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2017年3月の11件の記事

2017年3月25日 (土曜日)

記録ス、二〇一七〇三二五。

 毎週土曜日の定期的な秋葉原。そうか、AnimeJapan2017やってんだな国際展示場。それで大きな痛紙袋を抱えた輩がワガモノ顔で闊歩しているのも頷ける。

電子パーツ通り及びジャンク通りには近寄らず。

イ)コトブキヤ秋葉原店3F、『デスクトップアーミー・シルフィーシリーズ寒冷地塗色バージョン』の
 予約分2箱を引き取る。店頭品まだたくさん並んでた。
ロ)aitendo3F、DSPラジオ関連のパーツを漁る。ロッドアンテナとダイヤル形ボリュームに
 タクトスイッチ、さらに小型スピーカーを購入、だいたい¥1,000分くらい。
ハ)ヨドバシ秋葉原7Fタワーレコード、テイ・トウワの最新アルバム『EMO』を購入、早く聴きたい!

 この後は新宿に移動、東口エリアには100均ショップのシルクが3店舗もある。先日に分解して解析したグリーンオーナメント製LEDミニタッチライトの手持ち在庫を増やすため。

ニ)シルク新宿中央口店、ハズレ。
ホ)シルク三平新宿店、ハズレ。
ヘ)シルク三平モア中央通り店、お!置いたるじゃん! 良かった見つかって。白と黒とをそれぞれ
 2個づつ購入、まだ下の引き出しに在庫あるのを確認したので欲しくなったらまた来ようっと。

 新宿東口エリアで買えなければ、巣鴨店か大山店、ときわ台店まで行こうと思ってたから助かった。このLEDミニタッチライトに使っているマイコンスイッチは単純なON/OFFをタクトスイッチで切り替えることができるから、様々に転用可能なはずで可成り期待してる。

2017年3月24日 (金曜日)

100均ライト改造報告No.23【2017/5/29駆動回路:LEDミニタッチライト蒼】

 100均ショップWatts系シルク店でグリーンオーナメント製LEDミニタッチライトを買ってみたところスイッチにオルタネート形でないタクト形を使っており、分解したらON/OFFをマイコンコントロールしている機種と判りました。これのコア部分を転用すると簡単にマイコンスイッチ機構が手に入ります。
 この置きライトはフォルムが気に入っているので、それをそのまま生かしつつ1WのハイパワーLEDを10時間連続点灯できる様に改造しました。そしていつもの白色じゃ面白みに欠けるので今回は”蒼”。

Img_12613Img_12633Img_12623_2 改造品といっても見た目の外観は全く通常品と変わりありませんが、点灯させてみるとご覧の様に”蒼”い世界へ誘ってくれます。これはズバリ大人しい時の王蟲の目そのまんまという感じ。

  「ここは王蟲の巣じゃ~」 「か、囲まれた・・・」
  「私たちを調べている・・・。」王蟲、ごめんなさい、あなたたちの巣を騒がして。」
  「でも判って。私たち、あなた方の敵じゃないの・・・」
  「どうしたんじゃ?王蟲の目が真っ赤じゃぞ!うわ~~」

 なんて『ナウシカごっこ』が出来るギミックを仕込んだら面白いかも。具体的アイデアは、

  イ)パワーLEDを赤と青の2色タイプに入れ替え、
  ロ)振動センサーで信号をカウントしつつ、 「静かに。怒らせてはダメ」
  ハ)タイマーで一定時間内に設定カウント数を越えたら、 「な、何が始まるんじゃ?」
  ニ)青から赤へ切り替える。 「怒りで我を忘れているんだわ」
  ホ)振動が無くなってからの一定時間をカウントし、
  ヘ)赤から灰色(消灯)へ切り替える。 「王蟲の攻撃色が消えていく」「大気から怒りが消えた」
  ト)その後の一定時間後に青を再点灯する。 「王蟲が森へ帰っていく・・・」

 ・・・ヤバイ、なんだかそれを作ってみたくなってきました、・・・でも誰かもうやってるかも。

~具体的な改造の詳細について(2017/5/28追記分)~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 このページ後半に追記しておきましたのでご参照ください。

~以前の分解と回路解析の情報~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Img_11592 外径がφ60mmほどしかない据え置き形のLEDライトで、中央の乳白色ドーム部分が光ります。ドーム部分を押す度にON/OFFが切り替わる仕組みになってます。

Img_11602 ビンのフタを開ける要領で捻れば二つに分離できて電池BOXが顔を出します。単4形電池を3本使い、1.5V×3本の直列接続で4.5Vを供給しています。

Img_11612 4箇所のネジを外すと電池BOXの裏側にLED制御基板がご登場です。表面実装形のSMDタイプLEDが三つ、電源ON/OFF用の超薄型タクトスイッチ、SOP-23-5形の5pin米粒マイコン、あとはLEDドライブ用のチップトランジスターにチップコン、チップ抵抗が載っており極めてシンプルです。

Img_11622 LEDドライブ用のチップトランジスターには【Y2】のマーキングがあり、PNP形のSS8550と判りました。このあと部品を一つづつ外しながら銅配線パターンを読んで回路図に起こしたところ、米粒マイコンチップは5pinありますけど4pin分しか使っておらず1pinは何処にも繋がってませんでした。LEDは3個が並列に接続されており点灯時には3V前後が掛かります。
 動作電圧の下限について調査したところ、2.4VでLEDが点灯しなくなってもON/OFF自体は行っており、2V以下でもマイコン自体は動作出来る様でした。上限についてはアルカリマンガン電池の新品電圧1.6V×3本直列=4.8Vでも大丈夫な設計のはずなので、テストはしていませんが5Vでも壊れないものと推測します。

Drive_circuit_2 そしてこれが本製品の回路図です。チップコンが電源ラインに一つ入っているのですけど、当方は容量計を持っていないので数値は判りませんが、常連コメンテーターの[mytoshi]さんによる測定結果では0.225μFとのことです(情報有難うございます)。チップトランジスターはフェアチャイルド製SS8550のセカンドソース品で、元はTO-92形なためコレクタ電流が1.5A流せる2Wクラスの製品なんですが、SOT-23形チップ化によって0.3Wまでとなっているから注意せねばなりません。電源ON時のマイコン出力はシンクになっており、PNP形トランジスターでLED駆動電流が足りない場合はP形MOS-FETを噛ませれば良いでしょう。

