« 2016年6月 | トップページ | 2016年8月 »

2016年7月の17件の記事

2016年7月31日 (日曜日)

ichigojam、8品目。「ラッチングリレー駆動回路の検討」

『ichigojam』でラッチングリレーを上手く使いたいと思ったので。

Img_07732_2              02INTERCEPTOR「ちょっと、こんなに沢山仕入れちゃって!どうするの?」
                          (怒られました!)

 ichigojamのI/Oピンを使ってラッチングリレーを駆動してみたくなり、専用のドライバーモジュールを検討してみたので報告です。秋月電子通商秋葉原店の店頭扱い限定品で、超小型な富士通製ラッチングリレー(FTR-B3GB4.5Z 2極2A2C接点)10個入り¥300を手に入れてみたものの、その使い方が特殊すぎて一筋縄では行かずお蔵入りになりかけたけれど大丈夫だった?

Img_07521Img_07591 1巻線ラッチングリレーの取り扱い方法についてはネット上に詳しい説明ありますんで省略しますけど、要は一旦切り替えた接点を再び元へ戻すには今まで掛けていたコイルへの通電極性を逆にする必要があるのですね、でもそれってモータードライバーで使う様なHブリッジが要るんでないの?と思った訳。メーカー専用ドライバーチップでは確かにHブリッジを内蔵したものが出ていて、そんなことしなければ使えないリレーだから売れなくて安売りしてたのかも。

 それで挫けずにもうすこし調べてみると、オムロンさんのサイトで小っちゃく説明されてたラッチングリレーの駆動方法が、もの凄くクールでイカす回路だったから、回路定数を決める実験してみて上手く使えることが判った時には思わず後頭部から背筋に電気走ったっぽい!

_2 上図はオムロンさんのサイトに載っていた応用回路で不明だった部品定数を実験により確定し、I/Oポートの出力電圧が3.3Vしか出せないichigojamでも駆動できる様にバッファを追加したもの。本来、ラッチングリレーのFTR-B3GB4.5Zは3.3Vあれば駆動できるんだけれど、回路上に逆流防止用ダイオードが二つも入ってるから電圧降下あって4V以上掛けないと反応しない。でもichigojamには5Vを入力する回路が組んであるからそこから電源を分けてもらい、3.3VのデジタルOUT出力からTR1を駆動することで、それ以降のオムロン本来の回路を無事に動かすことが出来た!

 ところでオムロンのそんな駆動回路が、どれほどクールでナイスでスマートなのか、

 イ) シグナル入力HでTR1がONするとコレクタがグラウンドに落ちる。
 ロ) +5V電源はSBDを通ってコンデンサを充電しながらコイルを通電し接点が切り替わる。
 ハ) すぐ満充電で電流は一瞬しか流れないがラッチング動作すればそれ以上必要ない。
 ニ) コンデンサに電荷溜まってもシグナル入力HならTR2のベースはGND電位を維持。
 ホ) シグナル入力が切れると1kΩを通してコンデンサが放電しTR2のベース電位を上げる。
 ヘ) TR2がONするとコンデンサの電荷がコレクタから引き込まれてエミッタへ流れ出す。
 ト) コイルへは先程と反対向きに電流が流れるから再ラッチング動作して接点が戻る。
 チ) 再びシグナル入力がHになればコンデンサへの瞬間的な充電電流だけでラッチング完了。
 リ) そしてシグナル入力が無くなればコンデンサの瞬間的な放電電流だけで再ラッチング完了。

 ということで、ラッチングリレーの接点切り替えには瞬間的な通電しか必要ない点をことのほか上手く利用した見事な回路なのです!

Photo_2 オムロンさんの駆動回路をチップ部品だけで構成してみたのが上図。基板使わず空中配線で仕上げてあるから、配線引き出す時にちょっとでもハンダ加熱間違えると一瞬でバラバラになっちゃうシロモノで。

Img_07551

Img_07571 イメージ図を元に実際組んでみたのが上図。102と103のチップ抵抗取付け面が表裏反対になっていますけど見た目の問題だけで動作には支障ありません。およそ5mm角の大きさに収まってしまうようなモジュールですけど、このあと接着剤などで樹脂埋めしてバラけるのを防いだら取り扱いも楽になるかな。

Img_07581 モジュールもかなり小さいですけどラッチングリレー自体も幅8mm×長さ11mm×高さ6mmともの凄く小さくて色々なものに組み込めそうで期待大です。

Img_07612_2             04SCOUT「このモジュール、何?怪しくて使えないじゃない・・・」
                    (警戒されました!)

