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2016年5月 9日 (月曜日)

第79呟【リチウムイオン電池パックを分解する⑧】

 秋葉原の中古ケータイ屋Rmobileで入手したリチウムイオン電池パックをバラしてみます。モバイルルーター用の標準電池パックでURoad-9000SBTという型番、セル寸法は38mm×54.5mm×5mmの大きさで3.7V1350mAhの容量があります。

Img_05721 電池パック外装の大きさは42mm×58mm×5.2mm、これをバラして取り出したセルのの寸法は38mm×54.5mm×5mmでほとんどをセルが占めています。

Img_05731 アルミ深絞り缶にレーザー刻印があります。どうやらLG製のリチウムイオンセルを使っている様です。

Img_05741 リチウムイオンセルの過充放電制御基板は至ってシンプルでワンチップしかついてません。どうやらデュアルMOSFET内蔵タイプの様です。

Img_05761 型番を調べてみると、またもやMP31ABBでした。デュアルMOSFET内蔵の高性能品で、以前バラしたURoad-5000/-7000用のバッテリーパックにも同じチップが付いていた覚えがあります。(参照→第70呟【リチウムイオン電池パックを分解する④】

 この電池パックは3個入手できたので、全てバラしてからグリーンオーナメント製LEDランタンに突っ込みました。寸法的にはギリギリ入る大きさで3枚重ねて入るので1350mAh×3並列接続で4050mAhの容量が稼げます。

 参照→ 100均ライト改造報告No.20(5/12完成:グリーンオーナメント製LEDランタン改)Img_05921

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コメント

> グリーンオーナメント製LEDランタンに突っ込む計画が進行中

完成した記事が楽しみです。
このランタンは適度な乳白色で眩しくないし製品としての完成度が高くてお気に入りです。

残念なのは、単四x3本駆動であることです。単三x3本が余裕で入るのに勿体ないです。角型Li-ionであれば電源問題は一気に解決ですね。充電基板を入れるスペースも十分有りますし。

このランタンは他製品の上部にある「円錐状の反射板」が無いので、上に向かった光が無駄になっているようでもったいないです。

私は厚紙にアルミテープを張ったものから切り出して円錐状反射板を作りたいと考えているものの未だに実行していません。角度を「何度」にしようかと悩んでいますが、音と同じように反射すると考えれば下記リンク先記事結果から「90度」が良さそうです。
http://jomako.my.coocan.jp/craft/free/free4.htm

(!_!)未だ完成まで行ってませんけれど、バラした角型リチウムイオン電池が3枚重ねて入るスペースは既に確保できました。

 あと以前[mytoshi]さんから頂いたコメントから一つアイデアを頂いて新たに組み込む機能があります。それの予備動作試験はちょっと改造が必要で実装は危ぶまれましたが、無事に問題はクリアできそうなため、あとは一つに組み上げるだけという段階にきており、なんとか数日中に仕上げたいものです。

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