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2016年7月 1日 (金曜日)

ichigojam、3品目。「LPC1114FDH28用ピッチ変換基板の考察」

『ウルトラスモールai.jam』に手を出しました。

 LPC1114のフラットパッケージ品、LPH1114FDH28を取り扱うのには相当苦労します。なんせTSSPO28ピッチの0.65mmピン間隔は、そのままで配線を引き出すのが至難の業ですし。それでピッチ変換基板を使うんですけれど、いろいろと入手してみて使いやすさを比較検討してみました。

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Img_06761 五種類ほど使えそうなモノを揃えて並べてみます。aitendo製は幅が500MIL、600MIL、700MILといろいろなバリエーションがありますね、秋月電子製は600MILのものが手に入ります。また、おもて面にTSSOP28用、うら面にSOP28用の変換パターンが作り込まれているものもあって、至れり尽くせりなモノもあります。
 ちなみに、LPC1114FDH28はTSSOP28用なら間違いなく乗りますが、チップ幅が少し広いSSOP28用でも乗りそうな感じなのでそれも検証してみます。

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Img_06791 それで先のSSOP28用ピッチ変換基板へLPC1114FDH28を実際に乗っけてみたところ、ホントにギリギリっぽい感じでハンダ付け出来そうと判りました。幅600MILの変換基板なら足を付ければそのままichigojam基板のICソケットに乗ります。自作互換機で少しでもコンパクトにしたいなら500MILのを使えばいいかな。

Img_06881 ICBユニバーサル基板にLPC1114FDH28を乗せた変換基板を当ててみたのが上図で、MIL値の意味が良く判るかと思います。500MILなら5ピッチ6穴、600MILなら6ピッチ7穴、700MILなら7ピッチ8穴分の幅になるからです。
 なお、上図の真ん中に示すaitendoから発売している幅600MILのTSSOP28ピッチ変換基板はichigojam用の端子説明がシルク印刷されていたり、クリスタル搭載用ランドパターンが作り込まれていたりするのいで何かと便利に使えると思います。

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