やらかした記憶・・・第34呟【濃硝酸を初めて知った日】
【濃硝酸を初めて知った日】
『何もかもみな懐かしい過去編』
学生の頃にやっていた建材用アルマイト処理会社でのアルバイト。建浴で使った62%濃硝酸の空ポリ容器を工場建屋の裏へ運ぶ。こっそり、残った液を地面に垂らしてみる。初めて見る62%濃硝酸は揮発性のある液体で、指先につけると少し熱くなる感じがした。たまたま雫が靴に垂れてしまい、少しケムリが出たような気がしたけれど、その時はまだ何も知らなかったから気にしなかった。
後日、指先は少し黄色くなっていただけだったけれど、靴に垂れたその箇所には綺麗な丸穴が空いていたのでビックリした。そしてそれは濃硝酸の威力を知った瞬間だった。
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