Drive_circuit_3 350mA定電流チップのAMC7135を入れてパワーLEDを駆動したい場合は、Y2のチップトランジスターはそのまま使えるので助かります。流石に350mAもLED電流を流そうとすると電池容量が問題であり、アルカリマンガン電池の単4形3本直列4.5Vなら2時間程度、単3形3本直列4.5Vならもう少し伸びて4時間くらい持つでしょうか。当方としては高容量な角型リチウムイオン電池を搭載して10時間くらいは大丈夫な様にしたいですネ。

~2017年5月24日追記(加工)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Img_12352_2 第92呟の分解記事に記載したリチウムイオン電池パックから取り出した単セルを3枚重ねて組電池にします。1セルあたり1020mAhの容量がありますから3枚並列接続で3060mAhに化けます。

Img_12472 LEDミニタッチライトのボディーへ先の組電池をそのまま入れようとすると、ちょうど四隅がぶつかってギリギリ入りません。なので干渉する部分に1mmほどのV字溝を刻む必要があります。

Img_12412 それで、これがちょうど底ケースにスッポリと入っている様子。ケース厚みは2mmほどあってV字溝が1mmの深さですから、残りの1mmで強度を保っていることになります。

Img_12452 ケースの上カバー側にもV字溝を入れて写真の様にスッポリと納まってます。もうちょっとセルが正方形に近ければケースを削る必要も無いのでしょうけど、そのようなセルを使うと容量減っちゃうんですよね、そこはどうしても譲りたくなかったのです。

Img_12512 LEDミニタッチライトの内部には最大厚みで20.5mmのものが入ります。今回、単セルは5.5mm厚のものを使っているので3枚重ねだと16.5mmにもなり、残りの隙間は4mm程となってしまいました。

Img_12572 この限られた隙間の4mm空間を使って制御基板と放熱板付きパワーLEDとを組み込むことになりますが、まぁそんなに苦労しないでしょう。まだセル側面部分に空きがありますから、充電用制御基板とかUSBコネクターとかを突っ込む余裕はありますし。

~2017年5月28日追記(完成)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Img_12642 白いドーム状のホヤを取り外した状態。組み込んだパワーLEDが少し飛び出す形でお目見えです。

Img_12652 ケース上半分のカバーを取り外すと隠れていた本体が露わになります。ユニバーサル基板のランドを使っている面積は限られており普通ならこんな大きさは必要ないと考えますけれど、これは基板周縁部による位置決めを兼ねているからです。

Img_12692 パワーLEDの放熱板はユニバーサル基板上に数mmの隙間を空け浮かして取り付けています。300mA定電流ドライブによる発熱を逃がす目的と、光源の中心位置決め微調整を兼ねての事です。

Img_12673 基板左側にはタクトスイッチによるワンクリック電源ON/OFF用の回路を、基板右側には300mA定電流ドライブ用の回路をそれぞれ組んでいます。前者は元の回路に使っていたパーツを極力再利用していますが、電源パスコンだけは手持ちの1μFを使ってます。後者はJRC製NJW4616という定電流ドライバーチップを使いました。いつもならAMC7135で350mA定電流にするところですけれど今回は新しいデバイスを試したくて。

Drive_circuit_4 AMC7135は電流設定が350mAで固定だけど、NJW4616は外付けセンス抵抗を使って20~300mAの範囲で自由に設定できる。また、最低動作電圧はAMC7135なら2.7Vまでなのが、NJW4616だと2.5Vまで使えて有利。さらにフィードバック電圧は200mVと低く、センス抵抗によるドロップも少な目。今回はチップ1Ωを6個組み合わせて0.67Ωを合成し、300mA定電流設定として使っています。
 (後日、点灯時間を延長すべくセンス抵抗を1Ωに変更し200mAに落としました[2017/6/1])

  定電流設定値[mA] = 200[mV] ÷ センス抵抗Rs[Ω]

 NJW4616のEN端子は10kΩで常時プルダウンしておかないと知らないうちにLEDが点灯していたりして気持ち悪いので入れておこう。ワンクリック電源ON/OFF用の米粒マイコンチップはSOT-23-5形、定電流ドライバーチップのNJW4616はSOT-89-5形で、両者ともユニバーサル基板にそのまま搭載するには難しく、ピッチ変換基板を噛ますのが良策かと思います。

※分解と改造は各人の判断にて行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなく。

【こちらも参考に如何ですか?】

【オリジナル製作なLEDライトたち】

フリスクレーザーの製作No.1_フリスクにレーザーユニットを組み込む(秋月電子LM-102-Bモジュール使用)

フリスクライトの製作No.3_フリスク120にLEDライトを組み込む(AMC7135、CREEチップXP-Gを2灯、Li-ion電池)

フリスクライトの製作No.2_フリスクにLEDライトを組み込む(LTC3490、TL1F2-DW0-Lを5灯)

フリスクライトの製作No.1_フリスクにLEDライトを組み込む(CL0117、CREEチップXP-Gを4灯)

メンソレータムLEDライトの製作No.1_メンソレータムDMをLEDライトにする計画(CREEチップXP-G使用)

スリムロッドLEDライトの製造報告No.1_φ8mmパイプをLEDライトに(EMH7601、CREEチップXP-G、単6形NiMH)

モバイルバッテリーLEDライトの製造報告No.1_モバイルバッテリーをLEDライトに(AMC7135、CREEチップXM-L2ランクU21A、Li-ion電池)

9LEDフラットライトの製造報告No.1_平面照射なLEDライトの製造(AMC-7135、TL1F2-DW0_Lを9灯、Li-ion電池)

ポータブル5LEDライトの製造報告No.1_平面照射なLEDライトの製造(AMC-7135、CREEチップXP-Gを5灯、Li-ion電池)

平面照射形LEDライトの製作No.1_小型液晶パネルのバックライトを流用した平面照射なLEDライト

充電用BOXのLEDライト改造報告No.1_筺体を利用してLEDライトに(EMH7601、CREEチップXP-G)

★オリオンミニコーラLEDライトの製造計画No.1 駄菓子のケースをLEDライトに(計画中)

【一般市販品を改造したLEDライトたち】

スネークライトの改造計画No.1_スネークライトの改造計画(ひとまず分解から)

