100均ライト改造報告No.16【5/30照射データ記載:BLT LED LIGHT高輝度化】
100均ショップのミーツで入手したグリーンオーナメント製の【BLT LED LIGHT】を高輝度化改造しました。元々は単3型電池1本を電源とし、昇圧回路にCX2601を使って帽子型LEDを駆動するリフレクター式のLEDライトですけど、LEDをCREEチップXP-Gへ換装しさらに昇圧回路をCL0117+SBD+C+VDD接続先変更版に入れ替えて強化しました。
第二弾:参考⇒ 改造報告No.16-2【改二式:BLT LED LIGHT高輝度化】
第三弾:参考⇒ 改造報告No.16-3【改三式:BLT LED LIGHT高輝度化】
fig.0 艦娘の大和さんに食べられそうな【BLT LED LIGHT】高輝度改造機
戦 艦 大 和「BLT・・・ですか、とってもハイカラな香りがします、グゥ・・・お、お腹が空きました、吹雪ちゃん・・・」
駆逐艦吹雪「えっ、もうですか! また長門さんに怒られちゃうよ~」
fig.1 グリーンオーナメント製【BLT LED LIGHT】高輝度改造機
高輝度改造機の外観。外からでは全く同じに見えるけれども、リフレクター底に見えるLEDがCREEチップXP-Gの四角いダイに変わっているから見分けることは出来ます。
照射比較してみたところ、ノーマル未改造では142Lux@1mの照度値に対し、改造機では77ルーメンの光束値で480Lux@1mとほぼ3倍の明るさにアップしたことを確認できました。
上図は発光部ユニットをバラしたところ。帽子型LEDとそれを集光するリフレクター、CX2601と10μHによる1.5V電源系昇圧回路、それを載せるための基板と電池極基板、ユニットの空間を確保するスリーブ、それを押さえ込む金具からなります。
高輝度化改造では、LEDにCREEチップXP-GランクR4を使いました。昇圧回路には実績のあるCL0117+SBD+C+VDD接続先変更版を採用、電池電圧が1.5VあるとLEDには200mAくらい流せるので可成り明るくなります。そうなると発熱の問題を考えなくてはならないので、専用の放熱板をφ16mmの大きさに加工して対応しました。昇圧回路を組むための基板は、ベークライトのICBユニバーサル基板からφ16mmに切り出したものを使用、スリーブの空間は余裕があるので、CL0117、1S4、33μH、47μFの各部品は楽に組み込めました。元々は帽子型LED用に焦点位置が決まっているリフレクターは、XG-Pが綺麗な焦点を結ぶ位置まで裾を少し削ってあります。
fig.6 CREEチップXP-Gの放熱板をφ16mmに加工
φ16mmに削った放熱板へXP-Gを取り付けるのには結構苦労しました(LED回りが汚れてる・・・)。最初から放熱板付きのXP-Gを使えば済む話なんですけど、丸く削る時にLEDの樹脂レンズを傷つけてしまう恐れがあったので。LEDのプラスとマイナスの配線は放熱板に貫通穴を設けて、そこから背面へ導く方式にしました。
fig.7 CREEチップXP-Gのプラス・マイナス線を背面に引き出す
1S4の余ったリードに絶縁被覆を施して貫通穴からLED放熱板の背面へ導きます。中央のケガキは放熱板を丸く削るための中心位置割り出し用に印をつけたもの。
fig.8 CL0117系昇圧回路をICBユニバーサル基板上に組む
丸く削り出したICBユニバーサル基板へ昇圧回路を組み込んだところ。33μHは、より低Rdcの大き目なパワーチップを使ってもまだ余裕ありそうです。
CREEチップXP-G放熱板とICBユニバーサル基板とは密着して取り付けます。今までの改造では少し浮かして取り付けるんですけど、今回は焦点位置の調整は必要ないから密着で構いません。
スリーブに組み込んでみたところ。まだ空隙が十分に残っているので、CL0117のパラレル接続回路を組むことも可能なことが実証できました。でもそれについては次回以降のバリエーションで試すことにします。実施済:参考⇒改造報告No.16-2【改二式:BLT LED LIGHT高輝度化】
今回は、LEDと昇圧回路からなる発光部ユニットの高輝度化が改造のメインで、上図が完成形となります。
fig.12 リフレクターとその中央に納まったCREEチップXP-Gの様子
