フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.2(2018/9/3:プログラム改良)
※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちら
最終更新は2018年9月3日です。(追記分は後の方に続けています。)
ichigojamを使ったPWM方式のパワーパックでワンボリュームタイプを作っておきました。空中配線による検証では良好だったのに、実際にフリスクケースへ組み込んでみたらモーターの逆起電力による過電圧にやられてMOSFETとマイコンチップを何度も潰すなど精神的に凹んで完成は危ぶまれましたが、でもなんとか対策して本日ここに正式発表です。
見栄えを良くしたかったので、フリスクケースの中央にある金型跡に合わせてボリュームを配置。ワンボリューム式のPWMパワーパックで、正転/逆転とPWMデューティー比/周波数とを一つのボリュームでコントロールします。シンプル過ぎる外観かも。
向かって左側面にはφ2.5の4極ジャックが3つ並んでおり、上は電源入力&PWM出力、中はオプションのビデオ出力、下もオプションでキーボード入力になってます。向かって右側面にはパソコン接続用のUSBコネクタを装備しており、パソコン側でターミナル画面を開けば直接コントロールできます。
中身を見てみましょうか、空中配線での検証では全く問題にならなかったノイズ関連のトラブルに遭遇し結局マイコンチップを5個も潰してしまいました(¥210×5個・・・あぁ~)。上図の様に組み込んだ後で焼損すると、モジュール基板裏側に張り付いているTSSOP28サイズなマイコンチップLPC1114FDH28を剥がし、新しいのをハンダ付けしてichigojamファームウェアを焼き込む作業から始めないといけないので可成り焦ります。でも4回も繰り返すともう慣れてしまってそんなに苦痛じゃなくなるのがフシギなところ。
左端にφ2.5の4極ジャックが3個も並んでいて壮絶ですけど、今は一番上の電源入力&PWM出力用のみ結線してます。残りのビデオ用とキーボード用はマイコンモジュールに端子が来ているので後は配線を繋げば即利用できます。また、メインコントロールインターフェースであるボリュームには回転角度検出センサー級10kΩを使うことで快適な回転フィーリングと精度とを提供しています。
気になる制御プログラムは上記に示すBASICで10行も使ってません。ボリュームの回転角度を電圧に変換してそれをマイコンのA/Dコンバーターで数値化すると、角度0度から320度の位置が87~977という数値になって返ってきますのでこれを利用します。
ボリュームの中点を0度として正転/逆転およびPWMデューティー比/周波数の対応を説明すると、逆転方向の制御は-18度の位置が0%100Hzで-160度の位置が100%500Hz、正転方向の制御は18度の位置が0%100Hzで160度の位置が100%500Hzとなるようにしています。工夫しているのは-18度~18度までの位置を無通電地帯としたかったので出力を完全に切り離すためリレーを専用にもう一個使っていること。(→2016年10月24日追記分にプログラム改良あり)
プログラムではボリュームの位置で回転方向やPWMデューティー比/周波数を決めているので手動入力ですけれど、ここに数値を計算で与えてやることにより自動運転制御が可能になります。つまり、超低速から加速して一定時間維持し、やがて減速して超低速から停止という一連の挙動を回転方向も含めてプログラミングでやれるということです。
ichigojamマイコンモジュールの使用ポートは、
イ)PWM出力ポート → 18番ピン(PWM5)
ロ)リレー制御ポート → 正/逆転用に10番ピン(OUT2)、出力切り離し用に11番ピン(OUT3)
ハ)角度検出ポート → 4番ピン(ANA2)
現状では結線していないビデオ出力とキーボード入力端子とを利用すると、パソコンのターミナル画面を必要としないスタンドアロン環境でプログラム開発&修正と制御とが行えます。ビデオ出力はテレビに繋ぐことも出来ますが、3.5インチ程度の小型液晶ディスプレイに繋げばレイアウトの邪魔にはならないでしょう。ただキーボードはPS/2形が必要なのでどうしても場所を取りますが。
