も短いのでちょうどイイ感じに違和感なく収まってます。スカートにはギリギリ閊えないし台車回転も可能なのでこれが今のところはベストかと思います。

 

[検証3]モハ102中央線動力台車DT33【4003GZD1】Ef210_dt33_2 KATO製ASSYパーツ【4003GZD1】モハ102中央線動力台車のDT33を履かせてみたところ。DT33はFDT100よりもさらに動輪径が小さく軸距も短いので、余裕で収まるばかりでなく床下機器をも突っ込める空間を確保できるのですが、車高が下がる分だけ短足に見えるのと台車形状が重々しくなって軽快感が失われているのが惜しいです。

 

[検証4]小型車両用動力ユニット通勤電車1動力台車DT33【10-105】Ef210_dt33_small_2 KATO製小型車両用動力ユニット【10-105】通勤電車1動力台車のDT33を履かせてみたところ。同じDT33ですけれど、小型車両用動力ユニットのダウンサイジング化でより小さく形作られています。でもモハ102中央線動力台車よりもさらに短足に見えるばかりでなく、色々と床下機器を突っ込まないと寂しく見えてしまうのが惜しいのですけど、そこへ中間台車を入れられる可能性の残されていることが救いでしょうか。実際、両端台車の回転や中間台車の横動をもクリアしつつ動力組み込むのは至難の業、ディスプレー用途としてはオモシロイかも。
 余談ですが、中間台車まで駆動する本格的なEF形の6軸駆動な動力ユニットはこちらで既に完成しています。ただBトレインショーティーでは長すぎて収まらないのですけど...。

 

[台車選定における考察]

 

 パッと見ではFD7Eの巨大な動輪がいかにもモモちゃん(EF210愛称『桃太郎』ね)らしくて堪らんのですが、走れなければ意味ないんで素直に諦めます。でもディスプレー用途には打って付けかも。
 楽しようと思えば、見た目の違和感には目を瞑りつつモハ102中央線動力台車DT33で手を打つかどうか。小型車両用動力ユニットを履かせている先達は多く、いまさら後追いはしたくないので多分やらないです。
 動力組むにはちょっと苦労するけれど、DF200のFDT100を使うのがイメージ崩れも少なくてちゃんと走らせられるものを組めそうだから、今後の計画はこれで行こうと思います。

 

[FDT100を使った動力ユニット製作過程]

 

 

 

Img_17442 FDT100を搭載して台車回転しつつカーブ走行も可能な動力伝達機構を割り出す作業は、ドロー系ソフト上で各パーツをあれこれ動かしながらシミュレーションで確かめました。FDT100を二つ並べてTOMIX製C103カーブレールを走行できるギリギリの台車間隔を割り出したら3mmと判りましたので、これならいける!と意気込んで一気に製作が進んで形になりました。

 

Img_17552Img_17562 上図は、TOMIX製C103カーブレール上でのFDT100動力台車の動きを示した写真で、カーブ走行時は台車梁の端(砂箱の造形部分)がちょうどぶつかる位置関係になり、本当にギリギリでした。

 

Img_17462

 

Img_17482 上図は、モーターの正面および端子側から斜めに見たもので、FDT100動力台車の端へプラ板を組み合わせて作った土台を貼り付け、その上にKATOカプラーNを直付けしている様子が判ります。

 

 

 

Img_17492

 

Img_17502 FDT100動力台車の元々のトラクションタイヤは外してしまい、DF200のASSYパーツを利用して中間台車から転用した通常車輪に入れ替えて4軸全てで集電できる様に改造しています。集電端子には柔軟なリッツ線を直接ハンダ付けし、先端へコネクターを噛ましてモーターへ接続する様にすると、台車枠と動力台車とを簡単に分割できます。

 

 

 

Img_17512

 

Img_17522 写真は、動力台車を分離した台車枠の様子です。モーターへの結線はICソケットの丸ピンを転用したコネクター式にして分割作業を容易にしています。モーター軸に刺さっているウォームギヤはモジュール0.4のものですけれど、最初アルモデルのギヤを使ったのですがウォーム溝の彫りが甘いためか台車側のウオームホイールを削ってしまうトラブルを起こし、急遽バンダイ製Bトレ専用動力ユニット3に使っている溝の深いウォームギヤを転用することとなりました。

 

 

 

Img_17542

 

Base2 台車枠は1.5mmのABSプラ板から削り出して作っています。最初はフリスクの空きケースから削り出したのですが、板厚が1mmしかないので構造が弱くてちょっと曲げただけで折れてしまったので板厚は結構重要です。FDT100動力台車の回転を支える箇所はφ11mmの円外周部なのですけど、これを台車がスムーズに摩擦なく回転できる様に削り出すのは至難の業で苦労したところです。

 

※改造は各人の判断で行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなきよう。

 

 

 

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2017年1月 4日 (水曜日)

Nゲージ用小型動力台車の製作No.8(2017/4/13:試走動画追加)

 

 

 ※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちらImg_32403

 NゲージBトレED75用に作っていたD級4軸駆動な動力ユニットが上手くできたので、もう少しアイデアを発展させて、軸配置Bo-Bo-BoなF級6軸駆動の動力ユニットを考案してみました。

 

Img_10222Img_10232 こちらが配線まで整えた自走可能な状態の仕上がり。TOMIX製NゲージC103スーパーミニカーブレールとクロッシングレールとで組み上げた「だんご3兄弟レイアウト」にてテスト走行を無事クリアしています(↓に試走動画あり)。動輪6軸全てから集電しているため、何かと通電トラブルの多いクロッシングレール上でも安定してモーターへのPWM電流を供給可能です。