それで早速に完成した発光部ユニットをライトヘッドに組み込んでみました。リフレクター中央部にCREEチップXP-Gの四角いダイがピタリと入っており、まずまず良好な結果です。
今回採用した昇圧回路は、上図に示すVDD端子の接続先変更版です。
電源電圧とLED電流との関係は上図の様に変化します。今回はLEDにXP-Gを使うので、グラフ中では【◯】でプロットした太線の挙動に相当します。
※改造は各人の判断にて行い、それによって生ずる責任を負わねばなりません。
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第111呟__________100均タイマーライトのちょい改造(タイマー再始動用スイッチの追加)
【LEDライトの製造・改造、比較で気になる情報】
LEDライト改造で知りたい情報__ →CL0117、CL0118B、CX2601に[SBD+C]追加して最適化検証
LEDライト改造で知りたい照度比較__→100均ライト改造品および未改造品の照度測定比較
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「バリエーション(ロ)」の加工途中版、興味深く拝見しました。
XP-Gを使うのでCL0117を2回路で高輝度化するのではないかと勝手に想像していました。
でも写真に載っているφ16mmの放熱板では1回路分の発熱処理が限界でしょうか。
アルミ板をスリーブ状に丸めて、リフレクター側に立てる様に放熱板の周囲へ巻き付ければ2回路分の熱を処理出来る気がします。
ボディがランチャーライトのようにアルミ製なら放熱設計が楽になるのですが。
私がAmazonへ発注している134円のライトは「アルミマグネシウム合金」のようなので、14500、16mm放熱板付きXP-G(又はXM-L2)、AMC7135x2=640mA駆動を妄想しています。auモール訳ありライトの調光ICを流用して100%、20%切替式。PICマイコンを組み込める技量が付けば自由自在になるのですが無いものねだりしても仕方ありません。
投稿: mytoshi | 2015年5月28日 (木曜日) 午後 06時07分
[mytoshi]さんの推測通り、最初はCL0117パラ接続を考えていました。CL0118BでVR500Ωを使った擬似定電流回路は検証済みですけど、CL0117ではまだ確認で出来ていないので、一先ず単機駆動という訳です。
これは放熱板のアイデアですけれど、アルミ深絞りのカップ形状のものならちょっと大きめな電解コンデンサーをバラせば簡単に手に入ります。電源用電解コンデンサーならφ16mm程度のものはたくさんあるはずで、電源系ジャンク基板と睨めっこです。若干肉厚が薄いのは難点かも。
投稿: クロヤマネ子 | 2015年5月28日 (木曜日) 午後 08時23分
> 若干肉厚が薄いのは難点かも。
もう電解コンを分解してしまったでしょうか?
電解コンのケースでは薄過ぎて放熱効果期待出来ないと思います。
アルミ板は1mm程度のものを想定していました。Big5の筒を利用して丸めれば良いと考えていました。
それよりは「0.2mmの薄い銅板」のほうが加工しやすいと思います。放熱板へハンダ付け出来ますので3倍厚いアルミ板位の放熱効果を期待出来るのではないでしょうか。
投稿: mytoshi | 2015年5月28日 (木曜日) 午後 09時08分
>もう電解コンを分解してしまったでしょうか?
分解はまだしていません、[mytoshi]さんの言う通りでちょっと考えが甘かったです。新しい放熱アイデアまでご提案頂き有難うございました。
投稿: クロヤマネ子 | 2015年5月29日 (金曜日) 午前 01時57分
もう完成ですか!素早い仕事です。
いつもながら綺麗な半田付け、見ていて惚れ惚れします。
> 放熱板へXP-Gを取り付けるのには結構苦労しました
クロヤマネコさんはどのような方法でハンダ付けを行ったのでしょうか。
ペーストハンダ(クリームハンダ)でしょうか。
私は16mmにする時、ハンダ付けの自信が無いので放熱板付きから切り出し、ヤスリで仕上げています。LEDの保護はコリメータを被せました。
> 改造機では480Lux@1mとほぼ3倍の明るさにアップ
リフによる配光の形が分からないので何とも言えませんが、XP-Gへ200mA弱なら妥当な明るさでしょうか?
