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2018年4月の7件の記事

2018年4月29日 (日曜日)

記録ス、二〇一八〇四二九(獲物写真なし)。

 記載はないけど、ここんところしょっちゅう出没している秋葉原。今日は書き残しておく。気温が上がる前の午前中に訪問、正午ちょっと前からまたもや大回り大会。

a) 鉄道模型ぽち3号店で野暮用を済ます。

b) ソフマップ1号館4F、ねんどろいどの予約をまた入れる。恒例の日曜昼市ポイントアップサービスは
  もうやってないと知って、日曜の午前中にまとめて引き取るとか既に意味無くなったっぽい。

c) TamTam鉄道模型5F、KATO製ASSYパーツのDF50用動力台車と中間台車とを仕入れる。
  これでまたBトレイン用の動力を組む予定なので。DF200用のASSYをBトレEF210の足回りに
  使うアイデアが上手くいったことに味を占めたようだ。

d) まだ正午前なので大回り大会。ゴールデンウィークだから混む路線は避けて群馬を攻める。
  京葉線はネズミ―ランド客、成田線は国外旅行客でごった返すからね。

[今回のルート大回りルート]

 秋葉原→(山手線)→上野→(宇都宮線)→小山→(両毛線)→高崎
 高崎→(八高線・非電化区間)→高麗川→(八高線・電化区間)→八王子
 八王子→(中央線快速)→新宿→(埼京線)→十条

[状況など]

e) 小山駅で宇都宮線から両毛線へ乗り換える際、接続が悪くて40分も足止めを喰らう。

f) あしかがフラワーパーク客をナメていたから、両毛線が異常に混んでいて高崎駅への到着は遅延。
  お蔭で八高線への乗り換えでホームダッシュする羽目になった。

g) さらに高崎から八王子までの八高線区間は、非電化・電化区間ともに立ちっぱなしで疲れた。

h) 八王子から新宿までの中央特快が異様に早くて助かる。流石にカーブだらけの八高線と違って
  一直線な路線だから飛ばしまくる。

i) 新宿から埼京線に乗り換えるんだけれど、流石は最狂線、最凶線と呼ばれるだけあって
  酷い混みように辟易。十条駅で疲れ切って下車、大回り終了。

2018年4月22日 (日曜日)

第107呟【Nゲージの動力に使えるモーターの分解】(2018/6/17:コイル結線方法)

 ※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちらImg_32403

 鉄道模型のNゲージ用動力モーターを分解して並べてます。巷で比較的に入手の容易な両軸モーターが色々と集まってきたので、外観は似ているけれど中身はどう違うのかを比較してみます。特に、回転寿命を決めているブラシ形状が知りたかったので。

 

 ※最終更新は2018年6月17日です。追記分は後ろの方に続けています。

 

 

 

Img_17642 一先ず、手元にある両軸タイプの6種類を並べてみました。寸法形状の違いとしては、高さ8mm×幅10mmの小さなタイプと、高さ10mm×幅12mmの一回り大きなタイプとがあります。どのモーターも軸径はφ1.0mmのものをピックアップしており、汎用性が高いので重宝してます。

 

 

Img_17672Img_17662 比較対象は、左から以下を並べています。モーターの正面と端子側との比較写真ですが、端子側に差異がある他は似た様な構造になっていて見分けはつきにくいです。

 

   1.バンダイ製Bトレイン専用動力ユニット[1]のモーター
   2.若松通商で昔に仕入れたジャンクモーター
   3.バンダイ製Bトレイン専用動力ユニット[3]のモーター
   4.IMON製ミニモーター 1215D
   5.TOMIX製M-9モーター 
   6.アルモデル製アルモーター RN-1015W

 

Img_17772Img_17722 ブラケットの爪を起こして分解したものを並べてみました。バンダイ製Bトレイン専用動力ユニット[1]のモーターのみ全長が短いので回転子も半分くらいになっている他は大差無いように見えますけれど、整流子とブラシの構造が決定的に違っています。
 ブラシに関しては、TOMIX製M-9モーターのみカーボンブラシでそれ以外は全てフォーク形ブラシとなっており、その中でもバンダイ製Bトレイン専用[1]のみフォークが2本である他は3本構造になっています。
 整流子との接触位置に関しては各社で様々となっており、文章で説明するのはちょっと困難です。特徴的なのはTOMIX製M-9モーターで、何れのモーターも斜め上下方向から挟み込むのに対し垂直上下方向からとなっていること(←写真上ではそう見えますが、実際に整流子を挟んだ状態では他のフォークブラシ形と同じような斜め方向からの抱え込みになる様です)。