USB経由でパソコンと繋いでターミナル画面から制御する時、予めメモ帳などで作っておいたBASICプログラムをターミナル画面へドラッグ&ドロップするとそのままプログラムをUSB経由でマイコンチップへ転送できます。その後ファイル0番地へセーブするコマンドを実行しておけば、次回の電源立ち上げから自動的に読み込んで実行してくれます。これはichigojamマイコンモジュール4番ピンを予めプルダウンしておくことで可能です。
上図は、本体とは別の外付けとなる電源配線回り。12V1A電源アダプターとTOMIX用フィーダー線とがφ2.5の4極プラグに繋がっています。ここに後からビデオ出力やキーボード接続、USB接続などが加わると可成り壮絶な絵面になりそうです。
~以下は2016年10月10日までの開発時内容~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上左図はちょっとアレな感じで見苦しいですが検証中の配線うにゃうにゃ状態なもの。右上緑色の実験用12V電源と右下のTOMIXフィーダー線以外は、全てフリスク空きケースへ収納します。各パーツは小型化を優先して選定したり製作したものばかりなので楽に納まるでしょう・・・・・と思った? 上右図はそれをやってみたところなんだけれど結構大変な目に。
仕様は、一つのボリュームつまみで正転/逆転とを切り替えつつPWM出力は0%~100%まで可変できるワンボリューム式。周波数はichigojamのBASICプログラムで自在に設定可能だけれど、分解能の関係で1kHz以下なら1%よりも細かい刻みで、2kHzなら2%刻み、5kHzだと苦しくて5%刻みになりますけれどコントロールできます。
【使ったパーツの情報】
イ)切手サイズにまでウルトラスモール化したichigojamマイコンボード(製作)
ロ)パソコンUSB接続用ターミナル基板(選定)
ハ)センサー級の10kΩポテンショメーター(選定)
ニ)超小型で安価なラッチングリレー(選定)
ホ)ラッチングリレー駆動モジュール(製作)
ヘ)PWM出力用の低電圧駆動形MOSFET(選定)
【オプションの情報】
ichigojamマイコンモジュールにはPS/2キーボードが繋げるので、キーボードからの多彩なコントロールもプログラム次第で出来るし、さらにVIDEOコンポジット出力もあるから小型な液晶ディスプレーに制御状態を表示できる。
もしも動作が気になったらなら、USB接続ターミナルPCや直接つないだキーボードのSTOPキーで動いているプログラムを止め、ターミナル画面や液晶ディスプレー画面から今動いていたBASICプログラムの修正と再開発が即時可能なところも楽しい。
【回路の情報】←解説厨につき注意
このタイプのパワーパックにおける正転/逆転の方法において、大概は2c接点を持つスライドスイッチやトグルスイッチにクロス配線を施して使ったりする。そしてこのスイッチには直接モーター電流が流れるから数A台な接点容量を持つタイプが必須で、数十mA台の小信号用途な小型タイプは焼けてしまうから使えない。
機械式スイッチをやめて半導体スイッチにするなら、モーター駆動用では定番なHブリッジを使えばいい。扱える電流容量も大きいし単純な正逆切り替えだけでなくPWM駆動も可能だから小型パワーパックを作るには適している。そしてマイコン制御のワンボリュームタイプなら最適とも言える。
だがしかし!別に静穏性を求めている訳ではないし、あれこれスイッチを操作するのが楽しいんじゃないの系なら是非ともリレーを使いましょう。小型なタイプでも接点容量は数Aあるから、2c接点タイプにクロス配線して簡単に組み込める。そしてリレーを駆動するには最低でも1a接点を持つ電流容量の要らない小型タイプな各種スイッチが使えるからバリエーション豊富で各人の趣向に沿うものが見つけられる。さらにこれが重要なのだが、リレーが動作する時に放つカチカチ音があの電動カム軸のそれみたくて、もう兎にも角にも音鉄には堪りませんのっ!!