LEDライト ムーンレンズの改造計画No.1_LEDライト ムーンレンズの改造計画(ひとまず分解から)

LEDスリムペンライトの改造報告No.1_LEDスリムペンライトの輝度アップ改造(EMH7601、CREEチップXP-G)

カラフル2WAYハイパワーライトの改造報告No.1_同品の輝度アップ改造(AMC7135、LP-AWME56F1Aを7+5灯、Li-ion電池)

LEDミニランタン改造報告No.1_オーム電機製LEDミニランタンの輝度アップ改造(CL0118B、CREEチップXP-G)

改造報告No.1____100均ミニランタンのLED化改造(CL0118B、オプトサプライの1WパワーLED)

改造報告No.1-2_100均ミニランタンのLED化改造(CL0118B、CREEチップXP-G)

改造報告No.2____100均2WAYランタンの輝度アップ改造(CL0117、0.19~1W)

改造報告No.2-2_100均2WAYランタンの輝度アップ改造(CL0117、CREEチップXP-G)

改造報告No.2-3_100均2WAYランタンの輝度アップ改造(LTC3490、CREEチップXP-G)

改造報告No.3-1_100均3LEDタッチライトの輝度アップ改造(日亜NFSW036CT)

改造報告No.3-2_100均3LEDタッチライトの輝度アップ改造(CL0118B、日亜NFSW036CT)

改造報告No.4____100均3LEDパワーライトの輝度アップ改造(CL0117、CREEチップXP-G)

改造報告No.4-2_100均3LEDパワーライトの輝度アップ改造(CL0117、オプトサプライの3WパワーLED)

改造報告No.4-3_100均3LEDパワーライトの輝度アップ改造(CL0117にSBD+C併用回路換装)

改造報告No.4-4_100均3LEDパワーライトの輝度アップ改造(CL0117にSBD+C併用回路内蔵)

改造報告No.4-5_100均3LEDパワーライトの輝度アップ改造(LTC3490、CREEチップXM-L2搭載)

改造報告No.4-6_100均3LEDパワーライトの輝度アップ改造(CL0117+SBD+C回路、LP-AWME56F1Aを3灯)

改造報告No.5____100均白色レンズ付LEDライトの輝度アップ改造(CL0117、CREEチップXP-G)

改造報告No.5-2_100均白色レンズ付LEDライトの輝度アップ改造(CX2601、CREEチップXP-G)

改造履歴一覧____改造報告No.1からNo.11-2までの諸元

改造報告No.6____100均ランチャー9の輝度アップ改造(LTC3490、CREEチップXP-G)

改造計画No.6-2_100均ランチャー9の輝度アップ改造計画(CL6808、LED選定未定)

改造報告No.7____100均スリムライトLEDの輝度アップ改造(5φ砲弾型で0.19W)

改造報告No.7-2_100均スリムライトLEDの輝度アップ改造(CL0117、CREEチップXP-G)

改造報告No.8____100均5LEDライトの輝度アップ改造(CL0117、CREEチップXP-G)

改造報告No.9____100均1LEDライトミニキーホルダーの輝度アップ改造(CL0117、CREEチップXP-G)

改造報告No.10____100均3LEDライトの輝度アップ改造(OKL-T/3-W5N-C、CREEチップXP-Gを7灯)

改造報告No.10-2_100均3LEDライトの輝度アップ改造(OKL-T/6-W5N-C、CREEチップXP-Gを7灯)

改造報告No.11____100均3LEDハンディライトAの輝度アップ改造(CL0118B+SBD+C、LP-AWME56F1Aを3灯

改造報告No.11-2_100均3LEDハンディライトAの輝度アップ改造(CL0118B+SBD+C、CREEチップXP-Gを3灯

改造報告No.12____100均3LEDクリップライトの輝度アップ改造(CL0118B+SBD+C、CREEチップXM」-L2ランクU21A搭載

改造報告No.12-2_100均3LEDクリップライトの輝度アップ改造(CL0118B+SBD+C、CREEチップXP-GランクR4搭載

改造報告No.12-3_100均3LEDクリップライトの輝度アップ改造(CL0118B+SBD+C、オプトサプライの1WパワーLED搭載

改造計画No.12-4_100均3LEDクリップライトの輝度アップ改造計画(インバータ未定、CREEチップXP-Gを4灯組み込み予定)

改造計画No.12-5_100均3LEDクリップライトの輝度アップ改造計画(CL0118B、LP-AWME56F1Aを3灯組み込み予定)

改造報告No.13____100均3LED自転車ライトの輝度アップ改造(LTC3490、CREEチップXP-G、ミニ単2NiMH)

改造報告No.14____100均4LEDハンディライトの輝度アップ改造(CL0118B+SBD+C、LP-AWME56F1Aを4灯)

改造報告No.15____100均LEDミニスタンドライトのスタイリッシュ改造計画(LED、昇圧回路未選定)

改造報告No.16____100均BLT LED LIGHTの輝度アップ改造(CL0117+SBD+Cの単機駆動、CREEチップXP-G_R4搭載)

改造報告No.16-2_100均BLT LED LIGHTの輝度アップ改造(CL0117+SBD+Cの重連駆動、CREEチップXP-G_R4搭載)

改造報告No.16-3_100均BLT LED LIGHTの輝度アップ改造(LTC3490単機駆動、CREEチップXP-G_R4搭載)

改造報告No.16-4_100均BLT LED LIGHTの輝度アップ改造(CX2601、CREEチップXM-L2ランクU21A)

改造報告No.17____100均2WAY LEDキーホルダーの輝度アップ改造(EMH7601、GM2BB65QK0Cを5灯、単6形NiMH)

改造報告No.18____100均LX-601の輝度アップ改造(CX2601、CREEチップXP-G)

改造報告No.19____100均5LEDスタンドライトの輝度アップ改造(AMC7135、LP-AWME56F1Aを5灯、Li-ion電池)

改造報告No.19-2_100均5LEDスタンドライトの輝度アップ改造(AMC7135、GM2BB65QK0Cを5灯、Li-ion電池)

改造報告No.19-3_100均5LEDスタンドライトの輝度アップ改造(AMC7135、LP-AWME56F1Aを10灯、Li-ion電池)