 

 整流子に関しては何れも3極モーターなので端子も3極ありますが、よく見るとその配置が微妙に異なっているのが判ります。これも文章で説明するには難がありますので別な図解が必要でしょう。

 

 Nゲージでバンバン走らせても長持ちするモーターというのは、ブラシ回転寿命の長いものが必要でしょうから薄い金属片であるフォーク形だと短命でしょう。今回はバラしていないKATO製の開放形モーターはカーボンブラシを実装していて滅多に壊れることがなく超寿命ですが、同じくカーボンブラシ構造のTOMIX製M-9モーターは意外と短命で評判が悪い話を良く耳にします。その問題については整流子とブラシとの接触位置に原因を見出す考察がネット上で流れてますのでそちらが参考になるでしょう。

 

 

~2018年4月22日の追記分(新たに2種類を追加)~~~~~~~~~~~~~~

 

 新たに2種類を分解したので追記しておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Img_17822 新たに追加比較するモーターは以下のものです。

 

    7.TOMYTEC製TM-ED01動力ユニットのモーター
    8.TOMIX製M-11モーター

 

Img_17832Img_17852 TOMYTEC製のTM-ED01動力ユニットに使っているモーターは、両軸が少し短めになっていますけどTOMIX製M-9モーターと同形と推測します。TOMIX製M-11モーターの方は、こちらも両軸が短めですがバンダイ製Bトレイン専用動力ユニット[3]のモーターにソックリです。

 

Img_17862 両モーターともブラシや整流子の形状は、それぞれの類似品と同等になっています。唯一異なるのはブラケットのロット印字面に、内側のマグネット位置決めのためのデントが形成されていることぐらい。TOMIXとTOMYTECはブランド名称が異なるだけで同じメーカーですし、M-9モーターの新しいロットではデントの付いたものを見掛けるので、今後はこのタイプが続くものと思います。

 

~2018年6月17日の追記分(コイル結線方法を調査)~~~~~~~~~~~~~

 

 コアに巻いてあるコイルの結線方法についての調査結果です。最もポピュラーなマブチモーターは子供の頃から分解していてデルタ結線になっているのは良く知っていましたけど、今回見つけた二種類はスター結線になっていてこれは初めて見ました。
 三相交流モーターではデルタ結線やスター結線は一般的で当たり前なのですけど、ブラシ付き直流モーターはデルタ結線のみと思い込んでいたので相当に驚いた訳です。

3polemortordelta_or_star 上図はブラシ付き直流モーターにおける3極の整流子とコイルとがどのように繋がっているかを示したものです。図左のデルタ結線では整流子1極あたりコイル線は2本繋がっていますけど、図右のスター結線では1極あたり1本しか繋がっておらず、中心の3本が交わっている部分は整流子とは繋がっていません。

 

 

Img_18723 上図はマブチモーターなど一般的なモーターの結線状態で、整流子の1極あたりにコイル線は2本繋がっているのが判ります。

 

Img_18733Img_18743 そしてこれがφ6mm径コアード振動モーターの珍しい?スター結線な回転子。コアの溝へ折り畳まれる様にしてスター結線の3本撚り接続部分が観察できます。これを起こしてちゃんと3本撚りになっているのを示したのが右図で良く判るでしょう。当然、整流子の1極あたりコイル線は1本しか繋がっていないことも間違いありません。

 

Img_18693 さらに上図はKATO製小型車両用動力ユニットのモーター回転子も同様にスター結線となっている証拠写真です。こちらの3本撚りスター結線部はコア溝に押し込まれて樹脂封止してあるので良く見えませんけど、整流子1極あたりにコイルが1本しか繋がっていないことでスター結線であることが判断できます。

 

 三相交流モーターでは3本あるコイルの繋ぎ方をデルタやスターに切り替えることが出来ます。始動時にはスター結線にしておき、加速したらデルタ結線に切り替えることで効率的に始動できる仕組みがあるのです。
 まさか直流のブラシ付き3極モーターでも同じ効果が得られるのかどうかは勉強不足で判りませんけど、結線方法によっては同じコイル巻き数でもコイル抵抗や電流値は変わってくるので、小さなモーターに大電流を流して焼損させないような意図があるのかも知れません。