 写真に上手く納まる様、引き出した配線をクルクルと丸めておいたのが意図に反して怪しまれてしまいました。

 このラッチングリレー駆動回路の応用第一弾が発表です。
 ⇒ フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.2(2016/10/11完成)Img_08481

※製造・応用は各人の意思で行い、それによって生ずる責任を負うこともお忘れなく。

2016年7月27日 (水曜日)

記録ス、二〇一六〇七二六。

 小雨だけれど粒が大きくて結構濡れる秋葉原、傘さしながらのポケモンゴ多い。駅周辺、ラジ館前やダイビル、ベルサール付近は乱獲スポットで佇むハンターばかり。夏休みな学生流入以上に老若男女狩人で溢れかえって人口密度あがっている街並みだけれど、お店には入らないからお金落とさないし、ただ混雑に拍車を掛けているだけで経済効果はないとみる。

 ソフマップ1号館、とらのあな秋葉原A・B店、アニメイト秋葉原店でそれぞれCDとコミックスを仕入れる。外の混み様に比べて店内は比較的に空いているから助かる。

 電子パーツ通り、ジャンク通りともども駅周辺のあれだけの混み方に比べてこっちはいつも通り。予測通り訪問客は増えても買い物客は増えていない。

 そういえば、電気街口アトレのコラボが『はいふり』から『物語シリーズ』に変わっていたな。

2016年7月26日 (火曜日)

記録ス、二〇一六〇七二五。

 ポケモンゴ侵略された秋葉原、何処を見てもどっちを向いてもそこらじゅうにいる。面白いのは、そんなヒトたちは通りを埋め尽くしたりたむろっているだけで、カードゲーム店やホビーショップ、ゲーセンなどの各店内は伽藍洞なこと。そりゃそうだろう、秋葉原に来ているのはポケ狩りに来ているだけでお店で消費行動するためではないからね、それがポケモノミクスだというのか?明らかに秋葉原での消費行動が下がっているというのに。さらに老若男女の区別なく、ご老人でさえスマホの画面に釘付けとなっている光景にはビックリです。

 秋月電子、LPC1114FDH28は店頭で探しても空っぽなまま。ichigojamはDIPパッケージからフラットパッケージ品を予めハンダ付けした新しいTバージョン基板に移行するから品薄なの?

2016年7月23日 (土曜日)

記録ス、二〇一六〇七二三。

 夏休みとポケモンGOとでヒトいっぱいな秋葉原、10時過ぎから散策開始、。本日発売分のコミックスを数冊仕入れた後、午後の時間を使って鉄分補給に出掛ける。

 その前に秋月電子通商、店頭限定販売ジャンクなラッチング式リレー10個入り¥300を追加購入。フリスクケースへの組み込みで楽そうな極小リレーが1個あたり¥30なんだけれど、ちょっとクセのある特殊な駆動回路が必要なものだから売れてなくて大放出? でもその駆動回路は何とかなることが判ったから在庫増やしておこうと思って。
 千石電商、ウルトラスモールなichigojam【yama-ichigo】をフリスクケースに組み込んだ鉄道模型用PWMパワーパックの製作に使うPS/2コネクター分岐ケーブルを購入。

 さてここからは東京近郊区間大回りの旅。秋葉原から¥170区間の切符を買い、8時間掛けてぐるっと回ってゴールは東京都区内の駅。

 イ)秋葉原→京浜東北線→上野。数分。
 ロ)上野→常磐線→友部。2時間。
 ハ)友部→水戸線→小山。1時間。
 ニ)小山→両毛線→高崎。2時間。
 ホ)高崎→高崎線→赤羽。1時間半。
 ヘ)赤羽→京浜東北線→都区内某駅。数分

 特に常磐線の沿線風景は緑の中を突っ切っていくのがイイですねぇ、レンコンのハス畑でポチっと真っ白な花が咲いているのを見るとココロが洗われます。両毛線に入ると水田の中を突っ切っていくので、この時期の柔らかな黄緑色の絨毯が楽しめます。いずれにしても都区内にばかりいるからか、ビル群で見通しが悪く閉塞感がハンパないのと、吸い続けている大気の透明度がかなり低かったということに今さら気付いた次第。旅の路線は比較的空いているからずーっと座っていけたけれど、お陰で血行が悪くなって足腰が痛くなったのはちょっと悲しかったかな。

記録ス、二〇一六〇七二二(獲物写真付き)。

 なにこれ、半袖で寒いとか涼し過ぎじゃないの秋葉原。お昼過ぎまで小雨、霧雨、小糠雨、それもなんとか上がってから訪れた街は、夏休みに入って浮足立った学生たちで占められる。

イ) アニメイト秋葉原店、「藤原ここあ画集」買う。これは高くても買う、買わねばならぬ。
ロ) とらのあな秋葉原A店、松智洋「パパ聞きスピンオフ版after1」を買う。これも買わねばならぬ。

 両先生とも新作がもう出ないなんて考えるのは辛い、なぜなら生み出された作品のあのキャラ達は今も生き続けているからね。一人のファンとして書籍購入という形でしか誠意を示せないのは何とももどかしいけれど、今後、他メディアへの新展開を期待しつつ応援し続けます。