改造報告No.20____100均LEDランタンの輝度アップ改造(焦電センサー、AMC7135、CREEチップXP-G、Li-ion電池)

改造計画No.21____100均サイクルセーフティライトの改造計画(一部パーツの流用と応用考察)

改造報告No.22____100均ランチャーライトV9の輝度アップ改造(AMC7135、OSW54L5111P)

改造報告No.22-2_100均ランチャーライトV9の輝度アップ改造(AMC7135、CREEチップXP-G、Li-ion電池)

改造報告No.22-3_100均ランチャーライトV9の輝度アップ改造(AMC7135、LP-AWME54F1A)

改造報告No.22-4_100均ランチャーライトV9の輝度アップ改造(AMC7135、OSW47L5111Y)

改造報告No.23____100均LEDミニタッチライトの輝度アップ改造(NJW4616、オプトサプライ製ブルーLED搭載)

改造報告No.24___100均5LEDスタンドライトと電球型LEDライトとを合体融合(タッチセンサー搭載)

改造報告No.25___100均サイクルフラッシュライトの輝度アップ改造(OKL-T/3-W5N-C、CREEチップXP-G

改造報告No.26___100均LEDヘッドライトの輝度アップ改造(CR123A、CREEチップXP-G)

第111呟__________100均タイマーライトのちょい改造(タイマー再始動用スイッチの追加)

【LEDライトの製造・改造、比較で気になる情報】

LEDライト改造で知りたい情報__ →CL0117、CL0118B、CX2601に[SBD+C]追加して最適化検証

LEDライト改造で知りたい照度比較__→100均ライト改造品および未改造品の照度測定比較

2017年3月23日 (木曜日)

記録ス、二〇一七〇三二三。

 本日は、板橋警察署方面へ運転免許証更新のため赴く。ついでに周辺の100均店を攻めてきた。

【運転免許証の写真の件】

 どうしていつも変な顔になるんだろう、自分がいつも鏡で見ているのと違うじゃないの。
恐らく撮影用カメラの照明が悪くて直接照明になっているからなんだけど。自分ちの鏡や外に出て
空の下で見る顔は、周囲から回り込む光が間接照明になっているのでごく自然に見えるんだけれど、
更新センターのカメラはその辺が全く考慮されてない。カメラ屋のフォトスタジオで撮ってくれる
証明写真だと、間接照明の重要さを良く判っているから変な顔になったのを見たことない。
 あぁこれからしばらくの間、身分証明で免許証を提示する度に嫌な思いをしなきゃなんないかと
思うと鬱になる。しかし・・・、随分と禿げ上がったものだなぁ、おでこの面積が前の写真より拡大してる
のをどうしても否定できないナ。

【100均店を攻めるの件】

 板橋警察署付近の100均店は近くにキャンドゥが一軒あるのみ。そのまま西に歩いて
東武東上線大山駅方面へ行けばシルクやダイソーがあるからその辺を攻めてみた。

イ)キャンドゥ仲宿店、住んでるご近所のキャンドゥで手に入るものばかりなので買わず。
ロ)キャンドゥ大山商店街店、ここもダメだ。
ハ)ダイソー・ハッピーロード大山店、ここも特に面白みなくてダメ。
ニ)シルク大山店、ご近所の系列店ミーツでは売ってないものが置いてあって大量ゲット。
 グリーンオーナメント製5LEDスタンドライトはダイソー製5LEDスタンドの類似品だけれど、
 ボディが真ん丸でないから見た目の印象が違う。一応、黒と白とを買っておく。その次に、
 キャンドゥやダイソーで発売されているLEDミニスタンドライトのグリーンオーナメント製を見つけた。
 外観はほぼ同じ形状だけれど、寸法が一回り大きいんじゃないの?と思って買っておく。
 あとLEDミニタッチライトという丸いドーム状のホヤが光るタイプの置きライトを買ってみた。
 ドーム部分を押すとスイッチが入る仕組みだけれど、押してみた感覚ではオルタネートスイッチ
 じゃなくてタクトスイッチを使ってるっぽい。ということは、自転車ライトの様に点滅するような
 製品じゃないから単純なスイッチON/OFFの繰り返しをワンクリックでコントロールしてる
 タイプと推測、一応確認のため黒と白とを買ってみた。帰ってから分解してみたところ、
 予想通り5pin米粒マイコン搭載の単純ON/OFF形で、これこそ探し求めていた機構。
 後日また仕入れに行くかも知んない。

2017年3月18日 (土曜日)

記録ス、二〇一七〇三一八。

 ここんところ毎週土曜日に出没している秋葉原。特にイベントやってる訳でないし、ヒトゴミはそこそこ。電気街口改札前アトレはコラボが『ACCA13区監察課』に変わり、コミックZINの店頭上看板からは『うらら迷路帖』が消えてて寂しくなった。

◇電子パーツ通りを攻める。

イ)千石電商本店1F、スマホ形の極薄ケースを大きさの違う二種類入手。なんだかこれを見ていたら無性に
 DSPラジオを組み込みたくなったので。これはもはや新手の病気だろうか。
ロ)秋月電子通商、ロッドアンテナを見に行ったけれどもお気に召さず買わない。
ハ)マルツ2号店、ここでもロッドアンテナを見に行ったけれど似た様なのがaitendoで安く出ているから我慢。
 バーアンテナPA-63Rの在庫を見ていると、”本物”のラジオ少年にファストリカバリーダイオードの場所を
 尋ねられた。マルツの店内配置はあまり詳しくないので説明に戸惑っていると、今度はツェナーダイオードの
 場所を訪ねてきたので店内案内図から20番エリアにあることを教えた。”本物”は絶滅してなかったんだな。

◆続いてジャンク通りを攻める。

ニ)あきばおー零号店、LEDスリムペンライトの単3形2本版を先週に引き続いて吟味。太いし大きいしダメだ。
ホ)R-mobile、今日は近寄らず。
ヘ)マルツ本店、ここで先に買わなかったバーアンテナPA-63Rをまた買う。マルツネットショップで確認
 出来る在庫量のカウントを着実に下げているのは恐らく当方の仕業に間違いない。
ト)杉元ガレージ、なんとPanasonic製リチウムイオン電池CGR18650EAの3本直列電池パックが
 ¥500と価格変わらずに買える! ちなみに同じ¥500でGP製18650形ニッケル水素3800mAhの
 10本直列バッテリーパックもまだ買える!
チ)aitendoの3F、ロッドアンテナをここでやっと買う。あとスイッチも少々。そういえば裏路地に入る目印の
 なか卯は、この前までやってた『SAO』コラボのラッピングが無くなってた。う~ん、ここもか、寂しくなるな。