 

 

 

※分解は各人の判断で行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなきよう。

 

【こちらもご参考に】

 片軸モーターを鉄道模型用に両軸化する改造No.2(2019年1月21日公開)
Img_33082

 第116呟【TOMIX M-13モーターを分解する】(2019年12月14日:公開) Img_32403

 第115呟【キヤノンモーターEN22を分解する】(2019年6月9日:公開)
Img_27422

 片軸モーターを鉄道模型用に両軸化する改造No.1(2018年8月7日公開)Img_19502

 第110呟【KATOとTOMIXとGREENMAXとCANONとワールド工芸のコアレスモーター分解】(2019/05/26追記)Img_18952Img_18972

 第107呟【Nゲージの動力に使えるモーターの分解】(2018/6/17:コイル結線方法)Img_17662

 振動モーターを転用した動力台車の製作No.1(2018/6/11:製作経過)2>Img_18652

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 Bトレインショーティー改造報告No.5【2018/4/5完成:EF210の動力化】Img_17612

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 Bトレインショーティー改造報告No.4【2016/12/1製作中:ED75の電飾と動力化】Img_09772

 Bトレインショーティー改造報告No.3【2016/11/9完成:DD51からDB形入換機を作る】Img_09232

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 Nゲージ用貨車の製作No.1(2016/10/20完成)Img_08861

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.6(2016/10/20完成)Img_08911

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.3(2016/10/20改良)Img_08891

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.5(2016/10/18完成)Img_08681

フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.2(2016/10/11完成)Img_08471

Nゲージ用小型動力台車の製作No.4Img_07341

鉄道模型用315MHz帯4chリモコンの15ch拡張化改造

 

第74呟【コアレスモーターM716PA-10は動力台車に使えるか】

 

フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.1

 

Bトレインショーティー改造報告No.1【DE10からDD13を作る試み】

 

アルナイン真鍮平板キットへのめっき処理試作

 

Nゲージ用小型動力台車の製作No.1

 

Nゲージ用小型動力台車の製作No.2(12/9追加サーボ情報有り)

 

鉄道模型用PWM式パワーパックの製作No.1

 

鉄道模型用PWM式パワーパックの製作No.2

2018年4月21日 (土曜日)

記録ス、二〇一八〇四二一(獲物写真入れたし)。

 気温急上昇で半袖でもいいんじゃないの秋葉原。昼前に野暮用で訪問、用事を済ませたら東京近郊区間を利用した大回りの旅へ。

a) ホビーランドぽち3号店、鉄道模型がメインで他にフィギュア等も扱うホビーショップ。最近は入り浸り。
  ここで鉄道模型を売ると、4月いっぱいまで買取金額を10%アップしてくれるサービスやってる。

b) グリーンマックス・ザ・ストア秋葉原店、とあるビルの5Fに展開している鉄道模型メーカーの
  グリーンマックス直営店。Nゲージ動力回りのパーツを吟味。構造がKATOと似てるから
  相互に使いまわせるかも、とか考えてる。

c) 鉄道模型IMON、同じビルの3Fにある鉄道模型専門店。TOMIXの分売りパーツ型番0601の
  M-11モーターを買う。両軸でちっこいから組み込みに重宝するかもと思って試しに。

Img_17822Img_17862 Img_17832Img_17852 TOMIX製のM-11モーターは写真上でスリムな方。ちなみに太めな方はM-9モーターの同等品。

d) ホビーショップTamTam、鉄道模型やラジコン、電動ガンなどホビー系専門店で最近はフィギュアも
  やってる。ミニチュアボールベアリングを吟味。外径5mm程度のモノを30個ほど買おうとすると
  下手すれば¥5,000-越えちゃいそうだったのでヤメタ。

e) コトブキヤ秋葉原店、お店のショーウィンドーに『デスクトップアーミー・轟雷』の10/1スケールが
  久々にお目見え。1/10じゃなくて10/1で10倍サイズ。

f) 秋月電子通商、お店混んでるからチラシだけ貰って撤退。

 この時点で12時だったから、天気もいいし鉄分摂取のために大回りしていく。

[今回のルート]