Img_07421 閉店時間前に駆け込んだaitendo、チップ形のトランジスタで、お馴染みな2SC1815とそのコンプリな2SA1015とを購入、東芝の国産品は製造終ってるから今出てるのはサードパーティー製だけれど、もう随分と使い慣れた石だから特性判ってるしそんなこと全然構わないよね。

2016年7月21日 (木曜日)

ichigojam、7品目。ウルトラスモール化【yama-ichigo】改二の完成」

『ichigojam』のウルトラスモール化、量産形『yama-ichigo』の改二式。

 前回の6品目で【yama-ichigo】の仕様がほぼ固まったので今回は少し改良した改二式を製作、目下計画中な「フリスク鉄道模型用PWMパワーパック・第二弾」に組み込む予定のものです。

Img_07462              02INTERCEPTOR「このコンピュータモジュール、武装にも組み込める?」
                         (ちょっとまだ無理なんじゃないかと・・・・・)

 デスクトップアーミーの【B-101sシルフィーシリーズ・02INTERCEPTOR素体】と【yama-ichigo】。全高およそ8cmな手のひらサイズのシルフィーシリーズと比較したら随分と大きなモジュールに見えるし。でもモジュールの方は14mm×20mmの切手サイズなんだけどね。

Img_07391

Img_07381 前回6品目で披露した量産形試作機と部品やその配置は変わりませんが、少々見栄えを良くしてあります。100Ωと470Ωとから出力するビデオ信号用端子と、5V→3.3V電源レギュレータ用の設置端子は貴重な空きスペースを浪費するφ1mmの大穴を開けて作っていたのですが、今回は必要最小限なφ0.5mmで済ませました。これで随分と結線がスッキリしたと思います。

 しかしながら、たった14mm×20mmな大きさのマイコンボードでBASICが走り、ビデオコンポジット出力も出来てPS/2キーボードも繋がる、10ビットA/Dコンバーター、デジタルI/Oの他に、サーボコントロール可能なPWM出力が付き、さらにUSBシリアル変換ボードを繋げばパソコンのターミナルから操作できてプログラムも流し込めるとか、スゴイ時代になったもんです。今までやりたかったことがこれ一枚で何とかなってしまいそうな勢いで、創作意欲を大いに掻き立てます。

 このウルトラスモールichigojamの応用第一弾が発表です。
 ⇒ フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.2(2016/10/11完成)Img_08481

2016年7月20日 (水曜日)

記録ス、二〇一六〇七一九。

 黒雲過ったかと思ったらニワカ雨にヤラれた秋葉原。訪れた時間帯が既に遅かったからあまりあちこちを回れなかったし。

 秋葉原駅電気街口改札アトレ、コラボが『はいふり』に変わって賑やかになった。

 千石電商本店1F、2016形チップ抵抗1kΩと10kΩの10個切り短冊を各¥50で。3号店のオーディオ関連でφ2.5の4極プラグとジャックを見つけたので買ったけれど¥150と¥180で結構高かった! これらは【フリスク鉄道模型用PWMパワーパック・第二弾】をこさえるのに使う予定。

 秋月電子通商、先日に店頭限定処分品のラッチングリレー10個入り¥300を手に入れて使い方を検討していたら、理想的な駆動回路を見つけて上手く使えそうと判った。それで追加購入したかったけどもう時間切れアウト。これも【フリスク鉄道模型用PWMパワーパック・第二弾】に組み込む逆転スイッチとして利用予定。

 aitendo、末広町のずっと先は遠いな、もう間に合わんからアウトかな。2SC1815と2SA1015のチップ形を手に入れたかったんだけど・・・。先のラッチングリレーを上手いこと使うためのドライバー回路用に。

2016年7月17日 (日曜日)

記録ス、二〇一六〇七一七。

 気温そこそこだけど湿度が高くて蒸し蒸しな秋葉原。3連休中日でヒト多いね、雨降りそうな色の暗い雲が流れていたから傘は用心のために持って出かけたけど大丈夫だった。ベルサールではポタフェスやってて通り過ぎた時に聞き覚えのあるメロディーが併設のライブステージから流れてきたので、入り口付近のスケジュール確認すると『Ray』が来てるらしかった。出たCDは逃さず買ってるファンとしては見てみたかったけれどあまりの混雑で近寄れず。

 ボークスホビー天国3F、昼過ぎにあちこち見回っていると不意に目の前のショーケースがいきなりドドンっと鳴ってビリビリ震えていたから雷でも落ちた?と思ったけど地震。7Fではボークスオリジナルなドルフィードリームのイベントと撮影会を開催してた。でも個人的にはアゾン派。