従って今回の回路ではワンボリューム式でも簡単にマイコン制御できるHブリッジは使わず、敢えてカチカチ音も甚だしいラッチングリレーをワザと組み合しているのであります。これの利点は正転/逆転を切り替えるボリュームの中点付近において、センタークリックの無いボリュームを使っている関係で本当に切り替わったかどうかを触覚では確認できない対策として、リレー駆動の振動と音によってこれを知ることが出来る様にしたこと。いや~、楽し過ぎるよこれ、いつまでも触っていたくなる操作感覚、思わず息が荒くなるもん。
~2016年10月24日追記分【プログラム改良】~~~~~~~~~~~~~~~~~
あれから操作感覚改善のためにプログラムをあれこれと弄っていたのですけど、漸く可成りいい感じなコントロールフィーリングを掴めたので追記しておきます。前回のプログラムVer.3.1では、PWMの周期を8msec(125Hz、低いネ)に固定してあって、パルス幅を0~100%まで変化するようにしていましたが、これだとNゲージ用小型動力台車の製作No.6で作った動力ユニットではウサギダッシュになってしまい気持ち良くありませんでした。
そこで改良プログラムVer.3.3ではPWMの周期と幅とを連動して変化するようにしたところ、ウサギダッシュは無くなって上手く超低速からスタートしてくれるようになりました。具体的には、PWM周期を10msec(100Hz)から2msec(500Hz)まで徐々に上げていくのと同時にパルス幅も0~100%まで比例して上げる様にしました。
このように、プログラムの改変における効果の確認が迅速に行えるシステムは、ずばりBASICならではというところでしょうか。実際にPWMパワーパックを動作させて車両を走らせつつ、リアルタイムでパソコンのターミナル画面からプログラムの修正と送り込みが出来て、RUNリターンで即結果が判るという、この気持ち良さが堪りませんわっ!!(←またかい)
またまた解説厨注意報!
【マイコンチップを5個も潰した原因を考察】
モーター逆起電力によるMOSFET破壊防止策は内蔵保護ダイオードに任せて外付けSBDを省略したのがアウト、1S10を取り付けてからは見事に大人しくなった。それとマイコン出力からのFETゲートドライブは直結だったが、1kΩを噛まして過電流ドライブを防止。この二点が功を奏しそれ以降は悲劇の再来を免れている。
【改良前に何が起こっていたか】
イ)モーターの逆起電力で発生した過電圧がチップMOSFETに流れ込む。
ロ)MOSFETが耐圧を越えて破壊、ドレイン-ソース間が永久導通状態となる。
ハ)破壊によりドレインからゲートに過電流が流れ込む。
ニ)ゲートからマイコン出力ポートへ過電流が逆流してマイコンを破壊。
【一つ目の改良】
ホ)マイコンからFETゲートへのドライブ回路途中に1kΩを挿入。
ヘ)でも相変わらず逆起電力対策してないからFETは破壊を繰り返す。
ト)しかしドレインからゲートへ逆流しても1kΩが噛んでいるからマイコンは無事になった。
チ)結局マイコンチップは壊れなくなったけれどFETが飛ぶのは直せなかった。
【二つ目の改良】
リ)いい加減懲りて、逆起電力を逃がすためFETのドレイン-ソース間へ1S10を挿入。
ヌ)ほれ見やぁ! ようやくFETが飛ばんくなったがね。横着ばっかしとるもんだであかんのだわ。
ル)それとレール間ショート防止用に500mAポリスイッチを挿入して安全性を高めた。
【改良その後】
ヲ)無茶苦茶な操作で正逆転を短時間に繰り返し逆起電力まみれにしてみたけれど、全然平気だったネ。
ワ)もしかしてと思って高耐圧なFETに変えようと思ったけど、このままな米粒FETで大丈夫ネ。
~2018年9月3日追記分【プログラム改良・超スロースタート対応】~~~~~~~~
前回のプログラム更新から可成り時間が経ってしまいましたけど、ちょくちょくと改良は続けていて漸く納得のいくものが出来ましたのでお披露目します。
具体的な改良点は、KATOおよびTOMIXのモーター回転数においてトルクを伴った秒速1回転での駆動が可能な超スロースタートに対応したことです。
前回バージョンとの違いは、スタート時のPWM周波数が従来は100Hzから始めていたものを20Hzからに変えたことぐらいです。ただ20Hzからダラダラと上げる様にするとガクガク走行になるので、途中から上昇カーブが変わる2段階式にしてます。流石に20HzスタートだとLEDのライトは点滅になってしまいますが、モーター回転数はトルクを伴った秒速1回転で駆動できます。