 御徒町→山手線→上野→常磐線(2h)→友部→水戸線(1h)→小山
 小山→宇都宮線(1.5h)→赤羽→京浜東北線→都区内

 宇都宮線に乗車中、蓮田-東大宮間の踏切で警報が押されて緊急停車。たまたま先頭車に乗っていたけど、幅1mもない小さな踏切で二人のオジサンがペコペコと頭を下げていたのが判った。警報の鳴っている踏切までノロノロと進んだ後、運転手が下りて話を聞きに行って特に障害もないことを確認したから12分後に運転再開となった。ああ事故じゃなくてよかった~、大回りやっててトラブルに巻き込まれるのは色々と辛いからね。

2018年4月10日 (火曜日)

記録ス、二〇一八〇四一〇(獲物写真なし)。

 今日はCD発売日なので秋葉原。『ORESMA』の1stメジャーアルバム[Hi-Fi POPS]を手に入れるのが目的。

a) 秋葉原駅電気街口改札アトレ、「ガンゲイル・オンライン」とコラボ中。時雨沢恵一/黒星紅白の
  タッグだから面白くない訳がない。黒星紅白デザインのチビなレンがとにかくカワイイ。

b) ソフマップアミューズメント館4F、『ORESAMA』の[Hi-Fi POPS]買う。BD付きの初回版は、
  「うとまる」のデザインが特徴的なPV入りでお買い得感ある。購入特典でステッカー貰える。

c) ソフマップ1号館3F、上遠野浩平著『ブギーポップ』シリーズの最新刊が出たので買う。帯には
  2度目のアニメ化について告知を載せている。

d) IMON鉄道模型3F、Bトレの動力化に使おうと思ってIMONモーター1215D12-10-15
  ¥1,188/個(税込)を購入。両軸モーターでTOMIXのM-9モーターと外観はソックリ。
  帰ってからPWMパワーパックで駆動してみたら、M-9モーターよりも可成り回転が静かで
  ビックリ。でも低回転時のトルクはM-9には負けると感じた。分解してみたら板ブラシだったので
  回転寿命はカーボンブラシのM-9に及ばないと思う。

e) ヨドバシAKIBAホビー6F、動力台車を支える台車枠を作るのに必要なプラ製の1mm角材を
  買う。WAVE製のが売り切れててタミヤ製にしたけど、こっちの方が安くて沢山入ってお買い得。
  あと、いつも使っている平目の半月型ヤスリも買っておく。

2018年4月 9日 (月曜日)

記録ス、二〇一八〇四〇八(獲物写真なし)。

 久々の”記録ス”です。ちょくちょく秋葉原には顔を出していたんですけど、まぁいちいち様子を書き込む程の事でもないかぁ、ということで一時的に冷めておりました。
 今日は既に歩行者天国な状態でしたから13時過ぎに訪れたところです。桜も散って久しいけれど陽気が良いので海外からの観光客だらけ、あちこちで道路の真ん中に座りこんで写真撮りまくってた。

a) R-mobile中古スマホ店、なんと本日4/8限りで閉店。先月からセールやってて今月に入って
  からはお値打ち詰め合わせ福袋とかも出てた。ここではいつも分解ネタのジャンク中古リチウム
  イオン電池パックを漁っていたのだけれど、今後安価で入手できる見込みはないから処分セールで
  ¥100/個だったのを30個で¥3,000-も買ってしまったぞ! 一体何に使うつもりだい?

b) TamTam鉄道模型5F、先日完成したBトレEF210の足回りに使ったDF200のFDT100
  動力台車が2個置いてあったのでストック用に購入、決して安くはないのだが・・・・・。

c) ヨドバシAKIBAホビー6F、先のFDT100動力台車を使った動力ユニットの製作で、台車枠を
  もっと精巧に作れないかと思って転用可能なものを探してたら、WAVE製Gパーツシリーズで
  タンク・ロングLというプラスチックパーツが外径φ11mmで台車回転部分にジャストフィットする
  のに気が付いて購入してみた。・・・・・また作るつもりですか?

d) 予定が順調にこなせたので15時から鉄分補給の大回りを決行。

  秋葉原→(山手線)→東京→(京葉線)→蘇我→(外房線)→大網→(東金線)→成東
  成東→(総武本線)→佐倉→(成田線本線)→成田→(成田線我孫子支線)→我孫子
  我孫子→(常磐線)→日暮里→(京浜東北線)→都区内某駅