 秋月電子、秋葉原店の店頭限定扱いの安売り品、ラッチングタイプのSMDメカニカルリレー10個¥300を買ってみる。使い方が特殊なせいであまり売れていない?接点切り替え時のみ瞬間的に電力を食うだけなラッチングリレーは電池駆動の時などは理想的とも言えるけれど。ウルトラスモールなichigojamを作るのに必須なLPC1114FDH28は店頭在庫をださないの?ここのところケースを引っ張り出しても空っぽな日々。

 マルツ秋葉原各店、先日バラして中身を公開した[Mobile Bank Hyper Energy]はまだ在庫あったので二つほど追加確保。しかしながら本店の近くにあるパスタ屋周辺はトマトソースの香りが何時行っても強烈に漂っていて無性にお腹が空いて堪らん。

2016年7月16日 (土曜日)

Nゲージ用小型動力台車の製作No.4(7/18改良あり)

 

 

 ※最新情報(2019年12月15日:TOMIX M-13モーター分解記事→こちらImg_32403

 随分途絶えてしましました、Nゲージ用の小型動力台車を自作したシリーズ第4弾が動作実験完了です。貨物列車で超スロースピードが可能な動力台車を組む場合、低速トルクを稼ぐためにギヤ比を上げたりPWMパワーパックを使ったりしてきましたが、DCモーターを使う以上どうしても限界があります。
 そこで1秒で1回転するような超低速でもトルクが落ちないステッピングモーターを使うことにしました。ただ駆動方法はDCモーターと比べて簡単ではなく、専用のドライバー基板とそれを制御するためのマイコンボードとを必要とします。今回、Nゲージ車両にそれらをなんとか押し込めるぐらいの大きさに出来たので、プログラミングを施して駆動実験を行い、まずまず良好な結果を得たので記載します。

 

Img_07341 上記の動力台車は、KATO製小型車両用動力ユニットから取り出した台車に少々手を加えたものです。元々のウォーム軸はφ1mmなので、ステッピングモーター軸φ1.5mmが入る様にドリルで広げてから圧入し瞬間接着。モーター取付けは、フランジ部分をウォームの噛み合いを考慮して予め曲げておき、台車の平らな所に瞬間接着してあります。現状ではちょっと不安定ですけど、もう少しモーター軸にウォームギヤを押し込めばモーターが台車の上にシッカリ固定できそうな気もします(後日改良しました)。

 

Img_07361  台車を撮るならちゃんと線路に乗っけてみたいですよね、そう思ってもう一台動力台車を作って4軸駆動なBo-Bo配置に。バンダイ製BトレED75の側壁部分を並べてみましたけどギリギリ入りそうな閊えそうな・・・・・ってこの形だと、2M1C(一つの制御器で二つのモーターを回す)方式になるの?

 

 

 

Img_07311 上図はステッピングモーターを駆動するためのドライバー基板とその制御用マイコンボードです。どちらも大きさはほぼ切手サイズ位に収まってます。本来はカクカクと段階的に回るステッピングモーターを滑らかに駆動するにはマイクロステッピングドライブという方法があり専用のドライバー基板があるので使っています。このドライバー基板は、回転方向(時計回り-反時計回り)と回転数パルスを入力すればそれに応じてモーターを擬似アナログ的に駆動してくれる優れものです。
 マイコンボードは何をしているかといえば、回転方向を指示する信号と回転速度を決める数Hz~数KHzのパルスをPWMで作っています。プログラムでPWMパルス出力の周期を増減して、停止状態から超低速、加速、定速運転、減速、超低速、停止、を順次行い、次に方向転換信号を送ったあと、再び同じ加速減速を繰り返して停止、を繰り返す様にしてあります。この動作検証で上手く駆動出来そうな印象を掴めましたので、あとは実際に車両へ組み込んでレールを走らせてみなければなりません。

 

 

 

 この今回の試みは、Nゲージ車両に積めそうな小型ステッピングモーターとそのドライバー基板とを上手く見つけていたものの、それを制御するための小型マイコンボードの製作とプログラミングの段階で二の足を踏んでいました。最近になってichigojamというBASICが動くマイコンボードで何とかなりそうと判り、元々はボード寸法が名刺サイズなものを切手サイズにまで小型化する計画が完了、やっと両者を合わせて念願のアイデアが実現出来たのでした。
 制御プログラムはマイコンボードに繋いでいるシリアルUSB変換ボードを経てパソコン側のターミナル画面から随時開発可能、BASICなのでパラメーターをいじってリターンすれば即実行でき、結果が即座に判るから全然苦痛じゃないです。これがもしワンチップマイコンでの開発になっていたら、アセンブラでコーディングし直してコンパイルしてHEXファイルを転送して×××、なんてやっていたらこんな簡単には出来なかったでしょうねぇ。

 

 

 

 実際にNゲージ車両に組み込めたとして操作環境はどうなるかというと、レールへの通電は12V常時印可、車両のコントロールは315MHz帯の無線式リモコン経由でマイコンボードへ信号を送る方式になります。

 

 

 