モーターが静止状態から回転状態に移るには静摩擦を越えるトルクを必要とし、これはモータが回転している時に必要なトルクより可成り大きい値です。超スロースタートを可能にするモーター回転数の秒速1回転を実現するには、単純に電圧を絞った直流DCを掛けただけだとトルクが足りず上手く回ってくれませんが、12Vのパルス状で低周波数なPWM波形で駆動するとこれが良く回ってくれるのです。それならスロースタートからハイスピードまでを全て低周波数なPWM波形で駆動すればいいと考えますが、流石に振動が酷くてうるさいのでモーターが静摩擦を破って回転を始めるごく初期だけを低周波数で駆動し、一旦回り始めたら周波数を上げていく様にすればスムーズに加速してくれるという理屈です。
この制御カーブで超スロースタートをやると秒速2mmが実現できるので、スケールスピードを勘案すると時速1kmとなって可成りリアルな発車感覚が味わえますにゃ。
※開発は各人の判断にて行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなく。
【こちらもご参考に】
片軸モーターを鉄道模型用に両軸化する改造No.2(2019年1月21日公開)
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第115呟【キヤノンモーターEN22を分解する】(2019年6月9日:公開)
片軸モーターを鉄道模型用に両軸化する改造No.1(2018年8月7日公開)
第110呟【KATOとTOMIXとGREENMAXとCANONとワールド工芸のコアレスモーター分解】(2019/05/26追記)
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振動モーターを転用した動力台車の製作No.1(2018/6/11:製作経過)>
Nゲージ用小型動力台車の製作No9(2018/4/6:抽出記載)
Bトレインショーティー改造報告No.5【2018/4/5完成:EF210の動力化】
Nゲージ用小型動力台車の製作No.8(2017/1/4発表)
Nゲージ用小型動力台車の製作No.7(2017/1/3抽出記載)
Bトレインショーティー改造報告No.4【2016/12/1製作中:ED75の電飾と動力化】
Bトレインショーティー改造報告No.3【2016/11/9完成:DD51からDB形入換機を作る】
Bトレインショーティー改造報告No.2【2016/11/8完成:DD51からDD16っぽいものを作る】
Nゲージ用小型動力台車の製作No.6(2016/10/20完成)
Nゲージ用小型動力台車の製作No.3(2016/10/20改良)
Nゲージ用小型動力台車の製作No.5(2016/10/18完成)
フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.2(2016/10/11完成)
第74呟【コアレスモーターM716PA-10は動力台車に使えるか】
Bトレインショーティー改造報告No.1【DE10からDD13を作る試み】
Nゲージ用小型動力台車の製作No.2(12/9追加サーボ情報有り)
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ichigojamシリーズが順調に進んでいるようで何よりです。
フリスク容器は内部に余分な出っ張りがないので組み込みには便利そうですが、私は食べないので使う予定なしです。
私の方の近況ですが、
Amazonで安物買いなど回り道ばかりしているのでLEDライト改造は進展無しです。
「改造報告No.9」の元ライト改造品にタクトスイッチと黒いモジュール適用で接点問題解決キーライトにしたいと考えてはいるのですが。。。
又、ダイソーの白いスリムライトテールスイッチ排除直結品に黒いモジュール適用するため、ヘッド部へ貼り付ける「HiLetgo 10pcs 4*4*1.5MM マイクロスイッチ」(薄型タクトスイッチ)送料込み145円を注文しました。来週後半には届く予定です。
今日、セリアの定点視察に行ってきました。
黒いモジュールが入った「セーフティリアライト No.32049」が有りました。
赤色チップLEDと赤いプラカバーです。赤LEDなのに電源はCR2032x2個(6V)のままです。3Vにしても普通の明るさで点灯します。電流制限抵抗など見当たらないので黒いモジュールの中でで何か制限しているのでしょうか?
