Bトレインショーティー改造報告No.3【2016/11/9完成:DD51からDB形入換機を作る】
※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちら
前回(昨日)に引き続き、BトレDD51をむりやり改造したシリーズ第二弾。両エンドのボンネットラジエータ部分をカットして短縮化したボディに、2軸駆動な動力ユニットを詰め込んだDB形の入換機を作っておきました。
BトレDD51が運転台のみになってしまった姿、果たして両端にある煙突は何か役に立っているのだろうか。真正面からみると、旋回窓が目でヘッドライトが鼻の穴、手すり部分が牙でカプラーが舌に見えるから、まるでブルドッグっぽくて愛嬌のある顔立ちに。"Dog Bull"=DBでディーゼル機関2軸駆動の略! 何とも言い得て妙だネ。
BトレDD51のボンネット部分は上手くブロック化されているので綺麗にカットできて繋げる。しかもランボードの部分がちょうど同じ場所で切断できて違和感を生じない。そして上図の様に運転台のみになったボディへ2軸駆動な動力台車を履かせると、いかにもという感じになってしっくり落ち着く。強引に菱形パンタを乗っけてEB形機にするというアイデアもありかな。
Bトレ化した際のディフォルメが功を奏し比較的に大きな運転台内部にいろいろ押し込める余裕があるから、上図のような2軸駆動動力ユニットがすっぽりと収まってくれるのであった。KATO製小型車両用動力ユニットのモーターが小さいこともあって、その上に鉛の死重を積む隙間が確保できたのは嬉しい誤算だった。
しかしながらモーター上の死重は重心位置が高すぎるため、PWMパワーパックで12Vのデューティー比100%なフルパワーを掛けると、TOMIXのC103レール通過時に遠心力で吹っ飛んでしまう! 短くはなったけれど両エンドのボンネット部分にまだ隙間が残っているから、そこへ新たな死重を積めば重心下がって改善出来そうな気配はするけど。
動力ユニットの出所はKATO製ED75のDT129なんだけれど、これはリニューアルした品番のほうでサスペンション機能のある低床化台車のほう。あまりに沈むものだからブレーキロッドの造形がレールの継ぎ目に引っ掛かって脱線すること甚だしい。思い切って該当部分を削り取ったらスムーズに通過してくれる様になって問題なくなったからいいけど。
このDT129台車の両端へ強引にカプラーを接着し、さらにボディを被る時に干渉する枕バネの造形部分を一部削ってます。モーターはKATO製小型車両用動力ユニットのものを利用、モーター軸を直接ウォームに突っ込んでから台車ギヤカバーの上に2mmの板を敷いて載せてます。
またもやアルナイン製の無蓋貨車トを牽引して砲弾輸送させたりしてます。
前回(昨日)に作ったボンネット片側のみカットな4軸駆動DD形との邂逅。
※改造する時は自らの意思で。それによって生じた責任を負うこともお忘れなく。
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何処を切断して接着したのか一目ではわかりません。
いつもながらの見事な加工技術にただただ感心しております。
私の方は、
このところ測定器を色々弄っております。言わば、「測定器で遊ぶ」コーナーです。
1. 格安ワンコインテスター DT-830B 送料込み311円、日本発送の業者
秋月で480円程で販売の商品が安かったので二社へ各一台手配中。業者による中身の差があるかチェック。電源スイッチ追加して毎回OFF位置まで回さなくても良くする。又、hFE測定端子(10μA、2.8V時)を8pinICソケットに交換して使いやすくする等。
2. LEDテスター(006P、抵抗式) 230円、香港発送の業者。秋月等で800円位のもの。
ケースだけ利用して、電源は単四x2本+HT7750A昇圧、上部端子14pin二列は全て並列化、測定回路はTr2石の定電流式とする。抵抗値を切り替える為に中央部窓へ、5、10、20、40mA、可変mA用測定ボタンをつける。下部の丸穴は0mA~200mA位可変用に手持ちの巻き線式ボリュームを付ける。
安く買った100個入りLEDが多機能 LCDテスターLCR-T4(今は私が購入した時の半額880円の販売業者が…)ではうまく分類できなかったので、これで希望する電流値でのVfをワンタッチで測定できる。
超小型電圧計を独立電源式にして組み込み、LEDのVfと電流(LED側へ挿入する10オームの電位差)を切り替え測定できるようにしたい。
投稿: mytoshi | 2016年11月13日 (日曜日) 午後 02時46分
( '-')LEDライト改造とは趣が異なるこちら側のページにもコメント頂いて恐縮です。
カット短縮化加工の精度については、鉄道模型専門のヒトたちから見たら笑われるレベルですのでお恥ずかしい次第。
本来の趣旨であるところのLEDライト改造は、ランチャーライトV9のタクトスイッチ埋め込みで試行錯誤中。側面に設ける場合、不本意に押してしまわない様な場所と深さとを探っているところであります。なお、底面のテールスイッチは外してしまいフタをするので、18650形が奥まで挿入できてスッポリと収納できます。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年11月14日 (月曜日) 午前 12時52分