【こちらもご参考に】

 片軸モーターを鉄道模型用に両軸化する改造No.2(2019年1月21日公開)
Img_33082

 第116呟【TOMIX M-13モーターを分解する】(2019年12月14日:公開) Img_32403

 第115呟【キヤノンモーターEN22を分解する】(2019年6月9日:公開)
Img_27422

 片軸モーターを鉄道模型用に両軸化する改造No.1(2018年8月7日公開)Img_19502

 第110呟【KATOとTOMIXとGREENMAXとCANONとワールド工芸のコアレスモーター分解】(2019/05/26追記)Img_18952Img_18972

 第107呟【Nゲージの動力に使えるモーターの分解】(2018/6/17:コイル結線方法)Img_17662

 振動モーターを転用した動力台車の製作No.1(2018/6/11:製作経過)2>Img_18652

 Nゲージ用小型動力台車の製作No9(2018/4/6:抽出記載)Img_17442

 Bトレインショーティー改造報告No.5【2018/4/5完成:EF210の動力化】Img_17612

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.8(2017/1/4発表)Img_10061

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.7(2017/1/3抽出記載)Img_09802

 Bトレインショーティー改造報告No.4【2016/12/1製作中:ED75の電飾と動力化】Img_09772

 Bトレインショーティー改造報告No.3【2016/11/9完成:DD51からDB形入換機を作る】Img_09232

 Bトレインショーティー改造報告No.2【2016/11/8完成:DD51からDD16っぽいものを作る】Img_09072

 Nゲージ用貨車の製作No.1(2016/10/20完成)Img_08861

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.6(2016/10/20完成)Img_08911

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.3(2016/10/20改良)Img_08891

 Nゲージ用小型動力台車の製作No.5(2016/10/18完成)Img_08681

フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.2(2016/10/11完成)Img_08471

Nゲージ用小型動力台車の製作No.4Img_07341

鉄道模型用315MHz帯4chリモコンの15ch拡張化改造

 

第74呟【コアレスモーターM716PA-10は動力台車に使えるか】

 

フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.1

 

Bトレインショーティー改造報告No.1【DE10からDD13を作る試み】

 

アルナイン真鍮平板キットへのめっき処理試作

 

Nゲージ用小型動力台車の製作No.1

 

Nゲージ用小型動力台車の製作No.2(12/9追加サーボ情報有り)

 

鉄道模型用PWM式パワーパックの製作No.1

 

鉄道模型用PWM式パワーパックの製作No.2

2016年7月14日 (木曜日)

第82呟【モバイルバッテリー Mobile Bank Hyper Energyのこと】(2016/10/13追記)

 マルツの秋葉原店舗で店頭売りジャンク扱いなモバイルバッテリーを買ってバラしておいたので報告です。AIR’S JAPAN製「Mobile Bank Hyper Energy」という製品で、リチウムポリマー電池3.7V1800mAhを積んだ5V出力のガラケー用モバイル充電器という体裁。マルツでは部品取りにどうぞ、ということで¥300(税抜)で販売してたもの。

Img_07151Img_07141 とてもコンパクトなモバイルバッテリー、といっても折り畳み式ガラケーと同じ大きさぐらい。最近のは18650形リチウムイオン電池を詰んだものが多くて、こんな小さいのはあまり見ないかな。充電端子や出力端子はガラケーのコネクターを使っていて、今時のUSB端子じゃないのには時代を感じさせますなぁ。

Img_07161 キモのバッテリーには、リチウムポリマー形の3.7V1800mAhな単セルを搭載しており、一応ちゃんと過充放電防止回路基板が付いてます。大きさは34×45×10mmで、同じ容積のアルミ深絞り外装な角型リチウムイオン電池が2300mAhあるのと比べると流石に負けちゃってますけど。

Img_07301Img_07281 過充放電防止回路基板にはお馴染みのチップが組み合わせてあります。充放電を切り替えるスイッチにはデュアルMOSFETの8205A、制御チップにはDW01が乗っかっており現在ではaitendoにて二つとも単品で買えたりします。

Img_07181_2 メイン基板の方も良く見てみましょうか、リチウムポリマー電池の充電管理用チップと、3.7Vを5Vに昇圧するコンバーターチップとが乗ってますよ。

Img_07261Img_07191 3.7Vを5Vに昇圧するDC/DCコンバーターには、100均USBチャージャー電池BOXにも使っているBL8530が10μHのインダクターと共に並んでいます。充電制御用のチップには定番のTP4056が使ってあってこちらもaitendoで買えたりするからお馴染みですね。

Img_07271_2 パッケージ裏側にセル情報が記載してありました。セル容量はバラした時に見た外装フィルムにマーキングしてあったのと同じ1800mAhで間違いありません。

~2016年10月13日追記分~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Img_08621  「バラして使うのではなく、これをそのまま使いたい」という お便りを頂きましたので、入力および出力コネクターの情報を記載しておきます。