新規商品で「5LEDスタンドライト No.31077 単三x3本」(黒、白の二種類)が有り、調査用に一個購入しました。
ダイソー品よりも一回り小型で、ライト部もスタンド部も丸みを帯びた台形です。
電流制限抵抗は赤黄黒金で27Ω(実測24.6Ω)でした。配線の抵抗値は片側0.36Ωもありダイソー品と類似です。
ヘッドはダイソー品よりも小さいので、改造で追加回路を組み込むのは大変そうです。
投稿: mytoshi | 2016年10月 7日 (金曜日) 午後 05時42分
(!_!)お久しぶりです、[mytoshi]さん。一週間以上、更新なく放置してしまいましたが低レベルで活動中です。
> 黒いモジュールが入った「セーフティリアライト・・・
情報有難うございます、ご近所のミーツではまだ見ておりません。黒の四端子搭載な白色LEDタイプはもう売り切れていて補充されてませんでした。
> 新規商品で「5LEDスタンドライト・・・
グリオナの新製品情報を見ました。ダイソーの5LEDスタンドが改造屋から絶賛されているのに触発? 強引に形を丸じゃなくしているのが苦労の跡かも。
グリオナの10月新製品広告には、7灯+5灯LEDなカラフル2WAYハイパワーライトの明らかな類似品っぽいハンディ5LED懐中電灯とか、7SMD+1LED懐中電灯など改造屋ホイホイな製品が目白押しです。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年10月 7日 (金曜日) 午後 10時27分
> グリオナの新製品情報
10月号を確認しました。この広告は久しぶりに見ました。というか、忘れていました。
でも、「カラフル2WAYハイパワーライト」を5個持っているのでグリオナ品は買わないと思います。
7SMD+1LED懐中電灯は例のゴツくて使い難い単一ライト並みの太さの単三x3本ライト亜流ですね。これも買わなそうです。
むしろ、『3LED ライト』(ビッグレンズ) http://kingpcfx.seesaa.net/article/367974624.html の先端を4LEDリフ式にした18650化ライトの側面へSMDタイプ(又は帽子型)LED数個貼り付ける方が手頃なサイズになり使い易そうです。
これまでいろいろ弄って来たので私の方は種切れ状態です。
黒いモジュールやタッチ式無段階調光ICを利用して、これまでのライトを更に改造して、スイッチ接触不良に悩まされないで済む使い易いライトを追求してみようと思います。
前コメントの一部修正です。
赤黄黒金を「27」と書いたのは私の明らかなミスです。黄色を「7」とは何を考えていたのでしょう!
正しくは「24」です。
投稿: mytoshi | 2016年10月 8日 (土曜日) 午前 12時42分
(!_!)グリオナ10月の新製品、[mytoshi]さん的には面白味に欠けるとのことで、確かに目新しさに乏しく今更と言う感じが否めません。
それでも当方としては見かけたら買ってみようと思ってます、というのも、どんなところを真似て端折っているのか、100均という枠組みの中でどんな策を講じたかなど、およそ性能とは無関係ではありますが、そんなところに興味があるので。
フリスクケースに色々なものを突っ込むのも、別にフリスクの空きケースが大好物とかそんなことではなく、ただあの限りある容積に対してどんなアイデアを詰め込むことができるか、極論を言えば単なる挑戦というところでしょうか。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年10月 8日 (土曜日) 午後 10時32分
> ウサギダッシュは無くなって
地道な改善が功を奏したわけですね!