 

 

6軸駆動の様子 こちらへ、実際に6軸が連動して駆動している様子を動画にしておきましたのでご参照ください。(WMV形式1MB、30秒)

 

 

 

6軸駆動疾走 こちらは、実際にレール上を試走している動画をアップしておきますのでご参考まで。(WMV形式2.4MB、1分17秒)

 

 

 TOMIXのC103レールとクロッシングレールとを組み合わせた苛酷なレイアウトフリスクPWMパワーパックでいやらしく制御している様子。

 

 

 

 

 

完成までちょっと前の様子~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

Img_10062Img_10071 Nゲージのメーカー製品では既に、F級で軸配置Co-Coな6軸駆動の動力ユニットを積んだEF58やEF62等が発売されていますけど、同じF級6軸駆動でも軸配置がBo-Bo-Boな動力ユニットは見たことなく、大概はBo-B-Boで両端台車のみ動力を入れた4軸駆動であり中間台車には動力が入っていません。カーブ通過時に旋回する両端台車と異なり、中間台車は旋回することなく横動という形でレールに追従する構造なため、Nゲージで模型化した場合では上手く動力を組み込めないのでしょうか。
 
存在しないなら見てみたい! そう思ってこの前に作った、EC用動力台車を用いたBo-Bo軸配置なD形4軸駆動動力ユニットの動力伝達方式を応用すると、横動する中間台車へも簡単に動力を伝達できることが判り、早速それを検証するため試作車を製作してみました。

  パッと見ではボギー台車を三台履いたF形で、両端台車に動力の入った4軸駆動な動力ユニットにみえますが、これは中間台車にも動力が入っているBo-Bo-Bo軸配置の6軸駆動な動力ユニットです。軸距14mm、台車間隔23mmとコンパクトなF形、きっとジョイント音は『ダンダダンダダンダン』でEF65っぽいリズムを刻むはず。さらに台車間隔広げてEF64-1000番台やEF81、EF210みたく連打系『ダダダダダダンッ』とかやるかも。

 

 

 

Img_10081 6軸を駆動するのは毎度お馴染みなTOMIX製M-9モーターです。両軸はそれぞれの両端台車に繋がっているので判りやすいですけど、中間台車にはどうやって動力を伝達しているでしょうか(なぞなぞ?)。

 

Img_10091 まだ写真上では取り付けていませんけど、KATO製カプラーNを接着固定するための台座は設けてあります。これはDT22動力台車に減速段ギヤ機構を組み込む時ギヤハウジングの一部を削るんですけど、減速ギヤが接触しないギリギリまで削り残すことで実現出来てます。

 

Img_10101Img_10111 減速段には毎度お馴染みなEL動輪ギヤ軸とEC動輪ギヤ軸とを組み合わせたものを使っており、既に何度も採用してきた安定な構成です。減速段ギヤはいつものようにボールベアリングBBF625ZZで支持し、減速軸とモーター軸とはKATO製ジョイント(緑)の短縮加工品で繋いでいます。元々は20mmの長さのものを16mm程度に短くしたものですが、これは後から全長を微調整できる様にしてあるのがミソです。

 

 

 

Img_10131 裏側から見てみたところ。真の6軸駆動を実現するためには、中間台車が横動しても動力は伝わらなければなりません。それではどうやってそれを実現しているかというと、両端台車からドライブシャフト経由で繋いでいるというのが正解です。

 

Img_10141Img_10151 TOMIX製C103スーパーミニカーブレールに乗せてみたところ。両端台車は回転中心ピンにより楽に旋回追従しますけれど、中間台車は写真で判るとおり横動して台車枠から派手に飛び出す形になってますが、構造的にはこれでも支障なく動力は伝わってます。

 

 

 

Img_10191Img_10201 台車枠を取り外して台車だけにしてみたところ。これを見れば一目瞭然ですね、両側の両端台車からドライブシャフトが中間台車に繋がっている様子。ドライブシャフトのボールジョイント部分に遊びがあって1~2mmの伸縮が可能なため、TOMIX製C103スーパーミニカーブレールの様な曲線上でも中間台車を支障なく駆動可能なのでした。
 これはやりすぎかも知れませんけど、中間台車への動力伝達はわざわざ両側からドライブシャフトを突っ込まなくても片側だけで十分だと思います。何となくですが、両側からドライブシャフトで繋がっていると、本来は横動しか必要のない中間台車が勝手に暴れて旋回するのを抑える効果がある様です。

 

 

 

Img_10211 台車枠の製作は、これも毎度お馴染みフリスクブラックの空きケースからの削り出しです。以前までに作った台車枠と異なる点は、両端台車の回転用支持穴が径4mmなこと、中間台車横動支持用溝を設けるためモーター落とし込み用の角穴が無いことでしょうか。中間台車が上手く横動出来るような機構を最優先したため、モーターの取付け位置が数mmほど上がってしまい、両端台車の減速ギヤ軸と繋ぐジョイントの伝達可能オフセット角がギリギリになってしまったのは冷や汗ものでした。

 

Bobobo この図も毎度お馴染みになりました、今回の6軸駆動F形[Bo-Bo-Bo]を実現する動力伝達系の図解です。4軸駆動D形[Bo-Bo]だと台車間にモーターを落とし込めるから重心が下がって走行安定性に寄与してくれて助かるんですけれど、F形だとどうしても中間台車の分だけモーター位置が上がってしまうので重心が高くなり少しばかり不安定な感じがします。
 ですけど、6軸全てが動輪であることの効果は絶大で、特にポイント走行時などレール側に走行抵抗があってもスムーズに通過するのは見ていてホント気持ちいいですネ。

 

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