Img_08641Img_08611 本体側面に設けられた内部リチウムポリマー電池充電用コネクターには3ピン出てますけれど、中央が+5V電源入力で他二つはGNDになってます。また内部リチウムポリマー電池を昇圧した+5Vを出力するケーブル先のコネクターにはこちらも3ピン出ており、中央は+5V電源出力、両端はGNDとSGNDとになっておりSGNDをGNDに繋ぐことで+5V出力が出るようになります。

Mobile_bankin1Mobile_bankout1 写真では判りづらいかもと思って図を用意しときました。なお、出力コネクターの線を途中で切断して利用する場合、リッツ線の赤は+5V出力、無色がGND、緑線がSGNDにそれぞれ繋がってます。出力を取る時、赤線+5Vと無色GNDは予め負荷に繫いでおきますがこの状態では出力は出ず、緑色SGNDを無色GNDに繋いだ瞬間から出力が出る様になります。
 それではどうして最初から無色GNDと緑色SGNDとを繋がないのかというと、内部昇圧回路は外部に出力を取りださなくても動いており少しづつ電池を消耗してしまうのです。つまり緑色SGNDは内部昇圧回路の動作を止める役割をしているという訳です。なので、ここにUSBコネクタを自分で付けようとすると、単純に繋げないということに気付くでしょうか。
 解説厨になりますが、昇圧チップのBL8530には出力を取っていない時に昇圧動作を止める機能がありません。大概のモバイルバッテリーに搭載している昇圧チップは出力が繋がっていない時は昇圧動作を止めて無駄なエネルギーを消耗しない仕組みを積んでいます。

Img_08652     B-101sシルフィー02INTERCEPTOR「おっきなコネクター・・・ちっちゃなUSBにして欲しいかも。」

 ※うーん、でもシルフィーにはUSBコネクターでも大き過ぎると思うんだけれど・・・。         

※分解は各人の判断にて行い、それによって生じる責任を負うこともお忘れなきよう。

2016年7月12日 (火曜日)

記録ス、二〇一六〇七一二(獲物写真追加)。

 なんとまぁ一週間ぶりのご無沙汰な秋葉原。上野マルイ温度時計31℃、生ぬるい風。流石にあちこち変わってるけれどヒト多いな、何故に?

 秋月電子通商、回転角度検出センサーが再入荷していたので追加購入。ichigojam用のLPC1114FDH28は単品で置いてなくて4個¥840-の短冊?が一本残ってるだけ。ここでは買いにくくなったかな、それならばaintedoで¥6高いけれど¥216(税込)で買うしかないか。

 マルツ秋葉原二号店、店頭ジャンクの¥300(税抜)モバイルチャージャー減ってる。これをバラすと3.7V1800mAhのリチウムポリマー電池(過充放電防止回路付DW01&BR8250)と、TP4056充電制御チップに、5V昇圧回路までついてくるから意外とお値打ち?

Img_07091 aitendo、超小型タクトスイッチを買う。米粒みたいな色と大きさの小っちゃな押しボタンスイッチ。押す感触にバラツキがあって、カツッカツッと正常なものからカフッカフッと明らかにバネがイカれてるものまであって品質がいまいち安定してない。10個ほど選別して感触の良いものを購入、案外ハズレがあるので要注意でした。
 写真撮った後はちゃんと仕分けて米粒は戻しておいたけれど、間違って混入してないよね、噛みごたえはあっても消化する能力ないから(ボルト・クランクならまだしも)。

 末広町交差点角にあった若松通商の入っていた店舗ビルに『虎の穴』の飲み屋?

2016年7月 8日 (金曜日)

ichigojam、6品目。「ウルトラスモール化量産テスト1号機完成」

『ウルトラスモールichigojam』に手を出しました。『yama-ichigo(やまいちご)』と命名。

 5品目で超小型なウルトラスモールai.jamに匹敵する切手サイズな大きさでありながら、各種I/Oピンの引き出しが簡単にできる変換基板を使った試作零号機の成功により、量産化に向けた試作テスト機を作ってみることにしました。

Img_07031Img_07041 量産化を目指した試作機はなんともスッキリした外観に仕上がりました。各種I/Oピンの引き出しも部品や配線が邪魔することなく余裕で出来るでしょう。もうTSSPO28ピンから配線を引き出す苦労をしなくても良いのはホント大助かりです。

Img_07051 ちなみに、ichigojamのウルトラスモール化を検証した前回の試作零号機と、今回の量産試作機を並べてみます。BTNのタクトスイッチやLEDをSMD表面実装デバイスに換装後、配線引き回しを再検討して0.26mmスズめっき線で施工してあります。

Img_07081 USBシリアル変換基板も含めてフリスクケースに突っ込んでみると、今回のウルトラスモールichigojamの小ささがよく判ります。この大きさで各種I/Oピンの引き出しが可能なばかりか、まだ何か空スペースへ詰め込める余裕もあって、いろいろと構想が膨らんできます。ひとまずは動作用電源としてCR2032形リチウム電池ではなく、容量の大きな角型リチウムイオン電池を搭載してみようと画策中です。