2017年3月17日 (金曜日)

記録ス、二〇一七〇三一七。

  フリスクDSPラジオ据え置き形DSPラジオで使ったaitendo発売のDSPラジオモジュールキットM6952S(V2)は、およそ20mm×25mmな基板サイズだけれど、これをもっと小型化したくなって秋月のTSSOP28⇔SOP28変換基板に搭載して15mm×20mmの大きさにしたのが前回。元々キット付属のチップ部品は3216タイプを使っていたので狭いランドへ配線するのは骨が折れたから、新たに1608タイプのを揃えてやり直してみたのが今回。

Img_11262Img_11422 fig. 前回までの3216タイプを使った小型化(表)   fig. 今回の1608タイプを使った小型化(表)

 クリスタル発振安定化用27pFはDSPチップ貼り付け面の裏側へ移動。この面に1608タイプを貼り付けようとしてパターンレジストを削った痕跡があちこちに残ってる。

Img_11272Img_11432 fig. 前回までの3216タイプを使った小型化(裏)   fig. 今回の1608タイプを使った小型化(裏)

 元々の3216タイプから1/4な大きさの1608タイプに張り替えたもの。ランド間に上手く納まってくれるのは良いんだけれど、ラジオペンチで掴んでハンダ付けする時に何処かへ飛び散って行方不明になることが幾度あったことか。1608タイプはよっぽど精神状態が良い時以外は手ハンダなど無理と知る。貴重な時間を浪費しないためにもクリームハンダのリフロー処理に限る。

2017年3月15日 (水曜日)

据え置き形DSPラジオの製作No.1(2017/3/19:ロッドアンテナ追加)

 30時間連続稼働なフリスクDSPラジオが結構使えるアイテムと判ったので、今度は据え置き形で連続100時間ぐらい鳴るタイプを作ってみたくなったのです。稼働時間を長くするにはそれ相応の電池を積む必要があり、今回3.7V1150mAh角型リチウムイオン電池を4枚ほど効率よく詰み込める面白いケースを見つけてから一気に製作が進みました。

 参考までに、ポケット形①ポケット形③ポケット形④も作ってます。なんと据え置き形DSPラジオの製作No.2も完成。

 連続稼働時間100時間を誇る実用的な【据え置き形DSPラジオ】の完成です。

Img_11472 FM受信用に4段ロッドアンテナを装備しました。aitendo製の短縮時200mm、伸長時600mmなシロモノをケース横幅にピッタシ合わせて細工、短縮時130mm、伸長時340mmにしたものを装着しています。アンテナ台座が360度回転タイプなのでグルグルとあちこち好きな方向に変えることが出来ます。

Img_11572 アンテナ台座の反対側へ短縮時に格納できるホルダーを形成してあります。ここへ先端を引っ掛けてロックするとアンテナ自体が把手を兼ねる形となり、掴んで手軽に持ち運べます。昔のラジカセみたいなスタイルになったかな?

Img_11552 このアンテナホルダーは、毎度お馴染みなフリスクブラックの空きケースから削り出したもの。板厚が1mmしかないので角部分を利用して強度を保てる様にしたのがミソです。

~2017年3月16日までの状態~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Img_11282 タカチ製プラスチックケースSW-130は長さ130mm、幅40mm、厚み25mmと細長い形をしており、両端へ上手くスピーカーを配置すればFM受信ステレオ時の臨場感を損なうこともなかろうと考えての製作です。ちなみにLRスピーカーの間隔は10cmを確保してます。

Img_11322 音量と同調の調整ボリュームはφ16mmのダイヤル式を天面へ、電源とバンド切替のスライドスイッチはインジケーターLEDとともに正面へ配してあります。まだ銘板のないスッピンなので、この後に綺麗なシールでも張りたいところです。
 白くて小さいインジケーターは
白色チップLEDに直付けしたφ1mmの光ファイバー先端をパネル表面へ導いたものであり、フリスクDSPラジオの製作でも使ったテクニックで仕上がりがスッキリします。Nゲージのヘッドライト改造用に作っておいたものを流用したので自動的に白LEDになったというのが真相だけど。

Img_11402 では中身を見ていきましょうか。殻を割るとボディの半分以上が電源の角形リチウムイオン電池で占められており、端の方へバーアンテナのPA-63Rを追いやってますが、この取付け位置に関しては苦労しました。というのも電池付近に持ってくると強烈なノイズを拾って受信感度が著しく下がる現象をフリスクDSPラジオ製作時に経験していましたから、写真に示す位置に持ってきて漸くノイズの影響が無くなった時は正直ホッとしましたね。
 ただ取付け方向に問題があって、AM受信時はバーアンテナを横に寝かせるような位置、すなわちスイッチ&スピーカーパネル面が天に向く位置でないと上手く電波をとらえることが出来なく、AMの時だけDSPラジオを寝かせる様な置き方にせねばなりません。この時スピーカーは天を向いてしまいますが、AM放送はモノラルなので別にLRのスピーカーが何処を向いていても構いません。なおFM受信時はロッドアンテナを使うので普通にちょこんと置いて使えます。

Img_11362 連続稼働時間を優先する設計なため、詰め込む角型リチウムイオン電池の形状に合わせてケースを選んでます。以前に書いたリチウムイオン電池パックの分解記事で取り出した横幅33mmの3.7V1150mAhの単セル内幅35mmのSW-130プラスチックケースへ4枚突っ込み、それぞれを並列接続して組電池としました。1150mAh×4並列=4600mAhな容量なら、仮にスピーカーをガンガン鳴らして消費電流が40mA流れていたとしても単純に100時間は大丈夫だと考えているのですが果たして・・・。