Ver3.3の行60,70はバグフィックスとして、シンプルなプログラムなのに行90の変数取り扱い方法変更だけで希望の走りに調整出来て、それほどの成果が出るというのは楽しそうです。
> モーターの逆起電力による過電圧でMOSFETとマイコンチップを何度も潰す
コイルを使った部品を扱う際によく遭遇する事例だと思いますが、空中配線で問題が発生しなかったのは部品間の距離が関係しているのでしょうか?
こちらのノートPCは、
SSDへのWin10HOMEクリーンインストール完了です。USBからのインストールで手作業の設定含めて15分で終わりました。インストールサイズを確認するとわずか13.7GBでした。
起動しなくなってしまったHDDからFirefoxのプロファイルフォルダーをコピーするなど、使用するプログラムの復元は徐々に行います。まずはホッとしました。
二週間以上LEDライト関連作業を下火にしていると、これまでにたくさん作ったので、やらなければやらなくでも済む娯楽だなと改めて実感しています。余っている部品など少し整理する時間を増やそうと思います。
予備のデスクトップ機OPT790SFFはUSB2.0x10個内蔵ですが大量コピーで時間かかり過ぎたので、USB3.0を増設したくなりました。PCI Express x16が空いているので、エアリアSD-PE4U3E-3E1L(1600円)でも買おうかと考え始めています。
投稿: mytoshi | 2016年10月25日 (火曜日) 午後 06時38分
(*_*)BASICでプログラム公開すると、技術力を見透かされしまうのでお恥ずかしい次第です、[mytoshi]さん。アセンブラやCなら自分で作ったものも判らなくなるぐらいなので、他人のそれだと余計に判らず恥ずかしい思いをしなくて済むんですけど。
以下、解説厨。
【マイコンチップを5個も潰した原因を考察】
モーター逆起電力によるMOSFET破壊防止策は内蔵保護ダイオードに任せて外付けSBDを省略したのがアウト、1S10を取り付けてからは大人しくなった。それとマイコン出力からのFETゲートドライブは直結だったが、1kΩを噛まして過電流ドライブを防止。この二点が功を奏しそれ以降は悲劇の再来を免れている。
【改良前に何が起こっていたか】
イ)モーターの逆起電力で発生した過電圧がチップMOSFETに流れ込む。
ロ)MOSFETが耐圧を越えて破壊、ドレイン-ソース間が永久導通状態となる。
ハ)破壊によりドレインからゲートに過電流が流れ込む。
ニ)ゲートからマイコン出力ポートへ過電流が逆流してマイコンを破壊。
【一つ目の改良】
ホ)マイコンからFETゲートへのドライブ回路途中に1kΩを挿入。
ヘ)相変わらず逆起電力によってFETは破壊し続ける。
ト)しかしドレインからゲートへ逆流しても1kΩが噛んでいるからマイコンは無事。
チ)マイコンチップは壊れなくなったけれどFETが飛ぶのは直らなかった。
【二つ目の改良】
リ)逆起電力を逃がすためFETのドレイン-ソース間へ1S10を挿入。
ヌ)ようやくFETが飛ぶことはなくなった。
ヲ)それとレール間ショート防止用に500mAポリスイッチを挿入。
こちらのノーパソ(Let’s note)、バッテリー充電回数が300回を超えたあたりから著しく持ちが悪くなりました。NCR18650Bを8本積んでいるらしい電池パックの、おそらく何本かは潰れかかっている模様で、近いうちに殻割して乗せ換えしないとダメかもです。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年10月26日 (水曜日) 午前 12時10分
クロヤマネ子さんが10/7にコメントしてくださった「グリオナの新製品」ようやく分解記事を見つけました。
セリア「7SMD&1LED 懐中電灯」 http://jt.digital-tokyo.com/go-7smd-1led/
↑「LEDライトLDX」へ7SMDを追加しただけのようです。デカくてゴツ過ぎて持つ気にはなりません。
セリア「ハンディ 5LED 懐中電灯」 http://jt.digital-tokyo.com/go-handy5/
↑本家のライトを持っていれば購入しなくても良さそうです。
やはりどちらも面白みに欠けます。
あっ!そうそう、ねんどろいど『クラリオン』と『涼風青葉』が登場する記事の仕上がりを楽しみにしています。
投稿: mytoshi | 2016年11月 2日 (水曜日) 午後 02時49分