 このウルトラスモールichigojamの応用第一弾が発表です。
 ⇒ フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.2(2016/10/11完成)Img_08481

2016年7月 6日 (水曜日)

記録ス、二〇一六〇七〇五。

 なんなの今日のこの涼やかさは、でもホント助かるな秋葉原。こんな数日の間に気温変動10℃以上もあると身体がついていけません、ま、灼熱の炎天下よりはマシなので文句は言わない。

 Sofmap1号館4F、7/6発売で本日入荷のCDを二枚買う。街もお店も空いてて助かる。

 秋月電子通商、TSSOP28ピッチ変換基板を追加購入。先日買った10kΩ相当の角度検出センサー、売り切れててまだ入荷してない。ウルトラスモールichigojamに使うLPC1114FDH28の店頭在庫が2個になっていて未だ補充されてない? シャープ製表面実装形7セグLEDが珍しかったので買う。1個¥40だけど10個パックなら割引で¥300-になってお値打ち。この薄さなら余裕でフリスクにもたくさん突っ込めるはずだ。

 千石電商秋葉原本店、部品配置が大幅に変わってしまったので慌てる。本店にあったものが2号店3号店に移っていたり、その逆なパターンもあって再配置場所を覚えるまでは大変かな。

 aitendo、超小型なタクトスイッチを探しに行きたかったけれど時間切れ。ここなら1個¥10で色々なものが選べるからね。このお店は買わなくても見ているだけで楽しめる場所。

2016年7月 3日 (日曜日)

記録ス、二〇一六〇七〇三。

 東京秋葉原はもう梅雨明けたと思った?もう完全に空気と日差しが夏そのもの、日陰を探して歩くようにしないとすぐバテる。上野マルイ屋上の温度時計を何時もの様に観察すると、うほーぃ、39℃だって。これは本気で対処しないとヤバいっぽい。
 午前中に日曜昼市ポイントアップセール狙いで、Sofmap予約分の品々を一括引き取って一旦基地に戻る。午後から再び秋葉原入り、もう熱風だよ熱風、もしかして体温よりも高いんでないの?

 aitendo、ichigojam用液晶ディスプレイモニター1.8インチタイプを剥き出しで使うのも忍びないので、うまく入るケースを探しにいく。ここは国内企業のタカチとかテイシンとかのを扱っていない代わりに、規格外な寸法のものが数十種類も置いてあるから、もしかしてピッタリなのがあるかも知れないし。それでズバリ良さげなものを見つけたので購入。

 Rmobile、ケータイ・スマホ・Wi-Fiルーター用リチウムイオン電池パックを漁る。近頃は新しいものを追加してないのか残り物ばかりになってガッカリすることが多い。で、本日も収穫なし。

 秋月電子秋葉原店、LPC1114FDH28がこの前買った時よりも遥かに少なくなってる。ま、ここで買えなくなっても、aitendoに行けば大量に置いてあるからしばらくは大丈夫かな、なにしろichigojam新基板がフラットパッケージ版を採用するので、今後本格的にそちらへ移行して品薄になったりするのを危惧してのことだけれどね。あと、これもichigojam用にだけど、角度検出センサーを買っておく。10kΩのボリュームの構造を高級にしたようなものだけれど、軸の回転トルクが低くて回しやすいし、”ガリオーム”になりにくいのがいいよね。これでアナログ電圧を読み取ってサーボを動かしてみようと思うのであった。

 マルツ秋葉原2号店、店頭のジャンクで面白いものを見つけた。リチウムポリマー電池を使ったモバイルバッテリーチャージャーで、単セルは1800mAhの容量を持つものを使ってる。お店側が用意したPOPに分解したものが紹介してあり、単セルをバラして利用する部品取りジャンク扱いとのシロモノ。1個¥300(税抜き)。当方はあんましリチウムポリマー電池が好きじゃない、だって過充電になると焼き餅の様に真ん丸に膨れて物理的に機器破壊しちゃうからね、アルミ深絞り外装缶だと膨れると言っても数mm以内だし、ちゃんと安全弁が破れて爆ぜる様なことはないし。

 ベルサールでイベントやってるのは5pb。そうか、『プラスチック・メモリーズ(プラメモ)』のアイラっちを見かけたけれどそう言う訳か。他に『シュタゲ』関連もチラホラ、ま、秋葉原を舞台にしてた作品だったから違和感ないよね。

ichigojam、5品目。「実際にLPC1114FDH28用ピッチ変換基板へ組んでみる」

『ウルトラスモールichigojam』に手を出しました。

 4品目で記載したLPC1114FDH28のピッチ変換基板の新しいアイデアを試してみるため、早速ichigojamを組み込んでみました。

Img_06971

Img_06951 LPC1114FDH28のTSSOP28ピッチ(0.65mm)から配線を引き出すのはとても苦労しますけれど、今回のこの新しいアイデアな変換基板を使えばSOP28ピッチ(1.27mm)で配線できますので可成り楽になるはずです・・・・・と思った? ま、実際、端子間のブリッジに悩まされることはなかったから良しとしましょ。