【使ったパーツ情報とコメント】

イ)DSPラジオモジュール、AKIT-M6952S(V2)、¥500(税抜)、1枚

  ※M6952よりも基板が小さく、組み込み先のスペースに余裕ができる。

ロ)ダイヤル式ボリューム、φ16mm、ダイヤル厚2mm、50kΩ2連、¥50(税抜)、2個

  ※なるべく径の大きなダイヤルの方が微調整しやすくて同調時のシビアさが軽減される。

ハ)スピーカー、8Ω2W、ESW2035L21-06、¥200(税抜)、2個

  ※インピーダンス8Ωで耐入力2W、さらにこの小ささ(20mm×35mm×8mm)がイイ。

ニ)スイッチ、SS12D10G3.5-B、¥30(税抜)、3個

  ※ボール入りのスライドスイッチなので、パチって跳ね返る感じがとてもスバラシイ。

ホ)リチウムイオン電池、サンヨー製VF553450Z、3.7V1150mAh、中古、4枚

  ※手持ちの中から34mm×55mm×5mmな大きさで容量の大きなモノを選んだ結果。

ヘ)インジケーター用LED、白色チップ1608形、価格?、3個

  ※インジケーターって言ったら大概は赤、黄、緑なんだろうけど、意外に白は目立つ。

ト)インジケーター用光ファイバー、φ1mm、長さ5mm、価格?、3本

  ※LEDダイに近いところから導光しているので光が集中してとてもクッキリ見える。

チ)AMバーアンテナ、アイコー電子製PA-63R、¥380(税抜)、1本

  ※ほかにaitendoオリジナルな各種と比べてみたけれど、結局これが一番イカスんだよね。

リ)プラスチックケース、タカチ製SW-130、¥226(税込)、1箱

  ※これを店頭で見た時に今回の出来上がり想像図がパッとヒラメイタからさぁ大変。

ヌ)受信バンド選択用抵抗、1/6W、22kΩ、30kΩ、130kΩ、各¥5(税込)、各1本づつ

  ※敢えてチップ抵抗で組まなくても1/6Wクラスの大きさで十分だからね。

ル)多段ロッドアンテナ、FM受信用、φ6mm、長さ20~60cm、方向360度、¥395(税抜)、1本

  ※FM受信安定化の為。短縮時の長さをケース横幅の130mmとなる様に細工する。

【今後追加するパーツ情報とコメント】

ヲ)リチウムイオン電池用充電管理モジュール、型番?、価格?、1枚

  ※いずれ充電する時期が来るだろうからそれまでになんとか組んでおきたい。

2017年3月12日 (日曜日)

記録ス、二〇一七〇三一二。

懐中電灯持ってるだけで逮捕される!?

 こうなると世も末。いつも鞄の中に自作LEDライトを2本も非常用に常備していたけれど、こんな世の中だからもう止めることにした。非常時に照らす手段を持たないことは不安だけれども仕方ない。モバイルバッテリーLEDライトスリムロッドLEDライトとが何時でも使える状態だったが、これからは部屋の飾りになってしまうかも。

 先日に秋葉原で仕入れてきたパーツで据え置き型DSPラジオを作ろうと設計を始めた。千石電商で入手したタカチ製プラスチックケースのSW-130という細長いタイプで、昔懐かしい横長のラジカセみたいなステレオスピーカーラジオっぽいものを作ってみようと。今月頭に完成したフリスクDSPラジオに外部スピーカーを付けて使っていると、イヤホンの時より消費電流が増えてしまい24時間しか連続で使えなく、もう3回目の充電を行ったところだ。もっと電池を搭載して長時間鳴らせる据え置き型があればなぁ、と思っていたのだった。

 チューニングVRに関して、同調の微妙さを改善するため汎用VRに巨大なツマミを付けるよりも、扁平なダイヤル形を人差し指の腹で回す方式の方が取付けスペースを節約できるし、なにしろ同調の調整がそれほどシビアでなく使い勝手に優れることが実際に作ってみて判ったので、今後は多回転VRの導入を止めてこの方式を積極的に採用していこうと考えている。

2017年3月11日 (土曜日)

記録ス、二〇一七〇三一一(現場から)。

※またもや1週間ぶりな秋葉原、本日はこれから行ってきます。

12:30 ベルサールでは明日開催のイベント設営中。電撃2017春祭り?

12:43 電子パーツ通りへ。これから千石電商を攻めてきます。

13:12 千石電商2号店B1Fで1608のチップコンと抵抗とを購入。本店1Fで面白いケースを衝動買い。

13:15 これから数軒となりの秋月を攻略してきます。早速に47μFチップコン購入、¥300/10個、高い。

13:47 秋月を出てから30分間の行動をまとめて報告。

   イ)マルツ2号店でまたPA-63R購入。ここの店頭ジャンクには、¥300(税抜)で
    まだAIR’S JAPAN製「Mobile Bank Hyper Energy」が売ってた。
   ロ)ジャンク通りになだれ込む。あきばおーでパイナップル製LEDスリムペンライトの単4電池2本版と
    同じ形状でそのまま太くなっただけの単3形2本仕様が売ってた。
   ハ)R-mobileへも久しぶりに。新しい高容量なリチウムイオン電池パックが出ていて目移り。
   ニ)そう言えば、さんげっと跡の『あおかな』ラッピング自動販売機がついに無くなってたな。

13:54 こんどはaitendoへ。なか卯のSAOコラボはカード配布終了してるけれど、リズベットとシリカの
   店員コスプレなラッピングはそのまま残っててまだ楽しめる。

14:42 aitendoの3Fで二千円ちょっと使ってしまう。いかん、調子に乗り過ぎて余計に買ってしまう。
    続いてキットスタジオにも出向く。またもやバーアンテナ買ってしまう。何台作る気なのDSPラジオ。

15:14 アニメイト秋葉原2Fでコミックス『男三女四・第6巻』買う。あとは駅東のヨドバシにでも行っておこう。

15:31 大混雑なヨドバシでの用事も済んだので、これで秋葉原を出ます。

2017年3月 9日 (木曜日)

記録ス、二〇一七〇三〇九。

 数日前に完成したフリスクDSPラジオが思いのほか大活躍中。仮接続ですけど外部スピーカーが繋がり、新たにFM用外部アンテナ接続端子を設けたことでステレオ受信が安定し、立体的な音場を楽しめるように。

 また搭載した大容量リチウムイオン電池3.7V1010mAhの効果は絶大で、24時間、丸一日つけっぱなしにしても鳴ってる。ただ中古バッテリーパックをバラしたモノなので、最初に組み込んだセルは充電容量が850mAhぐらいしか伸びてくれず、何だか悔しいので充電容量915mAhを確認出来た同形な別バッテリーに交換したけどネ。