(1_-)ずいぶんと寒くなりオーバードライブ気味なLEDライトが勝手に冷えてくれるのは助かるんですけど、人様用の暖房費がかさむ様になって素直に喜べません。いかがお過ごしでしょうか、[mytoshi]さん。
グリオナ新製品案内10月号記載のLEDライト分解記事情報リンク、ありがとうございます。早速トホホな状況があからさまになってしまってガッカリといったところでしょうか、当方も今回はあまり食指が動きませんでした。
ねんどろいどクラリオンは久々に発売を待ち焦がれていたので、LEDライト改造記事も完成しないうちにフライングしてしまいました! で、改造のほうはというと、現在ランチャーライトV9に掛かりっきり。
イ)コリメーターを嵌めて、
ロ)リチウムイオン電池を積み込み、
ハ)AMC7135で定電流駆動し、
ニ)謎な4端子モジュールを組み込んで、
ホ)小型タクトスイッチで電源ON/OFF出来る様にする。
といった内容になる予定です。当初考えていた誰でもできる簡単な改造とは程遠いモノになってしまうのは致し方ありません、作るなら実用的なものでないとガマンできない性分なのです。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年11月 2日 (水曜日) 午後 09時17分
クロヤマネ子さんの実験の進捗状況は如何でしょうか?
私の方のライト作成は未だに何も進んでいません。
昨日、近所のセリアへ定点視察に行ってきたところ「10月新製品」と「11月新製品」のライトが揃っていました。先月から商品棚レイアウトが変わったので今の担当者が新製品に敏感なのかもしれません。
「9SMD、1LEDライト」は「ミニパワーランタン」を二個分長く伸ばしたような四角い棒状でとても大きく、一度手にしましたが戻しました。結局何も買わずです。
起動出来なくしてしまったノートPCの
クリーンインストール240GBSSD化は、旧状況の最小限復元がひと段落してホッとしています。
Chromeで閲覧中だったサイト復元はできていませんがお気に入りは移せたし、保存したいweb情報を紙copyで取り込むのはIEとFirefoxで閲覧していたのでヨシです。
Firefoxは閲覧中や過去履歴など全て元通り復元できて「流石だな」と思いました。IEはお気に入りだけ複写です。
データコピー中にUSB2.0アダプターがあまりにも遅かったので「USB 3.0 to SATA変換アダプタ」を送料込み650円で購入しました。安くてもUSB2.0アダプターの5倍速以上出ています。。補助電源用プラグが付いているので安定動作です。元々内蔵されていた1TBHDDはデータ保存用にしますが、発熱減らすためにノートPCへ入れずにこのアダプターで外付けにします。
ノートPCのUSB3.0コンセント数が不足するため「Satechi USBハブ10-Port(USB3.0 9ポート+ipad充電 1ポート」(5V 5000mAのACアダプター付き)も送料込み3000円で購入しました。3グループずつ電源スイッチが付いてコンパクトな筐体です。エクスプローラーでデータ転送すると160MB出ていて満足です。今は6200円の業者だけになりました。
投稿: mytoshi | 2016年11月 6日 (日曜日) 午後 11時18分
(’-’)高くなった空を見上げる日々、目下のところLEDライト改造は停滞しております。その代わり鉄道模型関連のアイデアが噴出してきてそれを試すことにエネルギーを費やしています。
グリオナ新製品の情報有難うございます。SMDチップLEDを多用した製品が出るようになって、コリメーターとかレンズなどを使わないためか興醒めぎみであり食指が動きづらいです。
USB3.0は当方のノーパソにも搭載しておりますが宝の持ち腐れ状態です。電流容量が高いため専ら充電端子として重宝していたりして随分と勿体ないことです。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年11月 8日 (火曜日) 午後 02時03分
この記事と直接は関係ないのですが、
「フリスクケース」加工しやすそうなので、ずーっと気になっています。
新製品はケースも少し大きくなったとか。で、探してみました。
http://www.neoujin.com/?p=20444
旧フリスク 全長70mm、全幅32mm、全高10mm
フリスク120 全長70mm、全幅37mm、全高11mm
高さが1mm増えたということは単四電池x3本が何とか入る?