Img_06972_2

Img_06952 うわっ、拡大したらあんまり見られたくない画像になっちゃったし。検証テストを急ぎたかったから、ハンダ付けや配線引き回しが美しくない・・・かな、でもテストマシンだからってガマン出来るとは思わないっぽい。 う~ん・・・なら早速に改二式の準備を始めるとしますか。

Img_06981 それで、折角作ったウルトラスモールなichigojamに合わせて小っさな液晶ビデオモニターを繋いでみました。大きさは1.8インチで上の写真では文字が潰れて上手く見えませんが、実際はしっかりとリスト打ち出したりしてプログラミングできます。ただ残念なのは、このビデオモニターの電源が12V必要なことで、電池駆動するには電力食いすぎること。モニターとバッテリーにUSBシリアル変換モジュールまで搭載した一体型ポータブルichigojamが作れると面白いかな、それであとはキーボード繋げばいいだけの状態で。まぁ、バッテリーについては角型リチウムイオン電池を使えばなんとなかると思うので、ちょうどいい感じのプラスチックケースが無いか今度見てくるし。

 このウルトラスモールichigojamの応用第一弾が発表です。
 ⇒ フリスク鉄道模型用PWMパワーパックの製作No.2(2016/10/11完成)Img_08481

2016年7月 1日 (金曜日)

ichigojam、4品目。「LPC1114FDH28用ピッチ変換基板の考察その②」

『ウルトラスモールai.jam』に手を出しました。

 前回の考察でLPC1114FDH28のピッチ変換基板比較を記載しましたけれど、その時に閃いたアイデアを今回は説明します。

Img_06941

Img_06931 秋月電子で発売しているTSSOP28/SOP28兼用ピッチ変換DIP化基板600MILタイプを上手く加工すると、ウルトラスモールai.jamの基板に匹敵する大きさながら、各種I/Oピンの引き出しが遥かに楽になる変換基板を作れます!

 上図に示すカット位置で切断したダウンサイジング片は、おもて面がTSSPO28用のランドで、うら面がSOP28用のランドのみとなったシロモノとなり、それぞれのピンはスルホールで繋がっています。おもて面にLPC1114FDH28をハンダ付けし、うら面のピン間隔が広いSOP28ピッチなランドから配線を引き出せば拡大鏡のお世話になる必要がないくらい楽に取り扱えるんじゃないかな。

ichigojam、3品目。「LPC1114FDH28用ピッチ変換基板の考察」

『ウルトラスモールai.jam』に手を出しました。

 LPC1114のフラットパッケージ品、LPH1114FDH28を取り扱うのには相当苦労します。なんせTSSPO28ピッチの0.65mmピン間隔は、そのままで配線を引き出すのが至難の業ですし。それでピッチ変換基板を使うんですけれど、いろいろと入手してみて使いやすさを比較検討してみました。

Img_06771

Img_06761 五種類ほど使えそうなモノを揃えて並べてみます。aitendo製は幅が500MIL、600MIL、700MILといろいろなバリエーションがありますね、秋月電子製は600MILのものが手に入ります。また、おもて面にTSSOP28用、うら面にSOP28用の変換パターンが作り込まれているものもあって、至れり尽くせりなモノもあります。
 ちなみに、LPC1114FDH28はTSSOP28用なら間違いなく乗りますが、チップ幅が少し広いSSOP28用でも乗りそうな感じなのでそれも検証してみます。

Img_06861

Img_06791 それで先のSSOP28用ピッチ変換基板へLPC1114FDH28を実際に乗っけてみたところ、ホントにギリギリっぽい感じでハンダ付け出来そうと判りました。幅600MILの変換基板なら足を付ければそのままichigojam基板のICソケットに乗ります。自作互換機で少しでもコンパクトにしたいなら500MILのを使えばいいかな。

Img_06881 ICBユニバーサル基板にLPC1114FDH28を乗せた変換基板を当ててみたのが上図で、MIL値の意味が良く判るかと思います。500MILなら5ピッチ6穴、600MILなら6ピッチ7穴、700MILなら7ピッチ8穴分の幅になるからです。
 なお、上図の真ん中に示すaitendoから発売している幅600MILのTSSOP28ピッチ変換基板はichigojam用の端子説明がシルク印刷されていたり、クリスタル搭載用ランドパターンが作り込まれていたりするのいで何かと便利に使えると思います。

« 2016年6月 | トップページ | 2016年8月 »

2022年10月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト
無料ブログはココログ