  ※成田駅でもう日が暮れてあたりは真っ暗、ちょっと頑張り過ぎたかも。久しぶりにローカル線の
   派手なジョイント音(東金線とかね)を満喫出来たから良かったけどネ。

2018年4月 6日 (金曜日)

Nゲージ用小型動力台車の製作No.9(2018/4/6:抽出記載)

 

 

 ※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちらImg_32403

 BトレインショーティーのEF210用に作った動力ユニットです。KATO製の電気機関車でウォームギヤを搭載していない動力台車(新動力以前のウォームホイール搭載のもの)なら同じ様な設計で応用できると思います。超スロー走行を可能にするには低回転時でもトルクが必要なので、以前から使っているTOMIX製M-9モーターを今回も利用してます。

 

[FDT100を使った動力ユニット製作過程]

 

 

 

Img_17442 DF200用のFDT100を搭載して台車回転しつつカーブ走行も可能な動力伝達機構を割り出す作業は、ドロー系ソフト上で各パーツをあれこれ動かしながらシミュレーションで確かめました。FDT100を二つ並べてTOMIX製C103カーブレールを走行できるギリギリの台車間隔を割り出したら3mmと判りましたので、これならいける!と意気込んで一気に製作が進んで形になりました。

 

Img_17552Img_17562 上図は、TOMIX製C103カーブレール上でのFDT100動力台車の動きを示した写真で、カーブ走行時は台車梁の端(砂箱の造形部分)がちょうどぶつかる位置関係になり、本当にギリギリでした。

 

Img_17462

 

Img_17482 上図は、モーターの正面および端子側から斜めに見たもので、FDT100動力台車の端へプラ板を組み合わせて作った土台を貼り付け、その上にKATOカプラーNを直付けしている様子が判ります。

 

 

 

Img_17492

 

Img_17502 FDT100動力台車の元々のトラクションタイヤは外してしまい、DF200のASSYパーツを利用して中間台車から転用した通常車輪に入れ替えて4軸全てで集電できる様に改造しています。集電端子には柔軟なリッツ線を直接ハンダ付けし、先端へコネクターを噛ましてモーターへ接続する様にすると、台車枠と動力台車とを簡単に分割できます。

 

 

 

Img_17512

 

Img_17522 写真は、動力台車を分離した台車枠の様子です。モーターへの結線はICソケットの丸ピンを転用したコネクター式にして分割作業を容易にしています。モーター軸に刺さっているウォームギヤはモジュール0.4のものですけれど、最初アルモデルのギヤを使ったのですがウォーム溝の彫りが甘いためか台車側のウオームホイールを削ってしまうトラブルを起こし、急遽バンダイ製Bトレ専用動力ユニット3に使っている溝の深いウォームギヤを転用することとなりました。

 

 

 

Img_17542

 

Base2 台車枠は1.5mmのABSプラ板から削り出して作っています。最初はフリスクの空きケースから削り出したのですが、板厚が1mmしかないので構造が弱くてちょっと曲げただけで折れてしまったので板厚は結構重要です。FDT100動力台車の回転を支える箇所はφ11mmの円外周部なのですけど、これを台車がスムーズに摩擦なく回転できる様に削り出すのは至難の業で苦労したところです。

 

※改造と製造は各人の判断にて行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなきよう。

 

【こちらもご参考に】

 片軸モーターを鉄道模型用に両軸化する改造No.2(2019年1月21日公開)
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 第115呟【キヤノンモーターEN22を分解する】(2019年6月9日:公開)
Img_27422

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 振動モーターを転用した動力台車の製作No.1(2018/6/11:製作経過)2>Img_18652

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 Bトレインショーティー改造報告No.5【2018/4/5完成:EF210の動力化】Img_17612

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 Nゲージ用小型動力台車の製作No.7(2017/1/3抽出記載)Img_09802

 Bトレインショーティー改造報告No.4【2016/12/1製作中:ED75の電飾と動力化】Img_09772

 Bトレインショーティー改造報告No.3【2016/11/9完成:DD51からDB形入換機を作る】Img_09232

 Bトレインショーティー改造報告No.2【2016/11/8完成:DD51からDD16っぽいものを作る】Img_09072

 Nゲージ用貨車の製作No.1(2016/10/20完成)Img_08861

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.6(2016/10/20完成)Img_08911

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.3(2016/10/20改良)Img_08891

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.5(2016/10/18完成)Img_08681

フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.2(2016/10/11完成)Img_08471

Nゲージ用小型動力台車の製作No.4Img_07341

鉄道模型用315MHz帯4chリモコンの15ch拡張化改造

 

