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2014年9月 3日 (水曜日)

やらかした記憶・・・第44呟【PC98とその互換機の受難】

【PC98とその互換機の受難】

 1985年頃から2005年頃までの話。無電解ニッケルめっき浴の成分分析と自動補給管理を行う装置は、メインコンピュータにNEC製PC9800シリーズやEPSON製互換機などの汎用パソコンを使っていた。拡張用Cバススロットにコンテック製ADコンバータ基板を突っ込み、ニッケル濃度測定用光センサー信号と、pH電極センサー信号とを読み取る。5インチまたは3.5インチのフロッピーディスク(後期にはHDDも利用)にBASICで組んだプログラムを入れて起動。I/Oポート出力基板から外部リレーを駆動してポンプや電磁バルブなどを操作するもの。

 無電解ニッケルめっきラインに併設するこれらの装置は一応は箱に入っているものの、湿度や温度を管理する能力が無いために、高温多湿環境にはめっぽう弱かった。特に90~95℃を保っている無電解ニッケルめっき槽から立ち上る蒸気は、電導性に優れる無機塩を大量に含んでいたから、これらがパソコン内部に入り込んで結露を起こし、配線パターンがやられて断線やショートをよく起こしていた。

 ま、ほとんど何の対策も施していない汎用パソコンだから隙間はたくさんあるし、基板も剥き出しだし、大体ファン回さないと排熱も出来ないから密閉構造なんてあり得ない。途中リタイヤした代替え機は洗浄処置を受けた後、次の出番が来るのを滅多に人の入らない倉庫の奥の棚の上で何時までも待ち続ける。歴代のシリーズが並んでいるのを見た時には何かとても切ないものを感じたな。

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