Amazonで購入したスポット配光気味の単三1本ライト「RL-AABK2-Y」(帽子型3cipLED)をアルカリ電池で点灯した時の照度に似ています。このライトの電池側電流は450mAでした。
LEDがXM-L2で違いますが、
市販ライト「ROFIS PR11」をNiMH 1本で58ルーメンモードで点灯した時の中心照度にも似ています。このライトは照射直径50cmと比較的広角でした。この時の電池側電流400mAです。このライトは14500でも明るさは同じで電池側電流が減るだけ、High時180ルーメン、Low時4.5ルーメンと少し物足りない。
市販ライト「Neutron 2A V2」をNiMH 1本で70ルーメンモードの照度は500Lux強です。このライトは周辺光が豊かです。
NiMH 1本でターボ時480ルーメン(14500にすれば800ルーメン!)、通常はHighで230ルーメン(90分)、Midで70ルーメン(3時間)、節約時はLowで11ルーメン(72時間)出るのでとても使いやすいです。常夜灯モードは0.04ルーメン(33日)と暗過ぎて足元がようやく見える程度です。私は0.1ルーメン位のほうが好みです。
PICマイコンを使いこなせるようになれば市販ライトのような調光段階を自分好みのパターンで製作出来るはずなので勉強したいと思います。
投稿: mytoshi | 2015年5月29日 (金曜日) 午前 09時06分
>どのような方法でハンダ付けを行ったのでしょうか。
クリームハンダあれば楽なんですけども持ってないので、普通のフラックス入り糸ハンダです。最初はラフにハンダ付けしておき、次に放熱板全体へ熱が回るくらいの発熱量にコテライザーのガス量を調整、接合部のハンダを再加熱して緩んだところを竹串でつついて位置決めしました。でも写真で判る通りあまり綺麗な仕上がりではありません。
480Lux@1mという照度値は、最近1000Lux@1m越えの改造機を扱っているためか案外暗く見えてしまいますが、この細くて小さなボディでこの明るさなら満足です。
投稿: クロヤマネ子 | 2015年5月29日 (金曜日) 午後 05時00分
照射パターンの追加をありがとうございます。
照射径35cmならまずまずの使い勝手だと思います。スポットがもっと強いのかなと考えていました。
今回の記事の「看板娘」はこれまでと少し雰囲気(眼の感じ?)が違います。
改造報告No.12-3の娘と顔の雰囲気が似ている気がします。
私の個人的な好みからすると一位は、改造報告No.10-2の「看板娘」です。
> 何だかとってもハイカラな香りがします。
この筐体は「少し臭いがある」と言われていますが、
グリーンオーナメント製「ランチャーライトV6」と比べてみるとどんな感じなのでしょうか。
「ランチャーライトV6」の場合はスイッチのゴムキャップが臭うので、ダイソー「リフラン」のキャップと交換したところ改善されました。もっとも、このライトは改造の面白みが無いので放置しています。
一番臭いがひどいのはローソンストア100で購入した来邦工業製「LED9キーライト」のゴムキャップです。
とても使う気にならないひどい臭気で、ポリ袋を二重にしても臭います。
私の場合はCR2032x2と筐体を改造用に使うだけなので問題ないですが。
投稿: mytoshi | 2015年5月30日 (土曜日) 午後 06時36分
[mytoshi]さん、鋭いですね。雰囲気が違うのは、スケールいわゆる頭身が違っているからです。
LEDライト改造とは趣旨が異なるので恐縮ですけど説明しておきます。改報No.16の「大和」と改報No.12-3の「赤城」は、プルクラ製スマホスタンドのシリーズで3頭身、改報No.10-2の「イオナ(伊401)」はグッドスマイルカンパニー製ねんどろいどのシリーズでほぼ2.5頭身(公式ではノンスケール)です。プルクラ製スマホスタンドの「大和」は本日5月30日発売で、予約取れなかったから店頭品を漁ってきたところです。ちなみにセリフの元ネタはTVアニメ艦これ第八話です。
20時半頃、記事を更新していたらヤバイ揺れ方の地震が来たので、防災科学技術研究所の強震モニタにアクセスして揺れの伝わり方を見ていると、数十秒後にドカンと本震が来て大きく揺れたかと思ったら、部屋の荷物が崩れてきてパソコンもろとも埋まってしまいました。しばらく脱出するのに時間を要しましたが、高層階に住んでいると実際の震度以上の揺れになって大変です。
投稿: クロヤマネ子 | 2015年5月30日 (土曜日) 午後 10時26分