第74呟【コアレスモーターM716PA-10は動力台車に使えるか】

 

フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.1

 

Bトレインショーティー改造報告No.1【DE10からDD13を作る試み】

 

アルナイン真鍮平板キットへのめっき処理試作

 

Nゲージ用小型動力台車の製作No.1

 

Nゲージ用小型動力台車の製作No.2(12/9追加サーボ情報有り)

 

鉄道模型用PWM式パワーパックの製作No.1

 

鉄道模型用PWM式パワーパックの製作No.2

2018年4月 1日 (日曜日)

Bトレインショーティー改造報告No.5【2018/4/5完成:EF210の動力化】

 ※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちらImg_32403

 BトレのEF210-100番台を動力化するにあたり、見た目のリアルっぽさを追求しつつ走行も可能な足回りを製作してみました。KATO製DF200が履いているFDT100動力台車を利用すると見た目イメージの違和感が無く、モーターやギヤ等の動力組み込みもギリギリで構築出来たのでお披露目します。

 

Img_17572

 

Img_17582 中央JRFマークの傍らに『桃太郎』マークのあるEF210-100番台の中でも108号機まではシングルアームパンタグラフではなく、数少ない下枠交差型を乗っけているのでそれを狙ったという事にしておきます。
 DF200が履いているFDT100は同じFD系台車でFE210が履いているFD7Eよりも動輪径が小さく軸距は短いので、FD7Eだとショーティー化したボディに収まらないところがFDT100だと気持ちいいほどピッタリ。FD系台車特有の直線的な梁のイメージを受け継いでいるので、EF210に組み合しても違和感が無くリアルっぽさを醸し出せます。

 

 

 

Img_17592 見た目イメージを優先したディスプレイ用途では全く面白くないので、ちゃんと動力組み込んで走行出来る様にしてます。TOMIX製M-9モーターを搭載してフリスクPWMパワーパック②で駆動すると超スロー走行が可能です。

 

Img_17612 FDT100動力台車を組み込んだものの台車間隔は3mmしか確保出来ませんでしたので回転は僅かですけど、一応TOMIX製C103カーブレールを走行可能であることは確認しています。当方の走行テスト路線だんご3兄弟レイアウトでも問題なくグルグル回ってくれてます。回転角度が少なくても台車間隔の狭いことが曲線レールの追従性には有利に働いてくれて助かりました。

 

~これ以降は、台車検証と製作編です。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 BトレインショーティーのEF210-100番台を動力化するにあたり、足回りに履かせる台車の選定で頭を悩ませておりましたが、いろいろと検証してみた結果は以下の通りです。なお画像については、ボディーと台車とを同縮尺で別撮りしたものの切り貼り合成写真ですのであしからず。
 Bトレを動力化するには色々な手段がありますけど、基本的にKATO製の動力台車を選定し、バンダイ製Bトレ動力ユニットやトミーテックの鉄コレ動力は使わない方針です。

 

[検証1]ED210動力台車FD7E【3034ZD1】Ef210_fd7e_2 KATO製のASSYパーツ【3034ZD1】EF210動力台車FD7Eを履かせてみたところ。いかにも電気機関車っぽい巨大な動輪の存在感がスバラシイのですけど、残念なことに軸距が長すぎてボギー台車は二つ入らないのです。この状態ではスカートに干渉しているだけでなく回転さえも出来ないから直線レールしか走れずアウト。

 

[検証2]DF200動力台車FDT100【70071ZD1】Ef210_fdt100_2 KATO製ASSYパーツ【70071ZD1】DF200動力台車FDT100を履かせてみたところ。同じFD系の軸梁式台車なので見た目ソックリなんですが、FD7Eよりも動輪径が小さくて軸距も短いのでちょうどイイ感じに違和感なく収まってます。スカートにはギリギリ閊えないし台車回転も可能なのでこれが今のところはベストかと思います。

 

[検証3]モハ102中央線動力台車DT33【4003GZD1】Ef210_dt33_2 KATO製ASSYパーツ【4003GZD1】モハ102中央線動力台車のDT33を履かせてみたところ。DT33はFDT100よりもさらに動輪径が小さく軸距も短いので、余裕で収まるばかりでなく床下機器をも突っ込める空間を確保できるのですが、車高が下がる分だけ短足に見えるのと台車形状が重々しくなって軽快感が失われているのが惜しいです。