 今回使ったaitendo発売のDSPラジオモジュールキットM6952S(V2)は基板サイズが20mm×25mmなんだけど、これでも結構大きいなと思ったのでさらなる小型化を目指して秋月のTSSOP28⇔SOP28変換基板に乗っけて15mm×20mmまでスモール化。

Img_11262Img_11272     fig. チップ積載側                            fig. SMDパーツ搭載側

 TSSOP28⇔SOP28変換基板の出所はichigojam、4品目。「LPC1114FDH28用ピッチ変換基板の考察その②」を参照。モジュールの厚みを3.5mm以内に収めるためには電源パスコン47μFやクリスタルを基板上にハンダ付け出来ないので、基板を削って埋め込むなどの工夫をしてる。他のチップコンデンサーや抵抗はキット付属のものを乗せ換えただけなので、大き目な3216サイズじゃなくて小っちゃい1608サイズにすればもっとスマートにできそうかな。

2017年3月 4日 (土曜日)

記録ス、二〇一七〇三〇四(写真追加)。

 再び一週間ぶりに訪れた秋葉原、今日は『SAO』関連のイベントでベルサール付近が長蛇の列。ソフマップ本館の巨大壁面広告が『冴えない彼女の育てかた』に変わってる。

イ)電子パーツ通りには近づかず。
ロ)ジャンク通りにも近づかず。
ハ)でもaitendoには行く。「なか卯」と「ソニー」の間の小道を入っていくんだけれどなんか『SAO』とコラボってて、
 店員姿のリズベットとシリカがお出迎え!「MORE DEBAN」なお二人さんがアルバイトに精を出してる?
 aitendo3Fでは、13時過ぎの開店直後ということもあってかラジオ中年で溢れかえっていて焦る。
 先日完成したフリスクDSPラジオが可成り実用的だったので、外付けスピーカー付けたくなって買ってきた。
 あとDSP6952チップ単体¥350(税抜き)とか、φ2×7mm超小型32.768kHz水晶とかも購入。

 早々に引き上げた秋葉原。日差しはポカポカで春だけど北よりの風はまだ冷たく昼間なら差し引き丁度いい感じ、折角だからフリスクDSPラジオのフィールドテストでもしてみますか。

Img_11242 部屋に戻って早速にスピーカーを試してみたところ。着火率の著しく悪くなったコテライザーをカチカチカチカチカチカチカチカチカチッ・・・・・・、漸く火が着いて加熱開始。カチカチ山じゃあるまいし、そろそろ新調せねばならぬだらうか。で、ステレオプラグとシールド線とで仮配線した8Ω2Wのスピーカーを繋いでみたら、スゴイな、DSP6952チップ内蔵のアンプでうるさいくらいガンガン鳴る! これならLRそれぞれのスピーカーを個別フリスクケースに突っ込む計画も大丈夫そうだ。

2017年3月 2日 (木曜日)

フリスクDSPラジオの製作No.1(2017/4/27:アンテナ共用回路追加)

 aitendoで大量に発売されるDSPラジオ関連商品をただ眺め続けるのも辛くなってきたので遂に手を出しました。それなりに小型安価でLR音声出力の同相/逆相が選択できる【AKIT-M6952S(V2)】を選定、これをフリスク120の空きケースへ詰め込みます。限られた容積を目一杯使い大容量な角型リチウムイオン電池を搭載したことで連続稼働30時間を誇る実用品が完成しました。

 ※これの応用で連続稼働100時間の据え置き形も完成!⇒据え置き形DSPラジオの製作No.1
 ※さらに連続稼働24日間の据え置き形弐号機も完成⇒据え置き形DSPラジオの製作No.2
 ※さらにフリスク120サイズを一回り大きくしたポケット形なんてのも既に完成しています。
 ※そしてDSPラジオを100均の充電用電池BOXへ組み込んだポケット形の参号機なんてのも。
 ※2017年12月5日、ポケット形4号機も完成しました。

Img_11072 前回の状態から追加した機能があります。チューニング時の同調表示LEDと内蔵リチウムイオン電池を充電するための外部接続端子です。これらはデザイン優先のため、同調ボリューム、バンド選択スイッチ、音量ボリューム、電源スイッチ兼用4極ジャックと共に同一な側面に集めてあります。

Img_11102 これは4極ジャックへステレオイヤフォンを差し込みんで実際に受信動作しているところ。電源スイッチはステレオプラグを差し込むことでONとなる様に4極ジャックを上手く配線しています。白いイヤフォンプラグ横にある小さくて青い同調LEDの光っている様子が判るでしょうか。普通は赤LEDとかなんでしょうけど、青のほうがカッコイイです。それと電池電圧が放電末期の3V以下まで落ちてくると、同調していても光らなくなるので充電時期の目安になるという利点も。

Img_11142 この写真は内蔵リチウムイオン電池が実際に乗っかっているところで、使っている単セルは最終的に3.7V1010mAhのものとなり、大容量なタイプを詰め込もうとするとこんな感じの二階建て構造にするしかなくてかなり苦労しました。
 単セルの出所は第83呟【リチウムイオン電池パックを分解する⑪】で、これよりも薄くて楽に詰め込めるタイプはあるんですが、その代わり容量が少なくなってしまい選定では悩んだところです。DSPラジオ受信動作時は30~35mA程度の消費電流を食っているので、このセルの容量ならばだいたい30時間程度は連続で使えるものと推測しています。
 内蔵リチウムイオン電池を充電するには、内箱に埋め込んだ二組の丸ピンを介して外部充電器を接続します。内箱に固定してある剥き出しの端子は、必要最小限の穴しか開いていない外箱を被せて上手く隠すことで、金属などに接触してショートするのを防げる構造です。

