第94呟【リチウムイオン電池パックを分解する⑱】(2017/6/1:追記あり)
リチウムイオン電池パック分解の18個目はZTEコーポレーション製ZEBAG1で、SoftBank製シンプルスマートフォン008Zの標準バッテリーとして使われているもの。
大きさは横41.2mm、縦51.5mm、厚み6.4mmと小柄で太目なタイプ、3.7Vで1500mAhの容量があり、2011年の夏モデルとして販売していたスマホ用です。
取り出した単セルはサムスンSDI製のICP653850でインクジェットによるマーキングがされていましたけれど、溶剤で表面を拭き取った時に消えちゃいました。なお寸法については実測で38mm×49mmで6.4mm厚でした。
過充放電防止基板もしっかり付いています。制御チップと思しきものが二つ確認できます。
チップ表面のレーザーマーキングを読み取ると、[TL1F3]と[XL70]の様ですが残念ながら詳細は不明です。
このリチウムイオン電池パックを上手く使えるケースを探していたら、タカチ製プラケースのCS90N-Bがピッタリなことを見つけました。ケースは幅45mm、長さ90mm、厚み12でフリスク120を一回り大きくした様なサイズです。
殻割しないで入れるとギリギリ過ぎるので、単セルを取り出してから入れた方が無難な様子。さてさて、これば一体何に化けるのでしょうか(↓)。
※分解は各人の判断にて行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなく。
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