百均「充電用電池ボックス(単三x2本)」に近い寸法なのですね。想像していたよりも大きいです。でも、薄いから単四電池が入るなら改造素材として幅広い使い道が有りそうな気がします。
投稿: mytoshi | 2016年11月24日 (木曜日) 午前 07時21分
(!_!)なんと!それは知りませんでした。情報有難うございました[mytoshi]さん。
あきばおーにて級製品が¥100以下で買えるから、コンビニなどで置いてある新製品な120%ブースターには気付かなかったんですね、なるほどそれで旧フリスクが投げ売り状態なのが漸く理解できました。
フリスクの板厚は1mmと考えればいいので、全幅37mmということは、外箱の厚み1+1と内箱の厚み1+1で合計4mmマイナスして内側には33mmまで入ることになります。全高11mmということは、外箱の厚み1+内箱の厚み1で合計2mm減じて9mmまでのものが内側に入ります。
ということは、径がφ10mmある単4形電池を3本並べたら横幅はクリアできますけど、厚みではアウトとなり依然として組み込み用には向きません、残念です。幅が30mmな角型リチウムイオン電池やリチウムポリマー電池が入る様になるのは嬉しいことです。
投稿: クロヤマネ子 | 2016年11月24日 (木曜日) 午前 08時32分
改造雑件です。
充電器なのでこの電源の記事へ投稿します。
この頃「小電流」で充電必要な改造ライトが増えているため充電器整備検討中です。
果たして年内に仕上がりますかどうか…
セリアで「デコピルケース」発見。リポ用充電器の電流可変改造用ケースに使える
https://pantry123.com/archives/33736
白色を購入しました。外寸93x62x18mmでちょうど良いサイズでした。
中に入れるのは、
Keenstoneリポ充電池付属の充電器(6口、2KAX(LTC4054同等品)使用、2.7kΩで370mA設定)
基板上下に三回路ずつで中央に赤色LED並んでいるから、基板を真ん中で二つに分離すれば収まる。電流設定抵抗器へ10kΩのボリューム(φ16mm、手持ち品)を追加して可変とする。
正面へUSB出力4口、上面へボリュームつまみ、左側面に一口とつまみ、後方へ370mAのままのUSB出力、右側面は電源入力端子。USB端子にはセリアで購入した「ツインチャージャー」の中身二個分がぴったりです。
右上方が空くので充電電流確認用に、USB式電圧・電流チェッカーの中身を追加します。
二年前に140円で購入しましたが、今は100円で買えるようです。
【ノーブランド品】USB 簡易電圧・電流チェッカー ストレート型 (3.4V~8.0V,0A~3A)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00J6ZNKZC/ref=olp_product_details?_encoding=UTF8&me=
投稿: mytoshi | 2017年11月25日 (土曜日) 午後 05時37分
追記:
NTデザインナイフとギスケニッパーだけでは加工しにくいので、何かないかと探したところ「オルファ ホビーのこ」 というものがあることを知り、早速発注しました。
投稿: mytoshi | 2017年11月25日 (土曜日) 午後 06時34分
( 'O') USB式電圧・電流チェッカーが¥100以下で売られているとはオドロキです。
使っている部品代から見てとてもそんな値段では作れないシロモノだと思いますが、原価回収のための投げ売りなんでしょうか。
オルファ―製ホビーのこ、お手軽な値段と大きさでちょっとした加工にはうってつけだと思います。以前、ボークスホビー天国で見たホビーのこは凄まじい値段でビックリした覚えがありますが、これなら替え刃も簡単に入手できてお買い得です。
投稿: クロヤマネ子 | 2017年11月26日 (日曜日) 午前 07時20分