Img_11162 リチウムイオン電池を跳ね上げて一階部分の各パーツを眺めて見たところ。配線は上手くやらないと厚みが出てしまい、リチウムイオン電池が納まらず外箱が閉まらなくなるので取り回しに苦労した結果がこれで、結局あまり綺麗に出来ませんでした。もじゃもじゃと丸まっているコイルはFM用のアンテナで気休め程度に付けてます。本当はイヤフォンコードをアンテナ兼用にしたかったんですけれど分離回路が上手くできなくて妥協した結果です(→改善しました。下の4/27改良情報参照)。
 この写真なら良く判るので説明しておきますけど、同調表示用の青LEDはチップ品を使っており、そこに直付けしたφ1mmの光ファイバーを通して外箱に空いた穴まで導光しています。写真では光ファイバー先端が箱の外へ飛び出しすぎている様に見えますけれど、これはわざと固定せず自由に抜き差しできるようにしているから。蓋を占める時は内箱から引き出した光ファイバー先端を外箱へ先に通してから被せます。上手く被さったら飛び出している光ファイバーを面一になるまで押し込めば見た目キレイに仕上がるという訳です。ちょうどBトレインショーティーの前照灯をLED化改造する時に使う光ファイバーが上手く転用出来て大助かりです。

~20170427の改良情報~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 FMアンテナの扱いに改良を加えました。当初はイヤフォンコードをアンテナ兼用にする予定でFM-ANT端子を音声出力4極ジャックのアースへ単純に繋いだらイズまみれになってダメでした。そこで高周波分離回路を挿入しようと思って小型なフェライトビーズを探していたところ、千石電商でお手頃の品を手に入れました。早速コイル巻いて音声出力ラインへ挿入したらピタリとノイズ無くなって上手くいきましたのでご報告です。

Photo_2 上図ではφ3.5mmの4極ジャックを上手く使って、ステレオプラグを差し込んだ時に電源が入る様な工夫をしています。そのため、一般的に3極ステレオジャックを使った同じ様な回路を組むよりも余分にもう一つフェライトビーズを使ってしまっていますけど。

~20170228までの状態~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 aitendoのDSPラジオキット【AKIT-M6952S(V2)】を使ったフリスクDSPラジオの製作は順調に進んでおり、今回は最大の難所であったケース加工が終了したのでその様子を記載しておきます。

Img_10952 横幅が広く、若干厚みが増したフリスク120のケース。横に立てて置いた時に天を向く側面へ集中して操作系をまとめてあり、他3ケ所の側面は無加工になってます。2つあるボリューム用の細長い角穴(2mm×10mm)や切替スイッチの小さな角穴(1mm×4mm)を加工するのが一苦労でした。

Img_11022_2  内部の様子。一度全て配線して動作は確認済みです。またもや配線がウニ状態になってしまったので、見た目を綺麗にしたくやり直す前の写真です。左端の小部屋部分へバーアンテナのPA-63Rがピッタリ入って素直に固定できたことは、作る前には判らなかったことであり棚ボタでした。

Img_11012 フリスク120の内箱に入れることのできる最大厚みは9mmです。その下半分へ組み込むのは、DPSラジオ基板、音量調整ボリューム、受信選局ボリューム、受信バンド切替スイッチの4パーツで、これらは厚みを3.5mm以内にする必要がありとても苦労しました。おかげでクリスタルや47μFのパスコンは基板上に取り付けることができず外付けになってます。
 そして上半分5.5mmの空間には角型リチウムイオン電池が載ります。これで先の4パーツ分の厚み3.5mmと併せて9mmジャストとなり、外箱は綺麗に被さってくれるという訳です。

~20170223までの状態~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
 ラジオ少年には何かと天国なお店aitendoが発売しているDSPラジオを作ってみるのです。前回チラッと見せた
配線ウニ状態な恥ずかしいシロモノから打って変わり、今回のはフリスク120の空きケースへ詰め込むことを想定した本格的な加工寸法割り出しのための試作機です。

Img_10812 フリスク120の内箱ケースへ詰め込み可能な横幅は、旧製品よりも5mmほど広がって32mmちょっとになりましたから、色々と組み込むのは楽になりました。数あるaitendo製DSPラジオの中から、LR音声出力の逆相/同相設定が選択ピンで選べるAKIT-M6952S(V2)を選定しています。完成品モジュールよりもキット(V2)の方では基板がより小さく出来るので限られたスペースへ突っ込むには御誂え向きです。

Img_10822 各部の詳細をば少々。LR音声出力にはφ3.5の4極ジャックを利用し、ステレオのプラグを差し込んだ時に3極目が4極目のグラウンドにショートすることで電源ON/OFFを実現しています(1、2極目はLRに使用)。これは自作エフェクターの電源スイッチ省略化で良く使う手法ですね。
 受信バンドの選択には一時的にありあわせのカーボン抵抗で作ったネットワークを付けていますが、必要なのはAM、FM1、FM2の3バンドだけなので、22kΩ、30kΩ、130kΩのチップ抵抗があれば小型最適化できます。
 チューニングと音量用のVRには厚み3.5mmの薄型ダイヤル式を選定していますけれど、選局がクリティカルなチューニング用に関しては多回転ポテンショメーターにすることも出来ますね(実験済)。
 バーアンテナは長さ30mm程度の製品を3タイプ準備して実験しました。結果は、aitendoオリジナルな二品種よりもアイコー電子製PA-63R(旧マックス品)のほうが受信感度高かったので今回採用してます。aitendoで同じコア径φ6mmの製品はコイル部分の径が9mmもあって入んないんですってば! それで楽に入る薄型で角型な製品を試してみたんですが、コア断面が減ってその分感度下がっちゃうみたいなんですよね、ちょっとガッカリ。

Img_10832 このDS6952チップは結構な電気食いでありまして、受信中はなんと35mA前後も消費します。これでは電源をケチってボタン電池とかコイン電池で妥協すると数時間しかもちません(そういう製作記事多いし)。そうなると実用的とは言い難いため、容量の大きな3.7V1050mAhの角型リチウムイオン電池を搭載、これなら30時間は連続で使えるという算段で十分実用になるかと思います。
 連続稼働時間を気にするならば
もう一回り大きめなセルを搭載できるゆとりはあるんですけど、バーアンテナに近づけすぎると感度が落ちてしまう事実を確認したため、写真の様に20mm位は離さないとダメっぽく、この大きさのセルで我慢なのです。

 さて、これであとは仕上げ段階に移行できる状態まで辿り着きました。各パーツの配置を今一度最適化し見た目にもカッコ良くしなければなりません、もうひと踏ん張りです。

※製作は各人の判断にて行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなく。

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