 

[検証4]小型車両用動力ユニット通勤電車1動力台車DT33【10-105】Ef210_dt33_small_2 KATO製小型車両用動力ユニット【10-105】通勤電車1動力台車のDT33を履かせてみたところ。同じDT33ですけれど、小型車両用動力ユニットのダウンサイジング化でより小さく形作られています。でもモハ102中央線動力台車よりもさらに短足に見えるばかりでなく、色々と床下機器を突っ込まないと寂しく見えてしまうのが惜しいのですけど、そこへ中間台車を入れられる可能性の残されていることが救いでしょうか。実際、両端台車の回転や中間台車の横動をもクリアしつつ動力組み込むのは至難の業、ディスプレー用途としてはオモシロイかも。
 余談ですが、中間台車まで駆動する本格的なEF形の6軸駆動な動力ユニットはこちらで既に完成しています。ただBトレインショーティーでは長すぎて収まらないのですけど...。

 

[台車選定における考察]

 

 パッと見ではFD7Eの巨大な動輪がいかにもモモちゃん(EF210愛称『桃太郎』ね)らしくて堪らんのですが、走れなければ意味ないんで素直に諦めます。でもディスプレー用途には打って付けかも。
 楽しようと思えば、見た目の違和感には目を瞑りつつモハ102中央線動力台車DT33で手を打つかどうか。小型車両用動力ユニットを履かせている先達は多く、いまさら後追いはしたくないので多分やらないです。
 動力組むにはちょっと苦労するけれど、DF200のFDT100を使うのがイメージ崩れも少なくてちゃんと走らせられるものを組めそうだから、今後の計画はこれで行こうと思います。

 

[FDT100を使った動力ユニット製作過程]

 

 

 

Img_17442 FDT100を搭載して台車回転しつつカーブ走行も可能な動力伝達機構を割り出す作業は、ドロー系ソフト上で各パーツをあれこれ動かしながらシミュレーションで確かめました。FDT100を二つ並べてTOMIX製C103カーブレールを走行できるギリギリの台車間隔を割り出したら3mmと判りましたので、これならいける!と意気込んで一気に製作が進んで形になりました。

 

Img_17552Img_17562 上図は、TOMIX製C103カーブレール上でのFDT100動力台車の動きを示した写真で、カーブ走行時は台車梁の端(砂箱の造形部分)がちょうどぶつかる位置関係になり、本当にギリギリでした。

 

Img_17462

 

Img_17482 上図は、モーターの正面および端子側から斜めに見たもので、FDT100動力台車の端へプラ板を組み合わせて作った土台を貼り付け、その上にKATOカプラーNを直付けしている様子が判ります。

 

 

 

Img_17492

 

Img_17502 FDT100動力台車の元々のトラクションタイヤは外してしまい、DF200のASSYパーツを利用して中間台車から転用した通常車輪に入れ替えて4軸全てで集電できる様に改造しています。集電端子には柔軟なリッツ線を直接ハンダ付けし、先端へコネクターを噛ましてモーターへ接続する様にすると、台車枠と動力台車とを簡単に分割できます。

 

 

 

Img_17512

 

Img_17522 写真は、動力台車を分離した台車枠の様子です。モーターへの結線はICソケットの丸ピンを転用したコネクター式にして分割作業を容易にしています。モーター軸に刺さっているウォームギヤはモジュール0.4のものですけれど、最初アルモデルのギヤを使ったのですがウォーム溝の彫りが甘いためか台車側のウオームホイールを削ってしまうトラブルを起こし、急遽バンダイ製Bトレ専用動力ユニット3に使っている溝の深いウォームギヤを転用することとなりました。

 

 

 

Img_17542

 

Base2 台車枠は1.5mmのABSプラ板から削り出して作っています。最初はフリスクの空きケースから削り出したのですが、板厚が1mmしかないので構造が弱くてちょっと曲げただけで折れてしまったので板厚は結構重要です。FDT100動力台車の回転を支える箇所はφ11mmの円外周部なのですけど、これを台車がスムーズに摩擦なく回転できる様に削り出すのは至難の業で苦労したところです。

 

※改造は各人の判断で行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなきよう。

 

 

 

【こちらもご参考に】

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